定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

年間購読をお申し込みの方へバックナンバー2冊無料プレゼント

年間購読をお申し込みいただきました方に、ご希望のバックナンバー(2008年4月号以降)を2ヶ月分サービスさせていただいております。なお、冊子(紙ベース)の在庫がなくなった場合、PDFでのサービスとさせて頂きます。ご希望がない場合、2008年4月号以降から2ヶ月分お送りさせて頂きます。

Yano E plus に対するご意見

『Yano E plus』へのご意見・ご要望をお聞かせ下さい。
「ご意見」欄に、ご関心のあるテーマ、『Yano E plus』に掲載して欲しいテーマ等、ご記入をお願いいたします。
例)半導体の製造装置(ステッパ市場)に興味がある、ナノインプリント市場がどの程度の市場規模があるのか知りたい、車載向けコネクタ市場の参入メーカを調べたい、等。
ご入力頂きました情報は、テーマ企画策定以外の目的には使用いたしません。
皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2015年3月号(No.084)

 トピックス 

《次世代機器》
●無人航空機(ドローン)市場
~点検・監視、および農業などから徐々に運輸分野へ いよいよ離陸期に突入

無人航空機あるいはドローンの定義について、防衛白書では、「無人航空機とは、機上にパイロットなどが搭乗していない航空機で、基本的に自律飛行し、外部からの操作も可能なものである」という記述がされている。
また、米国国防総省では、「無人航空機とは、人間が搭乗することなしに、自律あるいは遠隔操縦による飛行が可能であり、所定の任務を遂行するためのペイロードの搭載、及び機体の投棄あるいは回収が可能な航空機である。いわゆるミサイルや砲弾に類する飛行体は含まない」と定義している。
一方、ドローンという呼称は、ラジコンなどの玩具に用いられることもあるが、これまでは、軍事用途に利用される無人航空機を指して用いることが多かった。
2015年5月に日本において「第1回国際ドローン展」の開催が予定されており、ドローンという呼称も、民生用無人航空機として次第に馴染んできているようだ。
本稿では、こうした定義などを踏まえ、操縦者として人が搭乗していない航空機のことを指して、無人航空機という呼称を用いることにする。

 内容目次 

《次世代二次電池シリーズ》
●有機二次電池の現状と見通し (3~32ページ)
  ~実用化はベンチャー系の製品が先行し、LiB市場に大きな影響も~

  1.はじめに
  1-1.有機活物質は大容量が期待できる
  【表1.有機二次電池の正極用活物質(検討例)の種類】
  1-2.有機活物質の利点と今後の課題
  【表2.有機活物質のメリットと課題】
  1-3.有機活物質で注目度の高い材料
  (1)導電性高分子
  【図1.イーメックスの「導電性高分子正極」の放電特性】
  (2)ラジカル化合物(有機中性ラジカル)
  (3)ドナー性化合物
  (4)アクセプター性化合物
  【図2.ベンゾキノンの化学構造】
  【表3.高分子系と低分子系の主な有機活物質】
  1-4.有機二次電池の市場化動向と見通し
  (1)全般的状況
  【図3.有機ラジカルポリマー電池(試作品)】
  (2)有機活物質による大容量キャパシタ
  【表4.プロトン型キャパシタと各種エネルギーデバイスの性能比較】
  (3)「キャパシタ電池」の特長と見通し
  【表5.「キャパシタ電池」と各種蓄電デバイスの性能・コスト比較】
  【表6.車載LiBと「キャパシタ電池」の併用効果(参考例)】
  【表7.LiBと「キャパシタ電池」のコスト構成の比較】
  【図・表1.有機二次電池のWW市場規模推移・予測(金額:2015-2020年予測)】
  2.注目機関・企業の動向
  2-1.イーメックス株式会社
  【図4.「キャパシタ電池」の充放電メカニズム】
  【図5.「キャパシタ電池」の試作品(左)と導電性高分子正極(右)】
  2-2.学校法人愛知工業大学工学部応用化学科(森田研究室)
  【図6.Br3TOT電池の放電曲線(a)とサイクル特性(b)】
  2-3.公立大学法人大阪府立大学大学院理学研究系(松原研究室)
  【図7.ナード研究所と大阪府立大学が試作したコイン型二次電池】
  2-4.独立行政法人産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門
  【図8.各種の有機正極材料の放電曲線】

《注目市場》
●車載コネクタ市場 (33~50ページ)
  ~安定成長が続く中、注目されるモジュラー型スマートフォンなどから
   採用が進む非接触コネクタ~

  1.遂に登場する非接触コネクタの衝撃!
  2.車載コネクタの種類
  2-1.ワイヤハーネス用コネクタ
  2-2.基板用コネクタ
  2-3.FPC用コネクタ
  2-4.角型I/Oコネクタ
  2-5.同軸コネクタ
  2-6.EV用高電圧コネクタ
  2-7.非接触コネクタ
  3.車載コネクタの市場規模推移と予測
  【図・表1.車載コネクタの国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2012-2017年予測)】
  【図・表2.車載コネクタの種類別国内市場規模推移と予測(金額:2012-2017年予測)】
  4.車載コネクタのメーカーシェア
  【図・表3.車載コネクタの国内市場におけるメーカーシェア(2014年)】
  5.車載コネクタに関連する企業および団体の取組動向
  5-1.株式会社アイティティキャノン
  5-2.イリソ電子工業株式会社
  【図1.Auto I-Lock™方式を採用した車載コネクタ11500シリーズの外観写真】
  5-3.SMK株式会社
  5-4.京セラコネクタプロダクツ株式会社
  5-5.学校法人慶応義塾大学
  【図2.従来のコネクタとTCLコネクタの違いを模式的に示した図】
  【図3.車載LAN用非接触コネクタの原理を示した図】
  5-6.住友電装株式会社
  5-7.タイコエレクトロニクスジャパン合同会社
  5-8.学校法人玉川学園
  5-9.日本圧着端子製造株式会社
  5-10.日本航空電子工業株式会社
  5-11.ヒロセ電機株式会社
  5-12.フエニックス・コンタクト株式会社
  【図4.PHOENIX CONTACT社の充電コネクタの外観写真(上側AC充電用,下側DC充電用)】
  5-13.フジクラ電装株式会社
  5-14.古河AS株式会社
  5-15.三菱電線工業販売株式会社
  5-16.ミツミ電機株式会社
  5-17.矢崎総業株式会社
  6.車載コネクタの課題~非接触コネクタはいつ実現するか~

●遠赤外線カメラの市場動向(2) (51~59ページ)
  ~ナイトビジョンはEuro-NCAPが市場を活性化する~

  1.新たな動きのある分野
  2.遠赤外線センサー・カメラメーカー
  【表1.赤外線関連分野の参入企業(ナイトビジョンを中心として)】
  2-1.海外メーカー
  (1)フリアーシステムズ(FLIR Systems, Inc.)
  ①小規模赤外線アレイセンサーの低価格化
  ②高性能赤外線イメージセンサー(車載用を中心として)
  【表2.主要自動車会社各社のナイトビジョンシステム】
  (2)フルーク(Fluke Corporation)
  ①小規模赤外線アレイセンサー
  2-2.国内メーカー
  (1)株式会社チノー
  ①小規模赤外線アレイセンサー
  (2)オムロン株式会社
  ①小規模赤外線アレイセンサー
  (3)日本電気株式会社(NEC)
  ①高性能赤外線イメージセンサー
  (4)パナソニック株式会社
  ①小規模赤外線アレイセンサー
  (5)三菱電機株式会社
  ①高性能赤外線イメージセンサー
  3.遠赤外線レンズ・ガラスメーカー
  3-1.海外メーカー
  (1)サニー(SUNNY OPCHICAL TECHNLOGY(GROUP)COMPANY LIMITED)
  3-2.国内メーカー
  (1)株式会社タムロン
  ①素材レンズおよびレンズユニット
  (2)その他国内レンズメーカー
  4.市場規模
  【図・表1.ナイトビジョンシステムWW市場規模(金額、数量:2015-2020年予測)】

●業務用掃除ロボット市場 (60~65ページ)
  ~市場活性化し、需要開拓が進む床面掃除ロボットと太陽光パネル掃除ロボット~

  1.はじめに
  2.市場動向
  2-1.2014年度に新規参入が相次ぐ。市場拡大するが、まだ規模は小さい
  【図・表1.国内業務用掃除ロボット市場規模推移と予測(数量、金額:2012-2020年予測)】
  2-2.目的や機能によって異なる動向
  2-3.2014年度は市場創造に向けてスタートの年
  3.メーカーシェアと注目需要分野
  3-1.ロボットのタイプにより参入企業の顔ぶれはマチマチ
  3-2.まだ市場創造過程で、シェアを算出するほどの市場レベルにはない
  【表1.業務用掃除ロボットのタイプ別参入業(参入見込み含む)】
  4.展望と課題
  4-1.人手による作業が中心で、作業効率も悪い業務用掃除市場環境
  4-2.業務用掃除ロボットには、掃除能力とコストメリットが必須
  4-3.二面性を合わせ持つ業務用掃除ロボットの効果と弊害。メーカの指導がポイント
  4-4.使用条件の幅を広げることが業務用掃除ロボットの発展につながる
  4-5.潜在需要はそれぞれに存在するが、いずれも用途の拡大は不可欠

《次世代機器》
●無人航空機(ドローン)市場 (66~86ページ)
  ~点検・監視、および農業などから徐々に運輸分野へいよいよ離陸期に突入~

  1.無人航空機の現状
  2.無人航空機の種類
  2-1.固定翼型
  2-2.回転翼型
  3.無人航空機の民生展開分野
  3-1.農業
  3-2.点検・監視
  3-3.運輸
  3-4.科学・研究
  3-5.その他
  4.無人航空機の世界各国の取組
  4-1.米国
  4-2.EU
  4-3.イスラエル
  4-4.日本
  5.無人航空機の市場規模予測
  【図・表1.無人航空機の国内およびWW市場規模予測(金額:2015-2020年予測)】
  【図・表2.無人航空機の用途別WW市場規模予測(金額:2015-2020年予測)】
  6.無人航空機の国内主要企業および団体の取組動向
  6-1.独立行政法人宇宙航空研究開発機構
  6-2.合同会社X-TREME COMPOSITE JAPAN
  6-3.兼松エアロスペース株式会社
  6-4.川崎重工業株式会社
  6-5.川田工業株式会社
  6-6.独立行政法人産業技術総合研究所
  【図1.産業技術総合研究所が開発した無人航空機の外観写真】
  6-7.株式会社自律制御システム研究所
  【図2.自律制御システム研究所が開発した飛行中のマルチロータ型無人航空機】
  6-8.株式会社ジーエイチクラフト
  6-9.株式会社ゼノクロス
  6-10.大学法人東海大学
  【図3.鳥の集合翼に似せて作製したモデルの写真】
  【図4.群制御の特性を生かした無人航空機の制御方法のシミュレーション結果】
  6-11.日本電気株式会社
  6-12.株式会社日立製作所
  6-13.ヒロボー株式会社
  6-14.フジ・インパック株式会社
  6-15.富士重工業株式会社
  6-16.三菱重工業株式会社
  6-17.ヤマハ発動機株式会社
  6-18.ヤンマーヘリ&アグリ株式会社
  7.国際ルールとしての法整備が急がれる無人航空機市場

《タイムリーレポート》
●「ネプコンジャパン2015」「オートモーティブワールド2015」レポート
(パワー半導体、FPGAを中心に) (87~98ページ)
  ~最新の電子デバイスや材料、半導体製造技術からパッケージ、カーエレクトロニクス、
  次世代照明などを中心に過去最多の1,834社が一同に展示~

  1.全体
  【写真1.「ネプコンジャパン2015」】
  【写真2.「オートモーティブワールド2015】
  2.各社の展示状況
  2-1.Infineon Technologies
  【写真3.Coll MOSFET FDAシリーズ左側:3kW DC/DCコンバータ 
  右側:PFC回路モジュール】
  【写真4.76/77GHzミリ波レーダーのカットモデル左側:
  ミリ波レーダーユニット 右側:ミリ波レーダー用MMIC】
  2-2.STMicroelectornics
  【写真5.4インチウエハー上のSiC-MOSFET】
  2-3.ローム株式会社
  【写真6.SiCパワー半導体を実装した応用製品左側:パルス発生器向けSiCモジュール 
  右側:HV/EV用SiCモジュール】
  2-4.富士電機株式会社
  【写真7.富士電機のSiCパワーモジュール】
  2-5.新電元工業株式会社
  【写真8.新電元工業の車載用パワエレ機器上左:DC-DCコンバータ、
  上右:車載充電器、下:EPS用パワーモジュール】
  2-6.XILINX
  【写真9.XILINXによる車両検知システムのデモ画面】
  2-7.ALTERA
  【写真10.ALTERAのステレオビジョンデモ上左:デモ用ステレオカメラ、
  左右:画像処理回路基板下左:ステレオカメラデモ、下右:色分けによる距離検知画面】
  3.専門技術セミナー
  3-1.パワー半導体
  3-2.自動運転
  【写真11.専門技術セミナープログラム】

《あとがき》
  読者アンケート「興味を持ったレポート」トップ3予想 (99ページ)

関連マーケットレポート