定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

2014年

Yano E plus 2014年12月号(No.081)

 トピックス 

《次世代機器・ソリューション》
フレキシブルガラス市場
 ~フィルムのようにしなやかさはエレクトロニクス業界に衝撃をもたらす

これまで大面積・フレキシブル・軽量といった性質は、プラスチック材料の特徴と考えられてきたが、その常識を覆したのが無機材料のフレキシブルガラスである。

一般的に、ガラスには、透明、いろいろな形状に加工できる、空気や水を通さないバリア性を有する、熱に強いなどの優れた特性があり、太古から人々に利用され親しまれてきた身近な材料の一つであった。さらに、近年では、建築用窓ガラスや食器など身近なものから、通信機器や航空宇宙分野に至るまで、さまざまな産業分野で幅広く利用されている。

このようなガラスは、同時に、脆く、割れやすいというイメージも広く定着している。実際、このガラスの宿命ともいえる割れやすさの克服こそ、ガラスを新たな革新的材料として再生させる契機になるものであった。

物事をつきつめてゆくと新たな視点が広がってくるというのは、技術の世界でよくみられる事柄でもある。たとえば、通常、産業界で用いられている鉄の純度は、せいぜい3N程度とまりだが、これを6N程度まで高めてゆくと、まったく錆びず、薬品に侵されず、非常に加工しやすく、容易に割れないという、従来の鉄のイメージとはまったく異なった特性が現われてくる。従来の鉄とはまったく異なる新たな材料の出現である。

ガラスの場合も、基本的な組成などは大きく変えなくても、単に、厚みを薄くしてゆくだけで、単純に軽量になるばかりでなく、フィルムのようにしなやかに曲がるといったまったく新たな価値が生まれることになる。

つまり、フレキシブルガラスの開発は、なにかまったく新しいカテゴリーの材料を開発したというわけではない。たとえば、板ガラスの厚みをどんどん薄くしてゆくと、やがて自重でたわむようになる。たわむということは曲がるということであり、曲がるということはフレキシブルということにつながる。もちろん、そこに、材料開発の要素がないわけではないが、ガラスは、単に、薄くしてゆけば、フレキシブルになるのである。

もちろん、ある程度薄いガラスというのは、以前から存在していた。たとえば、ドイツのSchottなどが得意とするプレパラートガラスなどが、それである。ただ、この場合、厚みに比較して面積が小さいため、たわむということはなく、また、そこに価値を見出したものでもなかった。

そもそも、フレキシブルガラスという概念が検討されるきっかけとなったのは、強化ガラスの欠点を克服するためであった。化学的なイオン交換により表面強化されたガラスは、スマートフォンやタブレット、さらには次世代スマートTVや太陽電池パネルなど、機械的強度や耐久性が要請されるタッチパネルやカバーガラス等に必須の部材として広く用いられている。

その一方で、強化ガラスは、化学強化処理により、表面の厚さ数10μmに圧縮応力層が形成され、内部の引張応力との間に大きなストレスが形成されるため、強化ガラスは、自在な加工・切断が出来ないという大きな欠点を抱えている。

そのため、始めに小分割してから各段階の処理を個別に行なうという煩雑な作製プロセスが避けられず、液晶パネルで培われた安価な大判ガラスを、最終工程まで一括処理した後に自在加工するという先端プロセスが活用できない欠点があった。

フレキシブルガラスの登場はそうした点を一気に克服することにつながり、ディスプレイを始めとするエレクトロニクス業界に革命をもたらすことになるだろう。

 内容目次 

《次世代二次電池シリーズ》
●レドックスフロー電池とバナジウム固体塩電池の動向 (3~29ページ)
  ~レドックスフロー電池の日系企業ベース2020年市場規模は
    市場化始まる2015年の約15倍に、プレーヤー増え本格展開始まる~

  1.はじめに
  1-1.レドックスフロー電池の現状と課題
  (1)フロー型2次電池の特徴
  (2)レドックスフロー電池の構造とメカニズム
  【図1.レドックスフロー電池のシステム構成】
  (3)レドックスフロー電池のメリット
  1-2.レドックスフロー電池の市場展開
  (1)電力貯蔵用蓄電池の利用形態
  【表1.電力貯蔵用蓄電池の利用形態】
  (2)バナジウムとコスト問題
  【表2.各種蓄電池の特性・コスト等の比較】
  (3)国際標準化作業がスタート
  (4)RF電池市場の現状と今後の見通し
  ①WW市場規模推移・予測
  【図・表1.RF電池のWW市場規模推移・予測(金額:2013-2020年予測)】
  【図・表2.RF電池のベンダー・WW市場シェア(2013年)】
  ②日系企業のRF電池事業の見通し
  【図・表3.日系企業のRF電池事業の売上予測(海外販売分を含む)(金額:2013-2020年予測)】
  2.注目企業・研究機関の動向
  2-1.株式会社JAST研究所/日本センサス株式会社
  【図2.JAST研究所/日本センサスの実証試験用RF電池(1.5kW)】
  2-2.LEシステム株式会社
  【図3.LEシステムのOCV装置の配置イメージ】
  2-3.株式会社アストム
  【図4.(図1-1/1-2)陽イオン交換膜と陰イオン交換膜】
  【表3.レドックスフロー電池用イオン交換膜の基本要件】
  2-4.株式会社ギャラキシー
  【図5.ギャラキシーの「METAVOLT®」実験用テーブルプラント】
  2-5.住友電気工業株式会社
  【図6.住友電気工業横浜製作所のMW級大規模実証試験用RF電池】
  2-6.国立大学法人東北大学金属材料研究所(山村朝雄准教授)
  【表4.バナジウム固体塩電池の基本特性と他の2次電池との比較】

《次世代機器・ソリューション》
●IoT・M2Mのセキュリティ市場(2) (30~40ページ)
  ~IoT・M2M市場の拡大と共に成長することは確実視
    数兆円オーダーの市場規模推計が容易な状況スあり!~

  1.IoTのハッキングの影響
  1-1.IoT特有の攻撃方法
  2.IoTとセキュリティ対策
  2-1.組込型のデバイスの保護
  2-2.ハッキング方法などの事例
  (1)スマートトイレのハッキング
  (2)スマート照明システムのハッキング
  (3)自動車のハッキング
  (4)スマートグリッドのハッキング
  3.セキュリティ手段とベンダー各社の対応
  3-1.マカフィー(McAfee, Inc.)《あらゆるジャンルのIoT機器》
  3-2.インテル(Intel Corporation)《あらゆるジャンルのIoT機器》
  3-3.大日本印刷株式会社《各種IoT機器》
  3-4.株式会社アプリックス《携帯電話・スマート家電》
  3-5.イータス(ETAS)《自動車》
  4.IoT・M2Mの市場規模
  5.IoT・M2Mの今後の方向性と課題

●フレキシブルガラス市場 (41~58ページ)
  ~フィルムのようにしなやかさはエレクトロニクス業界に衝撃をもたらす
    2018年市場規模は2013年の10倍以上に~

  1.フレキシブルガラスの衝撃
  2.フレキシブルガラスの製造方法
  2-1.オーバーフロー法
  2-2.ロール・ツー・ロール法
  3.フレキシブルガラスの需要分野
  3-1.保護カバー
  3-2.ディスプレイ
  3-3.照明
  3-4.太陽電池
  4.フレキシブルガラスの市場規模予測
  【図・表1.フレキシブルガラスの国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2012-2018年予測)】
  【図・表2.フレキシブルガラスの需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2012-2018年予測)】
  5.フレキシブルガラスの参入メーカー
  6.フレキシブルガラス関連企業および団体の取組状況
  6-1.旭硝子株式会社
  【図1.旭硝子が開発したフレキシブルガラス「SPOOL®」の製造プロセスの模式図】
  6-2.国立大学法人東京工業大学
  6-3.日本電気硝子株式会社
  6-4.古河電気工業株式会社
  6-5.株式会社ミクロ技術研究所
  【図2.ミクロ技術研究所が開発した曲がるガラスタッチパネル「aimic」シリーズの外観写真】
  6-6.独立行政法人理化学研究所
  6-7.株式会社ロア・インターナショナル
  6-8.Corning Inc.(米国)
  6-9.Fraunhofer Institute for Applied Polymer Research(ドイツ)
  6-10.Los Alamos National Laboratory(米国)
  6-11.Schott AG(ドイツ)
  7.フレキシブルガラスの将来展望

《注目市場&企業》
●モバイル機器の筐体材料市場 (59~76ページ)
  ~WW市場規模は足元2,000億円オーバー
    携帯・スマホでは金属やエンプラ製が増加中!~

  1.モバイル機器の動向
  2.モバイル機器の筐体材料
  3.モバイル機器の筐体材料の種類
  3-1.ABS樹脂
  3-2.PC樹脂
  3-3.PC-ABSアロイ樹脂
  3-4.アルミニウム合金
  3-5.マグネシウム合金
  4.モバイル機器の筐体材料の応用分野
  4-1.携帯電話・スマートフォン
  4-2.モバイルパソコン・タブレット端末
  4-3.電子書籍・電子手帳
  4-4.デジカメ・ムービー
  5.モバイル機器の筐体材料の市場規模推移と予測
  【図・表1.モバイル機器の筐体材料の国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.モバイル機器の筐体材料の種類別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  6.モバイル機器の筐体材料のメーカーシェア
  【図・表3.モバイル機器の筐体材料の国内市場における企業シェア(2013年)】
  7.モバイル機器の筐体材料の関連企業および団体の取組状況
  7-1.出光興産株式会社
  7-2.NECパーソナルコンピュータ株式会社
  7-3.京セラケミカル株式会社
  7-4.SABICジャパン合同会社
  7-5.住化スタイロンポリカーボネート株式会社
  7-6.住友電気工業株式会社
  7-7.帝人株式会社
  7-8.東レ株式会社
  7-9.日本エイアンドエル株式会社
  7-10.日本金属株式会社
  7-11.バイエルマテリアルサイエンス株式会社
  7-12.富士通化成株式会社
  7-13.三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社
  7-14.ユーエムジー・エービーエス(UMG ABS)株式会社
  8.モバイル機器の筐体材料の将来展望

●焼結ステンレス粉末市場 (77~83ページ)
  ~自動車需要の伸びに並走し、国内市場規模は6,500tに向かう~

  1.焼結ステンレス粉末とは
  【図1.焼結ステンレス粉末とその特徴】
  2.市場構造と市場規模
  【図・表1.焼結ステンレス粉末国内市場規模推移(数量・金額:2011年-2013年)】
  【図・表2.焼結ステンレス粉末用途別比率(2013年)】
  3.主要各社の動向
  3-1.住友電気工業株式会社・住友電工焼結合金株式会社
  3-2.JFE精密株式会社
  【図2.同社焼結製品製造工程】
  3-3.大同特殊鋼株式会社
  3-4.佐久間特殊鋼株式会社
  4.焼結ステンレス粉末市場規模予測
  【図・表3.焼結ステンレス粉末国内市場規模予測(数量・金額:2014年-2017年)】

●注目企業ピックアップ
  ~SiCウエハー~ EpiWorld international Co., Ltd (84~86ページ)
  ~アメリカでのベース技術を持つ中国エピハウス、6インチでは先頭集団に~

  アメリカ、中国、日本の先端研究者が集結
  【図1.エピタキシャル膜厚と濃度コントロールの再現性】
  【図2.4インチウエハーの均一性(膜厚、ドーピング量)例】
  既にエピタキシャル装置は複数台稼動、30,000枚/年の能力を保有

《あとがき》
2014年10月号における訂正箇所のご案内 (87ページ)

Yano E plus 2014年11月号(No.080)

 トピックス 

《次世代機器・ソリューション》
自律走行機器市場
 民生分野における市場拡大を起爆剤に活動エリアが拡大 多方面の各種サービスに向かう

自律走行機器とは、GPSなどに代表される位置センサやカメラなど各種センサから得られる画像や位置情報などを基に、移動体の位置、進路、高度、姿勢などの制御が自動的に行なわれ、経路を追従したり、障害物を避けながら、一定の目的を果たす移動体のことである。

現在、人が操縦する必要のない自動運転が可能な乗用車の開発が進められているが、これも、上記定義に照らせば、自律走行機器の範疇に入るものであるが、自動運転乗用車については、一つの独立した大きなテーマになるので、今回は除外することとした。したがって、ここで想定している自律走行機器とは、FA用の無人搬送車や種々の機能を有する自律走行ロボットなどが含まれる。掃除を無人で行なう民生用の掃除ロボットなど生活支援ロボットも含まれる。

2011年に起きた原子力発電所の事故は、高い放射線に邪魔されて、人が事故現場に容易に近づけない状況を生み出した。そういう過酷な状況でも稼動できる自律走行ロボットのニーズは非常に高い。しかし、これまで、日本では、今回のような「シビアアクシデントはそもそも起きないはず」という想定で原子力政策が進められてきた結果、万一の事故の際に稼動する自律走行ロボットの開発はすべて中断されてしまった経緯がある。今回、その必要性が痛感された結果、従来の方針を転換し、急ピッチで自律走行ロボットの開発が進められているが、ロボット大国としてのベースの技術がしっかりしているため、高い放射線にも耐えられる自律走行ロボットの開発は順調に進展している。

 内容目次 

《次世代二次電池シリーズ》
●Na-S電池/Naイオン電池市場 (3~30ページ)
~NAS電池事業は新ステージに入り、溶融塩電解液電池も実用化へ~

  1.はじめに
  1-1.ナトリウムイオンは大きくて重い
  【表1.ナトリウムとリチウムの比較】
  1-2.ナトリウム-硫黄電池の現状と課題
  【図1.NAS電池の50kWモジュールとシステム外観】
  (1)NAS電池の構造とメカニズム
  【図2.NAS電池の構造と充放電原理】
  (2)NAS電池の利点と安全対策
  (3)常温作動型Na-S電池の取り組み
  1-3.ナトリウムイオン電池の現状と課題
  【図3.ナトリウムイオン電池の電極材と動作原理】
  1-4.その他のナトリウム二次電池の動向
  1-5.今後の市場展開予測
  (1)NAS電池市場の見通し
  【図・表1.NAS電池のWW市場売上推移・予測(金額:2012-2020年予測)】
  (2)ナトリウムイオン電池の市場展開
  【図・表2.ナトリウムイオン電池のWW市場規模予測(金額:2012-2020年予測)】
  (3)ゼブラ電池市場の見通し
  【図・表3.ゼブラ電池のWW市場売上推移・予測(金額:2012-2020年予測)】
  2.注目機関・企業の動向
  2-1.ナトリウム―硫黄電池関連
  (1)公立大学法人 大阪府立大学 大学院工学研究科(辰巳砂-林研究室)
  (2)日本ガイシ株式会社
  【図4.NAS電池の単電池の内部構造と外形】
  (3)国立大学法人 横浜国立大学 大学院工学研究院(渡邊-獨古研究室)
  【表2.ナトリウム-硫黄電池とLiBの比較】
  2-2.ナトリウムイオン電池関連
  (1)国立大学法人 京都大学 エネルギー科学研究科(萩原研究室)
  【表3.溶融塩電解液電池と主な二次電池と比較】
  (2)国立大学法人 筑波大学 数理物質融合科学センター(守友研究室)
  【図5.プルシャンブルー類似体の構造】
  (3)国立大学法人 東京大学 工学系研究科(山田敦夫研究室)
  (4)学校法人 東京理科大学 理学部応用化学科(駒場研究室)
  【図6.従来型の層状酸化物(O3型)と今回の層状酸化物(P2型)】

《次世代機器・ソリューション》
●IoT・M2Mのセキュリティ市場(1) (31~44ページ)
~今後の爆発的な拡大が見込まれるが、足下はまだ発展途上 ビジネスチャンスあり!~

  1.対象分野
  2.IoTとM2M
  2-1.これまでの経緯
  【図1.M2M アーキテクチャの概要
  2-2.IoT利用の目的
  2-3.IoTの課題
  2-4.IoT実現の基礎(セキュリティ)
  3.Iotの構成要素・技術
  3-1.IoT機器の構成要素・技術
  3-2.クラウドの役割
  3-3.IoT機器を支える組み込みソフトウェア
  4.IoT機器の製品例
  5.IoT・M2Mの導入事例
  5-1.主な活用分野:家電
  5-2.主な活用分野:電力・水道
  【図2.IoT機器例:スマートメーター】
  5-3.主な活用分野:交通・運輸
  5-4.主な活用分野:医療
  5-5.主な活用分野:ロジスティックス
  5-6.主な活用分野:小売業
  5-7.主な活用分野:監視、HEMSなど
  【図3.IoT機器例:HEMS】
  5-8.主な活用分野:その他
  【図4.IoT機器例:その他】
  6.IoTの脅威となるもの
  6-1.ソフトウェアの脆弱性
  (1)一般的なコンピュータネットワークの脅威
  ①SQLインジェクション
  ②クロスサイト・スクリプティング
  ③バッファ・オーバーフロー
  ④ディレクトリ・トラバーサル
  (2)IoT特有の攻撃方法
  6-2.ハードウエアの脆弱性
  (1)非侵襲攻撃
  (2)侵襲攻撃・故障解析攻撃

●自律走行機器市場 (45~61ページ)
~民生分野における市場拡大を起爆剤に活動エリアが拡大 多方面の各種サービスに向かう~

  1.自律走行機器とは
  2.自律走行機器の種類
  2-1.無人搬送車
  2-2.自律清掃ロボット
  2-3.巡回警備ロボット
  2-4.自律移動型電動車椅子
  2-5.その他の自律移動式サービスロボット
  3.自律走行機器の市場規模推移と予測
  【図・表1.自律走行機器の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.自律走行機器のタイプ別国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  4.自律走行機器のメーカーシェア
  【図・表3.自律走行機器の国内市場における企業シェア(2013年)】
  5.自律走行機器における企業および団体の取組状況
  5-1.アイシン精機株式会社
  5-2.アマノ株式会社
  【図1.自律走行式ロボット床面洗浄機「SE-500iX」】
  5-3.GEヘルスケア・ジャパン株式会社
  5-4.シンフォニアテクノロジー株式会社
  【図2.太陽電池パネルを清掃する自律走行式清掃ロボットの外観写真】
  5-5.セールス・オンデマンド株式会社
  5-6.綜合警備保障株式会社
  【図3.自律走行式警備・案内ロボットが稼動している状況を示す写真】
  5-7.株式会社テムザック
  5-8.株式会社日立製作所
  5-9.フラワー・ロボティクス株式会社
  5-10.防衛省
  5-11.三菱重工業株式会社
  5-12.村田機械株式会社
  5-13.株式会社明電舎
  6.自律走行機器の将来展望

《環境・エネルギー》
●水素製造・利用技術動向 (62~82ページ)
~既存エネルギー供給インフラの有効活用など 来たるべき水素社会に向けた基盤整備が必要~

  1.水素社会の到来間近!
  2.水素製造方法
  2-1.水蒸気改質法
  2-2.石炭ガス化法
  2-3.電解法
  2-4.熱化学法
  2-5.原子力水素製造法
  3.水素ガスの貯蔵・輸送・供給機材
  4.水素の利用分野
  4-1.ガラス分野
  4-2.化学分野
  4-3.金属分野
  4-4.エレクトロニクス分野
  4-5.食品分野
  4-6.電力分野
  4-7.航空宇宙分野
  4-8.試験・研究分野
  5.水素の市場規模推移と予測
  【図・表1.水素の国内需給バランス推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  【図・表2.水素の供給別国内生産模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  【図・表3.水素の需要分野別国内消費規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  【図・表4.水素産業ガスの需要分野別国内消費規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  6.水素のメーカーシェア
  【図・表5.水素産業ガスの国内市場における企業シェア(2013年)】
  7.水素社会到来に向けた日本政府の取組
  8.水素製造・利用技術に関する企業および団体の取組動向
  8-1.エア・ウォーター株式会社
  8-2.大阪ガスエンジニアリング株式会社
  8-3.川崎重工業株式会社
  8-4.コスモエンジニアリング株式会社
  8-5.株式会社神鋼環境ソリューション
  8-6.千代田化工建設株式会社
  【図1.千代田化工建設の「SPERA HYDROGEN」デモンストレーションプラント】
  8-7.東京ガス株式会社
  【図2.東京ガスが開発した水素分離型改質器の構成】
  8-8.株式会社東芝
  8-9.日立造船株式会社
  8-10.三井造船株式会社
  8-11.三菱化工機株式会社
  【図3.三菱化工機の水素製造装置HyGeia-Aの外観写真とフローチャート】
  9.水素製造・利用技術の将来展望

《電子デバイス》
●光インターコネクト市場 (83~90ページ)
~市場は潜在需要が膨大な第二ステージへ~

  1.光インターコネクトとは
  【図1.光インターコネクト製品事例】
  【図2.光インターコネクト利用事例】
  2.光インターコネクトの歴史と現状
  3.主要各社の動向
  3-1.住友ベークライト株式会社
  【図3.住友ベークライト想定需要分野】
  【図4.住友ベークライト開発製品】
  【図5.住友ベークライトの見る光導波路の仕組みとメリット】
  3-2.株式会社フジクラ
  3-3.株式会社日立製作所
  3-4.株式会社富士通研究所
  4.光インターコネクト市場の今後の見通し
  【図・表1.光インターコネクトWW市場規模予測(金額:2014-2018年予測)】

《あとがき》
Yano E plus 広告掲載開始へ (91ページ)

Yano E plus 2014年10月号(No.079)

 トピックス 

《次世代材料・ソリューション》
スマートマテリアル市場
 ~既に社会に深く根ざしていると同時に、新機能を有するタイプが続々と開発

スマートマテリアルとは、「材料が外界からの刺激に特異的に反応し、リアルタイム、もしくはリアルタイムに近い状態で反応し、材料自体の性能を、能動的に調節・変化させる材料」と定義されている。
スマートマテリアルが反応する外界のパラメータとしては、主に、温度、光、力、電場、磁場などの外部刺激で、材料自身がそれを感知し、それらの変化に応答して、特定の反応を示す。
言い換えれば、まるで、生体システムにみられるように、コントロール機能をつかさどる脳、感覚機能をつかさどるセンサ、筋肉機能をつかさどるアクチュエータなどが、それぞれの役割を分担して、置かれている環境を理解し、それに対応できる材料のことである。

現在までに、スマートマテリアルは数多く実用化されており、駆動材料、構造材料、センサ材料、制御材料など、さまざまなジャンルに及んでいる。
スマートマテリアルの中には既に19世紀に発見されている材料なども含まれており、スマートマテリアル自体は、全てが新規なものというわけではないがスマートマテリアルの原理は、社会ニーズの変遷に伴って変化し、ますます注目されるようになっている。そして、常に新しいスマートマテリアルの開発が進められている。圧電材料や形状記憶合金などは、既存のスマートマテリアルの代表的事例である。そのほかにも、たとえば、省エネ技術に寄与する光機能性分子材料、再生利用可能なナノ分散剤、自己組織化を基盤技術としたゲル材料、精密高分子材料、フォトクロミック化合物、自己修復機能を活かしたソフトマテリアルなどが挙げられる。

 内容目次 

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(16)》
●自動車ノイズ対策
 (3~32ページ)
  ~電動化・電子制御化・電波利用の進展でEMC対策ニーズが増大~
  1.はじめに
  1-1.自動車のEMC規制とその対応
  (1)自動車EMCの国際規格の動向
  【表1.欧州の自動車EMC規格(ECE R10)の基本項目】
  (2)完成車メーカーのEMC規格
  1-2.自動車のEMC対策の概要
  (1)自動車のEMC問題の特徴
  (2)イミュニティ対策の基本
  (3)エミッション対策の基本
  ①広帯域エミッショ
  ②狭帯域エミッション
  (4)HEV/EVのEMC対策
  2.自動車EMC関連市場の動向
  2-1.ECUと車載モータの搭載状況
  【図・表1.自動車1台当たりECU搭載数のWW市場推移・予測(数量:2012-2018年予測)】
  【図・表2.ECUのWW市場系統別構成比(数量:2013年)】
  【図・表3.自動車1台当たりモータ搭載数のWW市場推移・予測(数量:2012-2018年予測)
  【図・表4.車載モータのWW市場系統別構成比(数量:2013年)】
  2-2.車載用コンデンサの市場規模
  【図・表5.車載用コンデンサの総WW市場規模推移・予測(金額:2012-2018年予測)】
  2-3.コンデンサの内訳とインダクタの使用状況
  【図・表6.車載用コンデンサのWW市場種類別内訳(金額:2013年)】
  【図・表7.車載用MLCCのWW市場主要用途(数量:2013年)】
  【図・表8.車載用アルミ電界コンデンサのWW市場主要用途(数量:2013年)】
  【図・表9.車載用インダクタのWW市場種類別内訳(金額:2013年)】
  2-4.自動車用ワイヤハーネス市場の概況
  3.注目企業・機関の動向
  3-1.自動車EMC関連部品・部材メーカー
  (1)TDK株式会社
  (2)エルナー株式会社
  (3)コーア株式会社
  (4)住友電装株式会社/住友電気工業株式会社
  (5)東光株式会社/株式会社村田製作所
  3-2.自動車EMC計測機器/ソフト関連
  (1)株式会社JSOL(ジェイソル)
  (2)株式会社キーサイト・テクノロジー合同会社
  【図1.キーサイト・テクノロジー/N9038A MXE】
  (3)株式会社ノイズ研究所
  【図2.ノイズ研究所/空間電磁界可視化システム3Dオプション】
  3-3.自動車EMC対策サポート/試験サービス関連
  (1)株式会社UL Japan
  (2)株式会社アイキャス
  (3)株式会社イー・エム・シー・ジャパン(EMCJ)
  【図3.EMCJのリバブレーションチャンバー】
  (4)株式会社システムデザイン研究所
  (5)一般社団法人KEC関西電子工業振興センター

《次世代材料・ソリューション》
●自動運転カーとデバイス市場(4)
 (33~45ページ)
  ~自動運転カーに利用するデバイスは広い裾野を持つ~
  1.前号の補足
  【表1.前方センシングデバイスの比較】
  2.ミリ波/準ミリ波レーダーの可能性
  2-1.ミリ波/準ミリ波レーダーの長所と短所
  2-2.ミリ波/準ミリ波レーダーの限界
  3.レーザーレーダー(ライダー;Lidar)
  4.HMI
  4-1.インカメラ
  4-2.スマートフォン
  4-3.音声認識
  4-4.ジェスチャーモーション
  4-5.ウエアラブル機器
  4-6.近距離無線通信機器
  【表2.近距離無線通信方式の比較】
  5.テレマティクス
  5-1.通信端末(3G/4G)
  5-2.高精度GPS
  6.まとめ
  【図1.自動運転カー関連の主要デバイスのイベント】
  【図・表1.自動運転カー関連の主要デバイスの市場規模推移予測(数量:2013-2020年予測)】

●スマートマテリアル市場 (46~68ページ)
  ~既に社会に深く根ざしていると同時に、新機能を有するタイプが続々と開発されている~
  1.スマートマテリアルとは
  2.スマートマテリアルの機能別事例
  2-1.圧電材料
  2-2.熱電材料
  2-3.光電材料
  2-4.形状記憶材料
  2-5.超速硬セメント材料
  2-6.超磁歪材料
  2-7.エレクトロクロミック材料
  2-8.光ファイバ神経ネットワーク材料
  2-9.自己修復材料
  3.スマートマテリアルの市場規模予測
  【図・表1.スマートマテリアルの国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.スマートマテリアルのタイプ別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.スマートマテリアルのタイプ別WW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  4.スマートマテリアルのメーカーシェア
  【図・表4.スマートマテリアルの国内市場における企業シェア(2013年)】
  5.スマートマテリアルの公的研究機関の開発動向
  5-1.国立大学法人大阪大学
  5-2.独立行政法人産業技術総合研究所
  【図1.ゾル-ゲル光転移を利用した光損傷修復の模式図】
  【図2.光を照射するだけで液化と固化を繰り返し起こす材料の模式図】
  5-3.国立大学法人筑波大学
  【図3.ナノメディシンとしての高分子環状ニトロキシドラジカル化合物モデル】
  5-4.国立大学法人東京工業大学
  5-5.独立行政法人物質・材料研究機構
  【図4.自己発熱/抗癌剤放出機能を有するナノファイバーメッシュを用いた癌治療の模式図】
  6.スマートマテリアルの将来展望

《既存市場ピックアップ》
●非破壊検査ビジネス市場
 (69~89ページ)
  ~保安点検の規制緩和が進む中、相反するインフラの老朽化対策
    進展は長期沈滞していた市場にとりフォローの風に~

  1.非破壊検査とは
  2.非破壊検査ニーズの変遷
  3.非破壊検査の方法
  3-1.放射線透過試験(RT)
  3-2.超音波探傷試験(UT)
  3-3.渦電流探傷試験(ET)
  3-4.リモートフィールド渦流探傷試験(RFECT)
  3-5.磁粉探傷試験(MT)
  3-6.ひずみ測定(SM)
  3-7.アコースティック・エミッション(AE)
  3-8.浸透探傷試験(PT)
  3-9.サーモグラフィ試験(IRT)
  3-10.音響試験(AT)
  3-11.目視試験(VT)
  3-12.レーザー試験(LT)
  4.非破壊検査ビジネスの市場規模推移と予測
  【図・表1.非破壊検査ビジネスの国内およびWW 市場規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.非破壊検査ビジネスの形態別国内市場規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.非破壊検査サービスのタイプ別国内市場規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  【図・表4.非破壊検査サービスの需要分野別国内市場規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  【図・表5.非破壊検査装置のタイプ別国内市場規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  5.非破壊検査ビジネスのメーカーシェア
  【図・表6.非破壊検査ビジネスの国内市場における企業シェア(2013 年)】
  6.非破壊検査サービスの民間企業の取組動向
  6-1.株式会社IHI検査計測
  6-2.日本工業検査株式会社
  6-3.株式会社ニチゾウテック
  6-4.株式会社日立パワーソリューションズ
  6-5.非破壊検査株式会社
  7.非破壊検査装置の民間企業の取組動向
  7-1.栄進化学株式会社
  7-2.オリンパス株式会社
  7-3.KS-NETグループ
  7-4.産業科学株式会社
  7-5.株式会社島津製作所
  7-6.GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ株式会社
  7-7.東芝ITコントロースシステム株式会社
  7-8.日本マテック株式会社
  7-9.ポニー工業株式会社
  8.非破壊検査ビジネスの将来展望

《環境・エネルギー》
●藻類燃料市場
 (90~97ページ)
  ~2020年目処に実用化市場への進出が目標~
  1.藻類燃料について
  【図1.藻類燃料の特徴】
  【図2.各種作物・微細藻類のオイル生産能の比較】
  2.市場構造
  【図3.藻類燃料実用化スキーム(ユーグレナ社)】
  3.主要各社動向
  3-1.株式会社ユーグレナ
  【図4.藻類資源需要分野(ユーグレナ)】
  3-2.株式会社IHI
  3-3.株式会社デンソー
  3-4.株式会社神鋼環境ソリューション
  3-5.電源開発(Jパワー)株式会社
  4.藻類燃料の今後の見通し
  【図・表1.藻類燃料WW市場規模予測(数量・金額:2020-2030 年)】

《あとがき》
読者アンケート(興味を持ったレポート)結果 (98ページ)

Yano E plus 2014年9月号(No.078)

 トピックス 

《次世代デバイス・ソリューション》
光線力学治療技術
 ~低侵襲な次世代治療法として注目されている 日本企業が活躍する分野

光線力学治療(PDT:Photo Dynamic Therapy)とは、生体内に光を増感する光感受性物質であるポルフィリン系の化合物を注入し、この光感受性物質が有する腫瘍組織、新生血管への特異的な集積性と、光の励起により発生する活性酸素の強い細胞破壊効果を利用した治療法である。

実際の治療は、標的となる生体組織にある波長の光を照射して、光感受性物質から活性酸素を生じさせ、これによって癌や感染症などの病巣を治療する局所的治療法である。

PDTは、従来のレーザーによる光凝固や蒸散などの物理的破壊作用とは異なり、数百mW程度のごく低いエネルギーで、選択的に癌病巣などを治療可能であり、正常組織への障害が非常に少ない低侵襲な治療法である。つまり、PDTは、高出力のレーザー照射で癌細胞を、いわば「焼いてしまう」のではなく、低出力のレーザー光線と光感受性物質のコンビネーションで、光の励起を起こすことにより、癌細胞を破壊する治療法である。つまり、低出力のレーザー光線に反応する化学物質を、あらかじめ癌病変部に注射で取り込ませておき、その後、気管支鏡経由などでレーザー光線を当てることで、励起状態を作り上げ、癌細胞を壊死させるというメカニズムを利用した治療法である。

PDTに必要なものはレーザーと、光をあてると化学反応を起こす光感受性物質である。ある種の光感受性物質は、正常組織に副作用を与えることが少なく、低エネルギーのレーザー光照射により、さまざまな病変に対して、選択的に治療することができる。つまり、正常組織にはダメージを与えず、癌などの病変部だけを選択的に治療することができる。

このように、PDTは、機能温存を十分に考慮した、侵襲性の少ない治療法であり、今後、高齢者の癌患者の増加が予測される日本社会において、大きな期待が集まっている。現在、日本では、光感受性物質フォトフリンによるPDTとして、早期肺癌、早期胃癌、早期食道癌、早期子宮頚癌に保険適応がなされおり、実際、良好な治療成績をあげている。用いられている光感受性物質には、多少の副作用はあるが、最近では、光感受性物質の副作用として、従来から問題だった光線過敏症が軽度で済む、第2世代光感受性物質として、レザフィリン(NPe6)が早期肺癌に対して、ビスダイン(Verteporfin)が滲出型加齢性黄班変性症による脈絡膜新生血管に対して、新たに厚生労働省より認可を受けている。

 内容目次 

《次世代二次電池シリーズ》
●全固体リチウムイオン電池市場〈プレーヤー動向編〉 
(3~19ページ)
  ~加速する研究開発、期待される成果から出口は近い手応え~
  1.はじめに
  1-1.公的研究機関における成果と進展
  (1)一般財団法人ファインセラミックスセンター
  【図1.LTTの従来の合成プロセス(低温ルートと高温ルート)】
  (2)公立大学法人大阪府立大学大学院工学研究科
  (3)一般財団法人電力中央研究所
  【図2.リチウム電池用高分子固体電解質(ダイソー製品)】
  (4)独立行政法人物質・材料研究機構
  【図3.界面抵抗の発生機構と緩衝層の影響(原子シミュレーション図)】
  (5)公益財団法人三重県産業支援センター
  1-2.注目メーカーの最新動向
  (1)株式会社オハラ
  【図4.オハラの酸化物系固体電解質「LICGCTM」(第1世代製品)】
  (2)ダイソー株式会社
  (3)出光興産株式会社
  【表1.出光興産の硫化物固体電解質のイオン伝導率とLiイオン輸率】

《次世代デバイス・ソリューション》
●レーザーヘッドライト市場
 (20~33ページ)
  ~LEDの出現は自動車ヘッドライトの世界を大きく変えた。
   そして今、さらに先をゆくレーザーヘッドライトへの進化が始まる!~

  1.自動車ヘッドライトの現状
  2.先進のレーザーヘッドライト
  【図1.レーザーヘッドライトを搭載した自動車の外観写真(Audi R8 LMX)】
  【図2.レーザーヘッドライトの内部構造写真(BMW i8)】
  3.レーザーヘッドライトの原理
  【図3.レーザーヘッドライトの原理を示す模式図】
  4.レーザーヘッドライトの市場規模推移と予測
  【図・表1.ヘッドライトのタイプ別WW市場規模推移と予測(金額:2013-2018年予測】
  【図・表2.レーザーヘッドライトのWW市場規模推移と予測
  (数量・金額:2013-2018年予測)】
  【図・表3.レーザーヘッドライトの国内市場規模推移と予測
  (数量・金額:2013-2018年予測)】
  5.レーザーヘッドライトのメーカーシェア
  【図・表4.レーザーヘッドライトのWW市場における企業シェア推移と予測
  (金額:2013-2015年予測)】
  6.レーザーヘッドライトの民間企業の取組動向
  6-1.株式会社小糸製作所
  6-2.スタンレー電気株式会社
  6-3.パナソニック株式会
  6-4.Audi AG.(ドイツ)
  6-5.BMW AG.(ドイツ)
  6-6.Koninklijke Philips N.V.(オランダ)
  6-7.OSRAM GmbH.(ドイツ)
  7.レーザーヘッドライトの将来展望

●自動運転カーとデバイス市場(3) (34~42ページ)
  ~自律運転は車載カメラが主流になり、低価格化が進む~
  1.はじめに
  2.可視光の画像センサー
  2-1.車載カメラの特色
  2-2.監視カメラと技術共有
  2-3.ADASには画像認識が必須
  2-4.ADASカメラの利用箇所
  2-5.他のセンサーとの違い、長所と短所
  3.赤外線カメラ
  3-1.近赤外カメラと遠赤外カメラ
  【図1.赤外線カメラの環境条件比較】
  3-2.可視光との併用
  【図2.赤外線カメラと可視光カメラの比較】
  4.自律系センサーデバイスの動きまとめ
  5.市場規模推移
  【表1.車載カメラの市場規模推移(数量:2013-2020年予測)】

●光線力学治療技術 (43~56ページ)
  ~低侵襲な次世代治療法として注目されている
   日本企業が活躍する分野~

  1.光線力学治療とは
  2.PDT技術と装置
  【図1.PDTの原理を示した模式図】
  3.PDTの適用分野
  3-1.癌
  3-2.加齢黄斑変性
  3-3.ざ瘡
  4.PDT装置の市場規模推移と予測
  【図・表1.PDT装置の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.PDT装置のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.PDT装置の疾病別適用推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  5.PDT装置のメーカーシェア
  【図・表4.PDT装置の国内市場における企業シェア(2013年)】
  6.PDT装置の民間企業の取組動向
  6-1.ウシオ電機株式会社
  【図2.ウシオ電機製PDT装置の外観写真】
  6-2.東京医研株式会社
  【図3.東京医研製PDT装置の外観写真】
  6-3.パナソニック株式会社
  【図4.パナソニック製PDT装置の外観写真】
  6-4.CureLight Ltd.(イスラエル)
  【図5.CureLight社のPDT装置の外観写真】
  6-5.PHOTOCURE  ASA(ノルウェー)
  7.PDT技術の公的研究機関の取組動向
  7-1.東京医科大学病院
  7-2.東京大学大学院医学系研究科附属疾患生命工学センター
  7-3.日本医科大学
  8.PDT技術の将来展望

●バイオメトリクスシリーズ(4)虹彩認識装置・署名認証ライセンス (57~66ページ)
  ~虹彩は着実に市場形成か、署名はモバイル端末用途で拡大へ~
  1.虹彩認識装置について
  【図1.虹彩について(左)・認識プロセス(右)】
  2.署名認証について
  3.市場概況
  3-1.虹彩認識装置国内市場
  【図・表1.虹彩認識装置国内市場推移(数量・金額:2010-2013年度)】
  3-2.署名認証ライセンス国内市場
  【図・表2.署名認証ライセンス国内市場規模推移(数量・金額:2010-2013年度)】
  4.需要分野と特徴
  4-1.虹彩認証需要分野と特徴
  4-2.署名認証需要分野と特徴
  5.主要参入企業取組動向
  5-1.沖電気工業株式会社(虹彩認識)
  5-2.クリテックジャパン株式会社(虹彩認識)
  【図2.虹彩認証・出入管理システム PASS 5050 シリーズ(上)・
  クリテック社特許の虹彩認証原理(下)】
  5-3.ウィッツェル株式会社(署名認証)
  6.国内市場規模予測
  6-1.虹彩認識装置国内市場規模予測
  【図・表3.虹彩認証装置国内市場規模予測(数量・金額:2014-2020年度)】
  6-2.署名認証ライセンス国内市場規模予測
  【図・表4.署名認証ライセンス国内市場規模予測(数量・金額:2014-2020年度)】

《既存市場ピックアップ》
●時計部品市場 (67~81ページ)
  ~国力に比べてべらぼうに大きなスイスの時計産業に対して、
   日本は遠く及ばない現状である。この差を縮めることはできるのか!~

  1.世界の時計産業とスイス
  【図・表1.時計のWW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.時計のWW市場における国別構成比(2013年)】
  【図・表3.時計のWW市場における企業シェア(2013年)】
  2.日本の時計産業
  3.時計部品
  【図1.(左)太陽電池タイプのアナログクオーツ式ムーブメントの分解図(右)
  自動巻タイプのアナログクオーツ式ムーブメントの分解図】
  【表1.クオーツ式時計の主な内装部品一覧】
  3-1.動力源
  3-2.回路ブロック
  3-3.機械類
  3-4.その他
  4.時計部品の市場規模推移と予測
  【図・表4.時計完成品の国内企業の出荷規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  【図・表5.時計完成品の国内企業の出荷規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表6.時計ムーブメントの国内企業の出荷規模推移と予測
  (数量:2011-2016年予測)】
  【図・表7.時計ムーブメントの国内企業の出荷規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  【図・表8.ムーブメントベースの国内企業の総出荷規模推移と予測
  (数量:2011-2016年予測)】
  【図・表9.ムーブメントベースの国内企業の総出荷規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  5.時計部品のメーカーシェア
  【図・表10.ムーブメントベースの国内企業シェア(2013年)】
  6.時計部品の民間企業の取組動向
  6-1.カシオ計算機株式会社
  6-2.シチズンホールディングス株式会社
  6-3.セイコーホールディングス株式会社
  7.時計部品産業の将来展望

《あとがき》
お客様のあらゆる局面での課題解決対応業務を実施中 (82ページ)

Yano E plus 2014年8月号(No.077)

 トピックス 

《次世代二次電池シリーズ》
全固体リチウムイオン電池市場
 ~一部のタイプが2015~2016年頃から市場展開を始める見通し

近年、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)が増加し、電解液を使うニッケル水素電池やリチウムイオン電池(以下、液系LiB)の需要が一段と増大した。
一方、電力需要の負荷平準化を目的とした産業施設や住宅のピークカット、ピークシフト用の蓄電池や、太陽光発電等の再生可能エネルギーの増加に伴う系統安定化用の蓄電池の必要性も増大している。2011年3月の大震災と原発事故で深刻化した電力供給問題がそれを加速させたことは周知の通りである。
そのため弊社資料の「定置用蓄電池(ESS)市場に関する調査結果2012」では国内の定置用蓄電池の出荷容量(kWh)が2015年度に2012年度比で約1.8倍(126万542kWh)、2020年度に同16.2倍(1,149万9,980kWh)になると予測している。

これらの定置用蓄電池には鉛電池、液系LiB、ニッケル水素電池、レドックスフロー電池、Na-S電池等が使われるが、今後は特に液系LiBが増える可能性が強い。この場合、液系LiBには可燃性の電解液が使われるため、定置用のみならず車載用も含めて電池の大型化に伴う安全性への懸念が指摘されてきた。
全固体リチウムイオン電池(以下、全固体LiB)は電解液を使わないため安全性が向上するが、硫化物系の固体電解質はエネルギー密度も大幅に向上できる可能性があり、低コスト化の潜在ポテンシャルも大きい。
また、酸化物系や高分子系の固体電解質ではRoll to Roll製法が可能なため、将来的に大きなコストダウンを実現できるものと期待されている。
各種の固体電解質を使う全固体LiBの研究開発はこの2~3年で大きく進展し、前号(2014年7月号)で取り上げた薄膜LiBだけでなく、一定以上の容量を持つ全固体LiBの一部の品種も2015~2016年頃から市場展開が始まる見通しである。

 内容目次 

《次世代二次電池シリーズ》
●全固体リチウムイオン電池市場〈市場動向編〉
 (3~17ページ)
  ~一部のタイプが2015~2016年頃から市場展開を始める見通し~
  1.はじめに
  1-1.薄膜型とバルク型
  【表1.液系LiBの電解液の主な課題と対策】
  【図1.全固体電池の「薄膜型」と「バルク型」の構造】
  1-2.固体電解質の種類別の特長
  (1)硫化物系
  (2)酸化物系
  【図2.LLZ((酸化リチウム・ランタン・ジルコニウム)の結晶構造】
  (3)高分子系
  1-3.全固体LiBの実用化の見通し
  【図3.車載用全固体電池のメリット】
  1-4.初期市場の展開予測
  【図・表1.住宅用定置型LiBのWW市場規模予測(数量・金額:2012-2020年予測)】
  【図・表2.住宅用燃料電池システムのWW市場規模予測(数量・金額:2012-2020年予測)】
  【図・表3.小型民生機器用LiBのWW市場規模予測(数量・金額:2012-2020年予測)】
  【図・表4.全固体LiBの初期市場の売上予測(金額:2012-2020年予測)】
  【図・表5.全固体LiB市場のWW構成比(金額:2020年予測)】

《次世代デバイス・ソリューション》

●自動運転カーとデバイス市場(2) (17~27ページ)
  ~自動運転カーの要素技術、デバイスの開発が進展~
  1.NHTSA(米国運輸省道路安全交通局)のレベル3とレベル4
  1-1.レベル3とレベル4の違い
  【図1.レベル3の自動運転カーのイメージ図】
  【図2.レベル4の自動運転カーのイメージ図】
  1-2.クラウドの特徴
  1-3.テレマティクス
  1-4.ADAS(Advanced Driver Assistance System:先進運転支援システム)地図
  2.自動運転カーと搭載デバイス
  2-1.デバイスの種類
  【表1.自動運転カーやロボットカーの要素機器など】
  2-2.ADAS(Advanced Driver Assistance System:先進運転支援システム)
  【表2.ADASのデバイスとレベル区分】
  2-3.HMI(Human-Machine Interface:人間と機械のインターフェイス)
  【表3.HMIのデバイスとレベル区分】
  2-4.通信
  【表4.通信のデバイスとレベル区分】
  2-5.半導体
  【表5.半導体のデバイスとレベル区分】
  3.デバイスとシステム

●電磁波・超音波による治療技術 (28~45ページ)
  ~世界的潮流に遅れるな!国内でも診断から治療への本格的な着手が期待される~
  1.医療エレクトロニクスの進歩と医療
  2.電磁波・超音波とは
  3.電磁波・超音波による治療技術と装置
  3-1.マイクロ波・ラジオ波治療法
  【図1.ラジオ波治療の模式図】
  【図2.典型的なラジオ波治療装置の外観写真】
  3-2.電磁波治療法
  【図3.典型的な電磁波治療装置の外観写真】
  3-3.ニューロモジュレーション
  【図4.ニューロモジュレーションの概念模式図】
  【図5.典型的なニューロモジュレーション治療装置の外観写真】
  3-4.高密度焦点式超音波(HIFU:High Intensity Focused Ultrasound)治療法
  【図6.典型的なHIFU治療装置の外観写真】
  3-5.超音波骨折治療法
  【図7.典型的な超音波骨折治療装置の外観写真】
  4.電磁波・超音波による治療装置の市場規模推移と予測
  【図・表1.電磁波・超音波による治療装置の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.電磁波・超音波による治療装置のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  図・表3.電磁波・超音波による治療装置の種類別国内市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  【図・表4.電磁波・超音波による治療装置の種類別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  5.電磁波・超音波による治療装置のメーカーシェア
  【図・表5.電磁波・超音波による治療装置の国内市場における企業シェア(2013年)】
  6.電磁波・超音波による治療技術の民間企業の取組動向
  6-1.伊藤超短波株式会社
  6-2.オージー技研株式会社
  6-3.東芝メディカルシステムズ株式会社
  6-4.ボストン・サイエンティフィック・ジャパン株式会社
  6-5.ミナト医科学株式会社
  6-6.山本ビニター株式会社
  7.電磁波・超音波による治療技術の公的研究機関の取組動向
  7-1.東京慈恵会医科大学
  7-2.同志社大学波動エレクトロニクス研究センター
  7-3.東北大学大学院
  8.電磁波・超音波による治療技術の将来展望

●バイオメトリクスシリーズ(3)静脈認証装置市場 (46~59ページ)
  ~バイオメトリクスの主役 大きな市場である未導入ロケーションに向け本格的な展開へ~
  1.静脈認証について
  【図1.静脈認証概念図】
  2.静脈認証装置導入事例
  2-1.警察共済組合
  2-2.株式会社サードウェーブエクスチェンジ
  2-3.学校法人灘育英会灘中学校・高等学校
  3.市場概況
  3-1.静脈認証装置国内市場概況
  【図・表1.静脈認証装置入退室用途国内規模推移(数量・金額:2010-2013年度)】
  【図・表2.静脈認証装置端末ログイン用途国内市場規模推移(数量・金額:2010-2013年度)】
  【図・表3.静脈認証装置機器組込み用途国内市場規模推移(数量・金額:2010-2013年度)】
  【図・表4.静脈認証装置国内全体市場規模推移(数量・金額:2010-2013年度)】
  3-2.静脈認証装置用途別シェア
  【図・表5.静脈認証装置用途別シェア(2013年度:数量、金額)】
  4.主要参入企業動向
  4-1.富士通株式会社
  4-2.日本電気株式会社
  4-3.日立製作所株式会社
  4-4.株式会社モフィリア
  4-5.株式会社SYNCHRO
  5.主要参入企業動向
  【図・表6.静脈認証装置入退室用途国内市場規模予測(数量・金額:2014-2020年度)】
  【図・表7.静脈認証装置端末ログイン用途国内規模予測(数量・金額:2014-2020年度)】
  【図・表8.静脈認証装置機器組込み用途国内市場規模予測(数量・金額:2014-2020年度)】
  【図・表9.静脈認証装置国内全体市場規模予測(数量・金額:2014-2020年度)】

《半導体》

●MPU(マイクロプロセッサ)市場 (60~70ページ)
  ~スマートフォン向けプロセッサで躍進するクアルコム~
  1.市場概況
  2.市場規模の推移とシェア
  2-1.市場規模の推移
  【表1.世界のMPU市場規模の推移と予測(金額:2010 -2014年予測)】
  2-2.市場シェア(全世界)
  【表2.MPU世界市場のシェア推移(金額:2012-2014年】
  3.製品動向
  3-1.x86系と互換MPUの動向
  3-2.x86系以外のMPUの動向
  3-3.スマートフォン・タブレット型PC向けMPUの動向
  4.各社の動向
  4-1.インテル(Intel Corporation)
  4-2.クアルコム(Qualcomm Incorporated)
  4-3.アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(Advanced Micro Devices, Inc. / AMD)
  4-4.フリースケール・セミコンダクタ(Freescale Semiconductor, Inc.)
  4-5.アップル(Apple Inc.)
  4-6.その他
  5.今後の見通し

●組込システム市場~ハードウェア(プロセッサ、LSI)編~ (71~85ページ)
  ~国内は事業縮小や統合などの動きが進み、市場様変わりの可能性も~
  1.組込システムとは
  2.組込システムのハードウェアの構成
  2-1.マイクロコントローラ
  【図1.典型的な組込機器向けマイクロコントローラの外観写真】
  2-2.DSP
  2-3.ASIC
  2-4.ASSP
  【図2.典型的な組込機器向けASSPの外観写真】
  2-5.FPGA
  3.組込システム(ハードウェア)の市場規模推移と予測
  【図・表1.組込システム(ハードウェア)の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.組込システム(ハードウェア)のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.組込システム(ハードウェア)のタイプ別国内市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  【図・表4.組込システム(ハードウェア)のタイプ別国内市場規模推移と予測(金額:20111-2016年予測)】
  【図・表5.組込システム(ハードウェア)の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  4.組込システム(ハードウェア)のメーカーシェア
  【図・表6.組込システム(ハードウェア)の国内市場における企業シェア(2013年)】
  5.組込システム(ハードウェア)の取組企業の動向
  5-1.株式会社東芝
  5-2.日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
  5-3.パナソニック株式会社
  5-4.富士通セミコンダクター株式会社
  5-5.ルネサスエレクトロニクス株式会社
  6.組込システム(ハードウェア)の将来展望

《あとがき》

お客様のあらゆる局面での課題解決対応業務を実施中 (86ページ)

Yano E plus 2014年7月号(No.076)

 トピックス 

《次世代デバイス・ソリューション》
●自動運転カーとデバイス市場
 ~Googleのロボットカーは第二世代へ予想を超える開発スピード

Googleが、トヨタのプリウスを改造し自動運転ができる自動車を北米で走らせたのは記憶に新しい。自律走行で市街地も無人の砂漠も走ることができたと言われている。これが一般の道路を走行した象徴的な自動運転カーになるという点で、多くの関係者が驚きと、共通した認識になるだろう。
驚きを持ってこの快挙を聴いた業界の関係者が最も驚いたのは、大手の自動車メーカ(OEM:Original Equipment Manufacture)である。今までに自動車を作ったことがないIT事業者が、トヨタの量産車であれ、独自の自動運転システムで、公道を走行したことは、かつて例がない。

パラダイムが変わる予兆でもあった。
そして、今年5月、Googleは次の自動運転カーを公開した。車は軽自動車ほどで、デザインや走行性能は評価するべくもないが、驚くべき機能を欠いていた。運転席がないのである。用意された座席は客席のベンチシートで、ハンドルもアクセルも、ブレーキペダルもない完全な自動運転カーであった。

詳細は公表されていない部分もあるが、乗り込んだパッセンジャーは、馬に引かれた馬車のようにただ乗り込む。馬も御者もいないが、行く先をつぶやくと車は動きだし、市街地を適切に走行して目的地に到着できる。まさに夢の車である。
まるでSFに出てくるようなGoogleのロボットカーだが、その見た目以上に多くの課題点を持っている。


 内容目次 

《次世代二次電池シリーズ》

●全固体薄型電池市場 (3~26ページ)
 ~新タイプの薄型電池の開発も進み、2016年頃から本格市場化へ~
 1.はじめに
 1-1.全固体薄膜リチウムイオン電池の特長
 (1)基本構造と固体電解質
 【図1.全固体薄膜リチウムイオン電池の構造(概念図)】
 (2)電池特性と利用分野
 【表1.薄膜LiBと競合デバイスとの特性比較】
 1-2.その他の全固体薄型電池の動向
 (1)全固体薄膜シリコン二次電池
 (2)全固体チップ型セラミックス二次電池
 (3)量子技術によるシート状二次電池
 【図2.“量子電池”試作品(300mm角)】
 (4)革新的な薄型リチウム電池
 1-3.全固体薄型電池の市場概況と今後の見通し
 (1)薄膜LiBは市場状況が激変
 【図3.Cymbet / EnerChip内蔵RTCデバイス】
 (2)薄型電池のアプリケーション動向
 【図4.OTP表示機能付カードの事例】
 【図・表1.薄型電池のWW市場規模推移・予測(金額:2012-2018年予測)】
 【図・表2.薄型電池市場のWW市場タイプ別内訳(数量:2013年)】
 【図・表3.薄型電池市場のWW市場タイプ別内訳(金額:2013年)】
 【図・表4.ウエアラブル端末のWW市場規模推移・予測(数量:2012-2016年予測)】
 2.注目企業・機関の動向
 2-1.薄膜二次電池/次世代薄型電池関連企業
 (1)Cymbet Corporation
 【表2.Cymbet社の主要製品とその特長】
 (2)FDK株式会社
 【表3.FDK/薄形リチウム電池の主要スペック】
 (3)ファイラックインターナショナル株式会社
 【表4.全固体薄膜シリコン二次電池の実験データ】
 (4)東京エレクトロンデバイス株式会社
 (5)日本ガイシ株式会社
 【表5.結晶配向型全固体チップ型セラミックス二次電池のコンセプト】
 (6)伯東株式会社
 (7)丸紅情報システムズ株式会社
 2-2.研究機関/製造装置・成膜サポート関連
 (1)株式会社アルバック
 (2)国立大学法人岩手大学
 (3)株式会社協同インターナショナル

《次世代デバイス・ソリューション》

●自動運転カーとデバイス市場(1) (27~39ページ)
 ~Googleのロボットカーは第二世代へ予想を超える開発スピード~
 1.自動運転カー
 1-1.Googleのロボットカー
 【図1.Googleの第2世代ロボットカー】
 【図2.運転席もハンドルがない】
 【図3.客席のコンソール(音声認識などを利用)】
 【図4.屋根に設けられたレーダー】
 1-2.社会が変わらねばならない
 (1)ロボットカーは安全か?
 (2)混合交通を許容できるか?
 (3)いざというときはどうする?
 (4)安く作れるのか?
 (5)万が一の時(事故など)責任は誰が持つ?
 (6)誰が作るのか?
 (7)ハッキングなどのセキュリティは?
 (8)動力や電力は何を使う?
 2.各国、各地域の動き
 2-1.米国
 2-2.欧州
 2-3.日本
 2-4.各国、各地域の特徴
 3.関連する事業者の動き(自動車関連事業者)
 3-1.Mercedes-Benz
 3-2.BMW
 3-3.Volkswagen
 3-4.GM
 3-5.トヨタ自動車
 3-6.Audi
 3-7.VOLVO
 3-8.Ford
 3-9.Bosch
 3-10.日産自動車
 3-11.その他の自動車関連事業者
 3-12.自動車関連事業者の特徴

●手術支援ロボット市場 (40~56ページ)
 ~世界に大きく遅れをとってしまった分野で、ロボット大国日本の巻き返しが期待される!~
 1.手術支援ロボットとは
 2.手術支援ロボットの開発経緯と現状
 3.手術支援ロボットのタイプ
 4.手術支援ロボットの海外の状況
 【図1.手術支援ロボットの代表格である「da Vinci」外観写真】
 【図2.手術支援ロボット「ROBODOC」の外観写真】
 5.手術支援ロボットの市場規模推移と予測
 【図・表1.手術支援ロボットの国内及びWW市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
 【図・表2.手術支援ロボットの国内及びWW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
 6.手術支援ロボットのメーカーシェア
 【図・表3.手術支援ロボットのWW市場における企業シェア(2013年)】
 7.手術支援ロボットの民間企業および公的研究機関の取組動向
 7-1.オリンパス株式会社
 【図3.オリンパスが開発した手術支援ロボットの外観写真】
 7-2.九州大学大学院
 【図4.九州大学が開発した手術支援ロボットの外観写真】
 7-3.特定非営利活動法人先端医療推進機構
 7-4.東京工業大学
 7-5.東京大学
 7-6.株式会社メディカロイド
 7-7.独立行政法人理化学研究所
 7-8.リバーフィールド株式会社
 7-9.早稲田大学
 7-10.Integrated Surgical Systems Inc.(米国)
 7-11.Intuitive Surgical, Inc.(米国)
 8.手術支援ロボットの将来展望

●バイオメトリクスシリーズ(2)顔認証装置市場 (57~68ページ)
 ~指紋、静脈に次ぎ市場は活性化目前~
 1.顔認証について
 【表1.顔認証技術の主要な長所と短所】
 【図1.顔認証システム】
 【図2.顔認証システム処理フロー】
 【表2.顔認識の主要用途】
 2.導入事例/未導入事例
 2-1.株式会社ジェイアール西日本福岡メンテック
 2-2.医療法人社団一成会たちばな台病院
 2-3.独立行政法人情報通信研究機構(導入延期)
 【図3.大規模複合施設におけるICT技術の利用実証実験概念図】
 3.市場概況
 3-1.顔認証装置国内市場概況
 【図・表1.顔認証装置国内市場規模推移(数量・金額:2010-2013年度)】
 3-2.顔認証装置用途別シェア
 【図・表2.顔認証装置用途別シェア(金額:2013年度)】
 4.主要参入企業動向
 4-1.沖電気工業株式会社
 【図4.FSE概念図】
 4-2.日本電気株式会社
 【図5.NeoFace Monitor概念図及び運用関連機能】
 4-3.三菱電機株式会社
 4-4.オムロン株式会社
 5.顔認識装置国内市場規模予測
 【図・表3.顔認証装置国内市場規模予測(数量・金額:2014-2020年度予測)】

《電子部材・材料》

●環境再生型機能性触媒材料市場 (69~86ページ)
 ~自動車排ガス処理用が大きな市場を形成している中、さらに多方面に活用しようという動きが進む~
 1.触媒材料と環境再生型機能性触媒材料
 2.環境再生型機能性触媒材料の種類と働き
 2-1.ガソリン自動車排ガス処理用触媒
 【図1.ガソリン自動車排ガス処理用触媒の構造模式図】
 【図2.ガソリン自動車排ガス処理用触媒の分子反応模式図】
 2-2.ディーゼル自動車排ガス処理用触媒
 【図3.典型的なディーゼル自動車排ガス処理システム】
 2-3.光触媒
 2-4.その他の触媒
 3.環境再生型機能性触媒材料の市場規模推移と予測
 【図・表1.環境再生型機能性触媒材料の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
 【図・表2.環境再生型機能性触媒材料のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
 【図・表3.環境再生型機能性触媒材料の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
 【図・表4.環境再生型機能性触媒材料の需要分野別WW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
 4.環境再生型機能性触媒材料のメーカーシェア
 【図・表5.環境再生型機能性触媒材料の国内市場における企業シェア(2013年)】
 5.環境再生型機能性触媒材料の民間企業の取組動向
 5-1.エヌ・イーケムキャット株式会社
 5-2.株式会社キャタラー
 5-3.株式会社JCLバイオアッセイ
 5-4.東京濾器株式会社
 5-5.三井金属鉱業株式会社
 5-6.株式会社三菱化学科学技術研究センター
 6.環境再生型機能性触媒材料の公的研究機関の取組動向
 6-1.関西大学大学院
 6-2.九州大学大学院総合理工学府
 6-3.独立行政法人産業技術総合研究所東北センター
 6-4.東京工業大学資源化学研究所
 6-5.東京大学大学院
 6-6.長岡技術科学大学
 6-7.広島大学大学院工学研究科
 6-8.独立行政法人物質・材料研究機構
 6-9.北海道大学触媒化学研究センター
 6-10.横浜国立大学大学院
 7.環境再生型機能性触媒材料の今後の展望

《あとがき》

バックナンバー販売、増加中 (87ページ)

Yano E plus 2014年6月号(No.075)

 トピックス 

《次世代デバイス・ソリューション》
●農業IT化市場
 ~TPPにおびえる農業から、高付加価値で効率的な農業を目指して!

「農業の情報技術(IT:Information Technology)」化とは、IT技術を駆使して農産物の生産・販売に必要な情報を収集し、効率的に農産物を生産し、販売・流通させる技術を指している。具体的には、センシング技術、通信技術、バイオテクノロジーなどの先端技術を農業に取り入れることを意味する。

近年、農業従事者の高齢化が進み、輸入農産物との価格競争が激化することにより、相対的に国内農業生産の競争力が弱体化し、政府の減反政策などにより、耕作放棄地の増加や、国内の食糧自給率の低下など、農業を取り巻く環境は、ますます厳しさを増してきている。

農林水産省が平成21年に発表した「農山漁村におけるIT活用の総合化について」の中で、「消費者が欲しいと思うものを作る力と売る力、つまり、経営力を支える手法が必要である」と指摘している。そのためのITの活用事例として、一定品質のものを安定的に生産するために、センサ・ロボットを活用してハウスなどを監視・管理する技術開発や、圃場での生育状況を把握し、最適収穫期などを判断して収量や品質向上で売上を増加させるための技術開発などを挙げている。

こうした農業IT化への期待は、日本だけの問題ではない。米国農務省の見解によれば、2050年の世界人口は、およそ100億人前後になるものと推定されている。地球全体の人口増加の勢いは衰えをみせていないが、一方で、人口一人あたりの穀物生産量は伸び悩んでいる。

それでも、これまでは、農業技術の飛躍的な発展で、単位農地あたりの収量が増え続けてきたために、食糧はなんとか足りていた。しかし、今後、さらに人口が増加し、農地がそれほど増えないという状況においても、十分な食糧供給を維持してゆくためには、農地の収量を、引き続き継続的に向上させる必要がある。これは世界共通の課題である。

農産物の収量アップ、つまり生産性向上を目指した取り組みは、世界中で精力的に進められているが、気象条件、地理的条件、食文化など、その国が持つ背景によって取り組み方は大きく異なっている。当然のことながら、日本では、日本独自の気象条件などを踏まえたIT利用の可能性が重要になってくることになる。

 内容目次 

《次世代デバイス・ソリューション》

●車のフォグコンピューティング市場 (3~13ページ)
  ~自動運転カーで実現される期待が高まる次世代ネットワーク~
  1.車から見たネットワークコンピューティング
  1-1.クラウドの概観
  1-2.クラウドを支えるネットワーク
  1-3.Internet of things(モノのインターネット)
  1-4.“欠けている”ネットワークとは
  1-5.シスコ(米)の提案するフォグコンピューティング
  【図1.シスコIoTアーキテクチャ】
  【図2.IoTのイメージ】
  【図3.シスコのフォグコンピューティングデバイス】
  1-6.高度に洗練されたプローブ情報
  1-7.フォグの登場がもたらすもの
  2.フォグコンピューティングのもう1つの見方
  3.各国、各地域の動き
  4.まとめと市場性

●農業IT化市場 (14~34ページ)
  ~TPPにおびえる農業から、高付加価値で効率的な農業を目指して!~
  1.農業IT化とその重要性
  【図1.世界の穀物生産量と農地面積の移り変わり】
  2.農業IT化の波及効果
  3.農業IT化の状況
  3-1.クラウドサービス
  3-2.POSシステム
  3-3.センサネットワーク
  【図2.センサネットワークによって構築された精密農業の概念図】
  3-4.GPSガイダンス
  3-5.環境制御装置
  4.農業IT化の市場規模推移と予測
  【図・表1.農業IT化の国内、WW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.農業IT化の種類別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  5.農業IT化のメーカーシェア
  【図・表3.農業IT化の国内市場の企業シェア(2013年)】
  6.農業IT化関連企業の取組動向
  6-1.株式会社アグリコンパス
  6-2.イーサポートリンク株式会社
  6-3.株式会社イーラボ・エクスペリエンス
  【図3.イーラボ・エクスペリエンスのフィールドサーバ模式図】
  6-4.株式会社NTTファシリティーズ
  【図4.NTTファシリティーズの栽培支援システムの模式図】
  6-5.株式会社愛媛電算
  6-6.住友精密工業株式会社
  6-7.ジオサーフ株式会社
  6-8.株式会社システムサプライ
  6-9.大日本印刷株式会社
  6-10.東芝テック株式会社
  6-11.株式会社トプコン
  6-12.日本電気株式会社
  6-13.株式会社日立ソリューションズ
  6-14.富士通株式会社
  7.農業IT化の課題と将来展望

●バイオメトリクスシリーズ(1) 指紋認証装置市場 (35~45ページ)
  ~拒否感も薄れ、微増で推移~
  1.バイオメトリクスとは
  【表1.生態認証方式一覧】
  【表2.行動認証一覧】
  2.指紋認証について
  【図1.周波数解析方式/マッチング方式】
  3.市場概況
  3-1.指紋認証装置国内市場概況
  【図・表1.指紋認証装置国内市場推移(数量・金額:2010-2013年度)】
  3-2.指紋認証装置用途別シェア
  【図・表2.指紋認証装置用途別シェア(2013年度)】
  4.各用途の事例
  4-1.株式会社東名(PCログイン)
  4-2.株式会社ヘッドウォータース(入退室管理)
  5.主要参入メーカー取組動向
  5-1.日本電気株式会社
  【図2.指紋認証システム事例】
  5-2.株式会社ディー・ディー・エス
  5-3.三菱電機株式会社
  6.指紋認証装置国内市場規模予測
  【図・表3.指紋認証装置国内市場規模予測(数量・金額:2014-2020年度予測)】
  【図3.2011年の個人情報漏えいインシデントの分析結果】

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(15)》

●スマートフォンのノイズ対策 (46~72ページ)
  ~高機能化・高密度化によりイントラEMC対策の重要性が高まる~
  1.はじめに
  1-1.スマホのEMCフィルタリング対策
  (1)電源ラインの対策
  【図1.デカップリング回路の基本構成】
  【表1.携帯端末の主要受動品搭載数(推計値)】
  (2)信号ラインの対策
  【表2.スマホで使われる主要受動部品の搭載数(実測値)】
  1-2.スマホの電磁波シールド対策
  1-3.スマホのタッチパネルのノイズ対策
  【図2.TPのエアギャップとLCDの固定法】
  2.スマホ向けEMC関連製品の市場動向
  2-1.スマホの出荷台数予測
  【図・表1.スマホのWW市場出荷台数推移と予測(数量:2012-2018年予測)】
  2-2.スマホ用部品・部材のコスト構成
  【表3.スマホ用機構部品・受動部品・機能性材料のWW市場規模(2013年)】
  【図・表2.スマホ用EMC対策関連製品のWW市場規模予測(金額:2012-2018年予測)】
  2-3.スマホ用EMC対策製品市場の内訳
  【図・表3.スマホ用EMCフィルタリングデバイスWW市場の内訳(2013年)】
  【図・表4.スマホ用電磁波シールド系材料WW市場の内訳(2013年)】
  3.注目企業・機関の動向
  3-1.EMC関連部品・材料メーカー
  (1)レアード・テクノロジーズ(Laird Technologies, Inc.)
  【図3.Laird Technologiesの金属製シールド材】
  (2)NECトーキン株式会社
  (3)TDK株式会社
  【図4.TDKのチップビーズのギガスパイラ®構造】
  (4)ローム株式会社
  (5)株式会社新日本電波吸収体
  【図5.新日本電波吸収体のNFC-RFID用磁性シート】
  (6)星和電機株式会社
  【表4.星和電機の主なノイズ対策関連製品】
  (7)株式会社村田製作所
  【図・表5.村田製作所の通信機器向け製品と通信モジュールの売上推移
  (金額:2011-2014年度予測)】
  3-2.EMCサポート関連・その他の企業・機関
  (1)株式会社アストロノーツ
  (2)株式会社シンプルコントロール
  (3)株式会社フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ
  (4)国立大学法人山形大学

《装置関連》

●包装機械市場 (73~93ページ)
  ~世界市場で高成長続くも国内メーカーの輸出は限定的
   今後の海外輸出促進が期待される~

  1.包装機械とその発展経緯
  2.包装機械の種類
  2-1.製袋充てん機(Form-Fill-Sealing Machine)
  【図1.典型的な製袋充てん機の外観写真】
  2-2.容器成形充てん機(Container Form-Fill-Sealing Machine)
  【図2.典型的な容器成形充てん機の外観写真】
  2-3.びん詰め機(Bottling Machine)
  【図3.典型的なびん詰機の外観写真】
  2-4.上包機(Over Wrapping Machine)
  【図4.典型的な上包機の外観写真】
  2-5.バンド掛け機(Strapping Machine)
  【図5.典型的なバンド掛け機の外観写真】
  2-6.ケース詰機(Case Packer)
  【図6.典型的なケース詰機の外観写真】
  3.包装機械の需要分野別状況
  4.包装機械の市場規模推移と予測
  【図・表1.包装機械の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.包装機械のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.包装機械の種類別国内市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  【図・表4.包装機械の種類別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表5.包装機械の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  5.包装機械のメーカーシェア
  【図・表6.包装機械の国内市場における企業シェア(2013年)】
  6.包装機械メーカーの取組動向
  6-1.株式会社イシダ
  6-2.株式会社岩黒製作所
  6-3.エーシンパック工業株式会社
  6-4.大森機械工業株式会社
  6-5.株式会社オーエム製作所
  6-6.株式会社京都製作所
  6-7.キョーラク株式会社
  6-8.CKD株式会社
  6-9.四国化工機株式会社
  6-10.澁谷工業株式会社
  6-11.ゼネラルパッカー株式会社
  6-12.株式会社東京自働機械製作所
  6-13.東洋自動機株式会社
  6-14.トキワ工業株式会社
  6-15.日本自働精機株式会社
  6-16.日本包装機械株式会社
  6-17.株式会社フジキカイ
  6-18.ボッシュパッケージングテクノロジー株式会社
  6-19.三菱重工食品包装機械株式会社
  7.包装機械の今後の展望

《半導体》

●MCU(マイコン)市場 (94~105ページ)
  ~自動車やハイビジョン機器などにより安定的な成長~
  1.市場概況
  2.市場規模の推移とシェア
  2-1.市場規模の推移
  【図・表1.世界のMCU市場規模の推移と予測(金額:2010-2014年予測)】
  2-2.市場シェア(全世界)
  【図・表2.MCU世界市場のシェア推移(金額:2011-2013年】
  3.製品動向
  3-1.ビット別製品動向
  3-2.マルチコア化の動向
  3-3.低消費電力化の動向
  4.各社の動向
  4-1.ルネサスエレクトロニクス株式会社
  4-2.フリースケール・セミコンダクタ(Freescale Semiconductor, Inc.)
  4-3.マイクロチップ・テクノロジー(Microchip Technology Inc.)
  4-4.インフィニオン・テクノロジーズ(Infineon Technologies AG,)
  4-5.テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments Incorporated.)
  4-6.アトメル(Atmel Corporation)
  4-7.その他
  5.今後の見通し

《あとがき》

読者アンケート(興味を持ったレポート)結果 (106ページ)

Yano E plus 2014年5月号(No.074)

 トピックス 

《電子デバイス》
●人感センサ市場
~手軽な省エネツールの代表格としての期待が高まる

人感センサは人間を感知するセンサである。人間を感知するセンサ・プローブにはさまざまな種類があるが、現実的に最も多く実用化されているのは、赤外線センサである。

赤外線センサは、基本的に熱を感知するセンサである。人体は通常36~37℃程度の体温を有するため、人体から放出される熱輻射を赤外線センサが検知することによって、人感センサとしての役割を果たすことができる。

赤外線センサの原理は、通常、センサ視野内の人体と背景との温度差によるエネルギー量の変化を検知することによって、人を検出するものである。したがって、風呂のように人体温度と背景温度が接近している場合には、人を感知することができない。また、人間に近い体温を持つペットなどの動物も誤認識しやすい。こうした誤作動を防ぐために、センサの精度を高めたり、センサの数量を増やしたり、異なる種類のセンサを組み合わせたりするなどの工夫がされている。

人感センサは、防犯などセキュリティ用途から始まったが、最近では、さまざまな電気機器の省エネ効果に大きく寄与するようになってきている。
省エネ用途としては、個別電気製品に人感センサを設置し、人を感知して、こまめに電源のオン・オフを行なうことにより、省エネ効果を高めようというものである。
すでに、照明はもとより、エアコン、温水便座、換気扇、テレビ、パソコン、電気こたつ、自動販売機などに、人感センサが用いられてきており、その用途範囲はさらに広がる勢いを示している。

さらに、こうした動きは、家庭だけでなく、職場にも広がってきている。これまで省エネ機器の開発など、省エネ対策を先進的に進めてきた産業界では、従来見逃されてきたオフィスなどの事業所において、人がいないときには不要な照明や機器の電源を管理するツールとして、人感センサを用いる動きが活発になってきている。人感センサは、手軽だが、本格的な省エネツールとしての役割を担える段階になりつつある。

 内容目次 

《次世代デバイス・ソリューション》

●屋内位置情報システム市場 (3~15ページ)
  ~国内はまだ混沌とした黎明期だが、ニーズは明確で市場性大~
  1.はじめに
  2.室内位置情報とは
  3.室内位置情報の取得
  3-1.屋内位置情報の取得手段
  【表1.屋内位置情報取得一覧】
  【表2.屋内位置情報に関する各方式一覧】
  (1)携帯基地局
  (2)PHS基地局
  (3)無線LAN(Wi-Fi)
  (4)BLE(Bluetooth Low Energy)
  (5)二次元コード、ARなど
  (6)RFID、専用無線送信機など
  (7)専用無線標識(Dedicated Beacons)
  (8)ImpulseUWB
  (9)可視光
  (10)赤外線
  (11)超音波
  (12)無線ビーコン
  (13)高感度GPS
  (14)GPSリピータ
  (15)Pseudolite
  (16)IMES
  (17)自律航法(PDR)
  3-2.想定される利用形態
  【表3.室内位置情報のアプリケーション例】
  4.市場概況
  4-1.市場構造とその動き
  4-2.「情報銀行」という考え方
  5.市場規模

●ナノエレクトロニクスデバイス市場 (16~36ページ)
  ~微細化の限界に達しつつある従来デバイスに替わって登場
   当面微細化技術を軸に進展も、先々は未知の概念の発想が重要~

  1.ナノテクノロジーとナノエレクトロニクスデバイス
  2.ナノエレクトロニクスデバイスの必要性と可能性
  【図1.シリコン半導体素子の性能のトレンド予測】
  3.ナノエレクトロニクスデバイスの応用事例
  3-1.量子コンピュータ
  3-2.DNAコンピュータ
  【図2.DNAコンピュータの概念図】
  3-3.分子ナノエレクトロニクスデバイス
  4.ナノエレクトロニクスデバイス発展に欠かせない周辺技術の進歩
  4-1.原子を観る顕微鏡による表面解析
  【図3.AFMの模式図】
  【図4.SPMの模式図】
  4-2.ナノリソグラフィ
  【図5.DPNの模式図】
  4-3.自己組織化
  4-4.分子モデリング
  5.ナノエレクトロニクスデバイスの市場規模推移と予測
  【図・表1.ナノエレクトロニクスデバイスの国内・WW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.ナノエレクトロニクスデバイスの需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.ナノエレクトロニクスデバイスの需要分野別WW市場規模推移と予測(2011-2016年予測)】
  6.ナノエレクトロニクスデバイスのメーカーシェア
  【図・表4.ナノエレクトロニクスデバイスの国内市場における企業シェア(2013年)】
  7.ナノエレクトロニクスデバイスの主要取組企業・団体の動向
  7-1.慶応義塾大学
  7-2.経済産業省
  7-3.独立行政法人産業技術総合研究所
  7-4.東京大学生産技術研究所
  7-5.株式会社東芝
  7-6.東北大学電気通信研究所
  7-7.名古屋大学大学院
  7-8.パナソニック株式会社
  7-9.株式会社日立製作所
  7-10.富士通株式会社
  7-11.独立行政法人物質・材料研究機構
  7-12.北海道大学
  7-13.三重大学極限ナノエレクトロニクスセンター
  7-14.独立行政法人理化学研究所
  【図6.シリコンナノワイヤ量子ドットデバイス】
  8.ナノエレクトロニクスデバイスの将来展望

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(14)》

●ノイズ対策用コンデンサ市場(2) (37~64ページ)
  ~フィルムコンデンサを中心とする安全規格コンデンサは堅調に推移~
  1.はじめに
  1-1.フィルムコンデンサとノイズ対策
  (1)現在は金属化フィルム型が主流
  【図1.積層形金属化フィルム型コンデンサの構造】
  (2)フィルムコンデンサの利点と課題
  (3)安全規格認定コンデンサ
  【図2.AC電源のノイズ対策の事例】
  1-2.電解コンデンサとノイズ対策
  (1)アルミ電解コンデンサの概要
  (2)アルミ電解コンデンサの周波数特性
  【図3.主要コンデンサの周波数特性】
  (3)タンタル電解コンデンサの概要
  (4)タンタル電解コンデンサの主要用途
  【表1.主要コンデンサの代表的な用途】
  2.フィルムコンデンサと電解コンデンサの市場動向
  2-1.主要コンデンサの総市場規模
  【図・表1.コンデンサの種類別WW市場売上比率(2013年)】
  2-2.フィルムコンデンサとノイズ対策関連市場
  【図・表2.フィルムコンデンサのWW市場規模推移(金額・数量:2012-2017年予測)】
  【図・表3.フィルムコンデンサに占める安全規格品のWW市場比率(2013年)】
  【図・表4.安全規格認定コンデンサの種類別WW市場内訳(2013年)】
  2-3.電解コンデンサとノイズ対策関連市場
  (1)アルミ電解コンデンサ市場の現状
  【図・表5.電解液型アルミ電解コンデンサのWW市場規模推移(金額・数量:2012-2017年予測)】
  【図・表6.機能性アルミ電解コンデンサのWW市場規模推移(金額・数量:2012-2017年予測)】
  (2)タンタル電解コンデンサ市場の現状
  【図・表7.マンガン系タンタル電解コンデンサのWW市場規模推移(金額・数量:2012-2017年予測)】
  【図・表8.導電性高分子系タンタル電解コンデンサのWW市場規模推移(金額・数量2012-2017年予測)】
  【図・表9.ノイズ対策絡みの電解コンデンサのWW市場需要(2013年)】
  3.注目企業の動向
  3-1.フィルムコンデンサ関連
  (1)パナソニック株式会社AIS社(オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社)
  【図4.HEV/EVインバータ等用フィルムコンデンサ(Type1)】
  (2)岡谷電機産業株式会社
  【図5.岡谷電機産業/安全規格ンデンサ(事例)】
  (3)株式会社指月電機製作所
  3-2.電解コンデンサ関連
  (1)NECトーキン株式会社
  (2)Vishay Intertechnology, Inc.
  【図6.湿式タンタルコンデンサのモールド型SMD形製品】
  (3)エルナー株式会社
  【図7.車載用チップ形アルミ電解コンデンサの耐振動構造】
  (4)日本ケミコン株式会社

《装置関連》

●VOC処理装置市場 (65~87ページ)
  ~国内由来のものもかなりあるとされるPM2.5との関連で
   さらに導入がナノエレクトロニクスデバイス市場後押しされる!~

  1.VOCとは
  【図1.PM2.5の発生メカニズム】
  【図2.国内のPM2.5測定結果例】
  2.VOC排出対策の状況
  3.VOC処理方法
  【表1.VOC処理方法と特徴】
  3-1.燃焼法
  【図3.典型的な直接燃焼法によるVOC処理装置のフロー】
  【図4.典型的な蓄熱燃焼法によるVOC処理装置のフロー】
  【図5.典型的な触媒燃焼法によるVOC処理装置のフロー】
  3-2.吸着法
  【図6.典型的な活性炭吸着法によるVOC処理装置のフロー】
  3-3.その他の処理方法
  4.VOC処理装置の市場規模推移と予測
  【図・表1.VOC処理装置の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.VOC処理装置のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.VOC処理装置の方式別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表4.VOC処理装置の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  5.VOC処理装置の企業シェア
  【図・表5.VOC処理装置の国内市場における企業シェア(2013年)】
  6.VOC処理装置の主要取組企業の動向
  【表2.処理方法別VOC処理装置メーカー一覧】
  6-1.アルストム株式会社
  6-2.株式会社クレハエンジニアリング
  6-3.コスモエンジニアリング株式会社
  6-4.日本エア・リキード株式会社
  6-5.株式会社神鋼環境ソリューション
  6-6.株式会社大気社
  6-7.中外炉工業株式会社
  6-8.月島機械株式会社
  6-9.ミウラ化学装置株式会社
  6-10.株式会社モリカワ
  7.VOC処理装置の課題
  8.VOC処理装置の今後の見通し

《電子デバイス》

●人感センサ市場 (88~107ページ)
  ~手軽な省エネツールの代表格としての期待が高まる~
  1.エネルギー戦略の見直しを迫られる日本
  2.省エネに貢献する人感センサ
  3.人感センサとしての赤外線センサ
  4.赤外線センサの種類
  4-1.焦電型赤外線センサ
  【図1.焦電型赤外線センサの外観と回路図】
  4-2.サーモパイル型赤外線センサ
  【図2.サーモパイル型赤外線センサの断面模式図】
  4-3.ボロメータ型赤外線センサ
  【図3.ボロメータ型赤外線センサの模式図と顕微鏡写真】
  5.人感センサの用途
  5-1.省エネ
  【図4.エアコンに用いられる人感センサの事例】
  5-2.セキュリティ
  6.人感センサの市場規模推移と予測
  【図・表1.人感センサの国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.人感センサのWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.人感センサの分野別国内市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  【図・表4.人感センサの分野別WW場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  7.人感センサのメーカーシェア
  【図・表5.人感センサの国内メーカーシェア(2013年)】
  8.人感センサメーカーの取組動向
  8-1.NECトーキン株式会社
  8-2.日本セラミック株式会社
  8-3.パナソニック株式会社
  8-4.富士セラミックス株式会社
  8-5.株式会社村田製作所
  8-6.Excelitas Technologies Corp.(米国)
  9.人感センサ応用製品メーカーの取組動向
  9-1.NECライティング株式会社
  【図5.NECライティングの照明システムの模式図】
  9-2.東芝ライテック株式会社
  9-3.三菱重工業株式会社
  10.人感センサの今後の見通し

《ストアオートメーション(4)》

●カード決済端末市場 (108~118ページ)
  ~電子マネー対応、銀聯(ぎんれん)カード対応などもあり、市場は堅調に推移~
  1.カード決済端末とは
  【表1.OCT端末の種類と概要】
  【図1.カード決済端末システム】
  【図2.カード決済端末機】
  2.市場概況
  2-1.カード決済端末市場概況
  2-2.カード決済利用状況(事例)
  (1)地方中堅スーパー
  (2)中堅カジュアル衣料品販売
  (3)中堅薬局チェーン店
  【図・表1.カード決済端末国内市場推移(数量・金額:2010-2013年度)】
  【図3.消費者の電子商取引決済方法別構成比(2009年)】
  【図4.流通業界におけるクレジットカード決済端末導入状況(2012年6月)】
  3.主要参入メーカー取組動向
  3-1.東芝テック株式会社
  3-2.オムロンソフトウェア株式会社
  3-3.パナソニック システムネットワークス株式会社
  【図5.キャッシュレス化対応】
  【図6.業務効率化対応】
  3-4.エスアイアイ・データサービス株式会社
  【図7.タクシーメーター連動型電子マネーシステム】
  3-5.富士通フロンテック株式会社
  【図8.ドクターシーラボ導入システム事例】
  4.カード決済端末国内市場規模予測
  【図・表2.カード決済端末国内市場推移(台数・金額:2014年度-2020年度予測)】
  【図9.カード会社の安全性取組動向】

《あとがき》

韓国電子展への出店ご案内 (119ページ)

Yano E plus 2014年4月号(No.073)

 トピックス 

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(13)》
●ノイズ対策用コンデンサ市場
~MLCCはスマホ向けのノイズ対策用が牽引役となり好調に推移

コンデンサはEMC・ノイズ対策で最も多用される受動部品で、セラミックコンデンサをはじめとして一部のフィルムコンデンサやタンタルコンデンサ、アルミ電解コンデンサなどが随所で使われている。
特にMLCC(Multi Layer Ceramic Chip Capasitor:積層セラミックコンデンサ)は突出して使用量が多く、スマートフォンでは1台当たり最大500個、タブレット端末やノートPCでは同800個、TVでは同1,000個、自動車では同2,500個以上搭載されており、その大半がノイズ対策絡みとみなされる。

近年のMLCCはセラミック誘電体シートの薄層化と積層技術が著しく進化して多層化が進み、1,000層近くを積層した製品も登場した。そのため静電容量が10年で100倍以上に拡大し、タンタルコンデンサやフィルムコンデンサなど他のコンデンサの領域の一部を取り込みつつ使用分野を拡げてきた。

 内容目次 

《自動車関連》

●車載OBD接続機器市場(3) (3~11ページ)
  ~グレーゾーンマーケットから浮上?胎動が始まっている~
  1.OBD接続機器はどこに特徴があるか
  1-1.外部のセンサなどでは得られない情報を取得できる
  【図1.車の制御情報(一例)】
  1-2.OBDⅡ接続機器はグレーゾーンのマーケット
  【表1.OBDⅡを利用した車載機器など(代表例)】
  1-3.OBDⅡとセキュリティ
  2.OBD情報の利用の難しさ
  2-1.グレーマーケットから浮上か?
  2-2.利用するまでの努力
  3.OBD接続機器の今後の市場性

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(13)》

●ノイズ対策用コンデンサ市場(1) (12~31ページ)
  ~MLCCはスマホ向けのノイズ対策用が牽引役となり好調に推移~
  1.はじめに
  1-1.EMC・ノイズ対策用部品・材料の市場規模
  【表1.EMC・ノイズ対策用主要部品・材料の市場規模(2013年)】
  【図・表1.ノイズ対策用フィルタリング部品のWW市場内訳(2013年)】
  1-2.ノイズ対策用コンデンサ市場の内訳
  【図・表2.ノイズ対策用コンデンサのWW市場内訳(2013年)】
  2.ノイズ対策とセラミックコンデンサ
  2-1.ノイズ対策用コンデンサの使用形態
  (1)バイパスコンデンサ
  (2)デカップリングコンデンサ
  (3)安全規格認定コンデン
  (4)スナバコンデンサ
  2-2.セラミックコンデンサの特長
  (1)構造の違いと誘電体の違い
  【図1.MLCCの構造(概念図)】
  (2)MLCCの利点と市場規模
  【図・表3.MLCCのWW市場規模推移・予測(数量・金額2012-2017年予測)】
  【図・表4.セラミックコンデンサに占めるMLCCのWW市場比率(2013年)】
  (3)サイズ・アプリ動向とメーカー・シェア
  【図・表5.MLCCのサイズ別WW市場構成比(2013年)】
  【図・表6.MLCCの利用分野別WW市場構成比(2013年)】
  【図・表7.MLCCのWW市場メーカー・シェア(2013年)】
  3.注目企業の動向
  3-1.KEMET Corporation
  【図・表8.KEMETのコンデンサ(キャパシタ)事業の内訳】
  3-2.株式会社MARUWA
  【図2.MARUWA /スタック型(左)とブロック型(右)セラミックコンデンサ】
  3-3.TDK株式会社
  3-4.太陽誘電株式会社
  3-5.株式会社村田製作所
  【図3.村田製作所/世界最小の0201サイズMLCC】

《次世代材料・ソリューション》

●ニューカーボン産業 (32~54ページ)
  ~特殊炭素製品の成熟度合いが高まる中
  ナノカーボン材料の新機能・用途開発が期待される~

  1.ニューカーボンとは
  【表1.炭素材料の分類】
  2.ニューカーボンの種類
  2-1.特殊炭素製品
  2-2.炭素繊維
  【図1.炭素繊維(ピッチ系)の断面形状を示す顕微鏡写真】
  【図2.炭素繊維(PAN系)の製造プロセス】
  【図3.炭素繊維(ピッチ系)の製造プロセス】
  【図4.炭素繊維の二酸化炭素削減効果】
  2-3.カーボンナノチューブ
  【図5.CNTの原子模型】
  2-4.フラーレン
  【図6.フラーレンC60の原子模型】
  3.ニューカーボンの需要分野
  3-1.電気分野
  3-2.冶金分野
  3-3.機械分野
  3-4.航空宇宙分野
  3-5.その他分野
  4.ニューカーボンの市場規模推移と予測
  【図・表1.ニューカーボンの国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.ニューカーボンのWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.ニューカーボンの種類別国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表4.ニューカーボンの需要分野別(特殊炭素製品)国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表5.ニューカーボンの需要分野別(炭素繊維)国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  5.ニューカーボンの企業シェア
  【図・表6.ニューカーボンの種類別国内市場における企業シェア(2013年・特殊炭素製品)】
  【図・表7.ニューカーボンの種類別国内市場における企業シェア(2013年・炭素繊維)】
  6.ニューカーボンの主要取組企業・団体の動向
  6-1.イビデン株式会社
  6-2.株式会社クレハ
  6-3.独立行政法人産業技術総合研究所
  6-4.昭和電工株式会社
  6-5.東海カーボン株式会社
  6-6.東邦テナックス株式会社
  6-7.東洋炭素株式会社
  6-8.東レ株式会社
  6-9.日本カーボン株式会社
  6-10.日立化成株式会社
  6-11.三菱化学株式会社
  6-12.三菱樹脂株式会社
  6-13.三菱レイヨン株式会社
  6-14.名城大学
  7.ニューカーボンの将来展望

●バイオミメティクス市場 (55~76ページ)
  ~欧州が先駆けて発展、
  最近のナノテクノロジーの進展と相まって、研究の潮流に乗れるか!~

  1.バイオミメティクスとは
  2.バイオミメティクスの系譜
  【図1.バイオミメティクス研究の歴史】
  2-1.分子系バイオミメティクス
  2-2.機械系バイオミメティクス
  【図2.カワセミと500系新幹線先頭車両】
  2-3.材料系バイオミメティクス
  【図3.サメの体表面とリブレット構造の電子顕微鏡写真】
  【図4.ヤモリの足とそれを模倣したロボット】
  3.バイオミメティクスの市場規模推移と予測
  【図・表1.バイオミメティクスの国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.バイオミメティクスのWW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.バイオミメティクスの系統別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表4.バイオミメティクスの需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  4.バイオミメティクスの企業シェア
  【図・表5.バイオミメティクスの国内市場における企業シェア(2013年)】
  5.バイオミメティクスの主要取組企業・団体の動向
  5-1.独立行政法人産業技術総合研究所
  【図5.蓮の葉の表面の電子顕微鏡写真とアルミニウムの表面処理の模式図】
  5-2.シャープ株式会社
  【図6.アホウドリとエアコン室外機のファン】
  5-3.東北大学
  5-4.帝人株式会社
  【図7.モルフォ蝶の羽の構造と発色繊維の構造発色の原理】
  5-5.日東電工株式会社
  5-6.浜松医科大学
  5-7.独立行政法人物質・材料研究機構
  5-8.北海道大学
  5-9.三菱レイヨン株式会社
  【図8.モスアイと無反射フィルムの電子顕微鏡写真】
  5-10.Daimler AG(ドイツ)
  【図9.ハコフグとMercedes BenzのBionic Car】
  6.バイオミメティクスの海外動向
  6-1.欧州
  6-2.北米
  6-3.アジア
  7.バイオミメティクスの課題と今後の見通し

《ストアオートメーション(3)》

●キオスク端末市場 (77~85ページ)
  ~ロケーション拡大・高機能化により市場は増加傾向で推移~
  1.キオスク端末とは
  【図1.キオスク端末外観及びシステム】
  【表1.キオスク端末の変遷(初期)】
  2.市場概況
  2-1.キオスク端末市場概況
  【図・表1.キオスク端末国内市場規模(数量・金額:2011-2013年3月)】
  【図・表2.キオスク端末国内需要分野別比率(台数:2013年)】
  【図2.飲食、流通以外での主な利用ロケーション】
  3.参入企業取組動向
  3-1.日本電気株式会社
  3-2.PFU株式会社
  【図3.電子マネーとキオスク端末連動のビジネスモデル】
  3-3.株式会社日立制御ソリューションズ
  3-4.沖電気工業株式会社
  【図4.WILLER TRAVEL社 高速バスツアー自動チェックイン概念図】
  3-5.その他
  4.キオスク端末市場国内市場規模予測
  【図・表3.キオスク端末市場国内市場規模予測(数量・金額:2014-2020年3月予測)】

《半導体》

●EEPROM市場 (86~93ページ)
  ~自動車分野における普及が期待される~
  1.市場概況
  2.市場規模の推移とシェア
  2-1.市場規模の推移
  【図・表1.世界のEEPROM市場規模の推移と予測(金額:2010-2014年予測)】
  2-2.市場シェア(全世界)
  【図・表2.EEPROM世界市場のシェア推移(金額:2011年-2013年見込)】
  3.製品動向
  3-1.シリアル型とパラレル型
  4.各社の動向
  4-1.STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)
  4-2.アトメル(Atmel Corporation)
  4-3.マイクロチップ・テクノロジー(Microchip Technology)
  4-4.オン・セミコンダクター(ON Semiconductor)
  4-5.インターシル(Intersil Corporation)
  4-6.その他
  5.今後の見通し

《太陽電池シリーズ(4)》

●有機系太陽電池市場 (94~106ページ)
  ~色素増感:エネルギーハーベスティング領域での視界が良好に
  有機薄膜:効率はシングルで11.7%、タンデムでは12.0%に~

  1.色素増感太陽電池市場
  【表1.色素増感太陽電池 半導体電極および基板別主要企業一覧】
  【表2.色素増感太陽電池 高効率化の流れ(少面積セル)】
  2.有機薄膜太陽電池
  【表3.有機薄膜太陽電池 開発動向】
  【図1.有機薄膜太陽電池 セル構造】

《あとがき》

お客様からのご質問 (107ページ)

関連マーケットレポート

Yano E plus 2014年3月号(No.072)

 トピックス 

《ストアオートメーション(2)》
●流通ATM市場
~次世代対応もあり市場は堅調に推移

ATMとはAutomated Teller Machineの略語であり、現金自動預け払い機を指す。通常銀行や郵便局に設置されている。当該レポートでは、主にコンビニエンスストアに設置されている省スペース型ATMを「流通ATM」とし、その市場動向などについて述べていく。

流通ATMは1998年10月ローソンにおいてCD機の設置から始まった。CD機は出金機能および残高確認に機能を絞り込んだ装置であった。その後入金も可能とした本格的な流通ATMが1993年3月にam/pmの@BANKに導入された。主体となったのはさくら銀行(現三井住友銀行)である。その後コンビ二ATM運営会社「イーネット」設立やイトーヨーカ堂によるアイワイバンク設立などが進むことになる。

流通ATM市場は基本約7年間での製品ライフサイクル終了におけるリプレース需要となる。さらに2014年及び2015年まではセブン銀行などの導入や統廃合含めたコンビニ新規出店もあり、高水準で市場は推移するとみられる。2016年は一段落しリプレースが中心となるため若干落ちこむと予想される。しかし、2018年から2020年にかけては、次世代流通ATMの投入もあろうかとみられるため、設置ロケーションも広がることが想定され、増加基調に転じると予想される。次世代機のテーマとしては、東京オリンピックというイベントが有り、更に海外カードなどの取り扱いの簡易性、電子マネー、ポイントなどへの対応拡張、またディスプレイのデジタルサイネージ化による更なるCRM機能拡張などがあげられる。

 内容目次 

《自動車関連》

●車載OBD接続機器市場(2) (3~15ページ)
  ~スキャンツールは標準化が進み、点検・整備の効率化が末端まで浸透する~
  1.スキャンツール
  1-1.市販OBDスキャンツールの種類
  【表1-1.市販スキャンツールの主要製品一覧】
  【表1-2.市販スキャンツールの主要製品一覧】
  【表1-3.市販スキャンツールの主要製品一覧】
  1-2.市販OBDスキャンツールの需要分野
  【表2.自動車整備工場数概算】
  1-3.市販OBDスキャンツールの必要性
  1-4.OBDスキャンツールの基本機能
  【表3.スキャンツールの機能】
  1-5.市販OBDスキャンツールの価格
  【表4.スキャンツールの種類】
  1-6.OBDスキャンツールの標準仕様
  1-7.OBDスキャンツールとJ-OBDⅡ
  【表5.J-OBDⅡモニタ項目例】
  2.まとめ
  2-1.スキャンツール市場
  2-2.国内市場予測
  【図・表1.国内スキャンツール市場規模予測(数量:2014-2018年予測)】
  【表6.国内スキャンツール市場規模予測(金額:2014-2018年予測)】

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(12)》

●インダクタ/コイル関連市場(2) (16~41ページ)
  ~チップビーズの需要が拡大、大型ノイズフィルタも売上を伸ばす~
  1.はじめに
  1-1.ノイズ対策用インダクタ/コイルの市場規模推移
  【図・表1.ノイズ対策用インダクタ/コイルのWW市場規模推移・予測(金額:2011-2017年予測)】
  【図・表2.ノイズ対策用インダクタ/コイルWW市場の内訳(金額:2013年)】
  【図・表3.ノイズ対策用インダクタ/コイルWW市場の内訳(数量:2013年)】
  1-2.フェライトビーズインダクタの動向
  (1)高周波帯のノイズを選択的に除去
  (2)スマホ向けチップビーズの近況
  【図・表4.ハイエンドスマホ向けインダクタ/コイルの内訳(推定モデル)】
  1-3.LCノイズフィルタの動向
  (1)急峻な減衰特性を示す
  (2)オンボード型とインレット型・BOX型
  【図1.LCフィルタのインレット型とBOX型】
  (3)LCフィルタの市場規模
  【図・表5.LCフィルタのWW市場規模推移・予測(金額:2011-2017年予測)】
  【図・表6.LCフィルタのWW市場類別売上構成(2013年)】
  ①インレット型・BOX型市場
  【図・表7.インレット型・BOX型LCフィルタの日本の市場規模(2013年)】
  ②オンボード型市場
  1-4.ノイズ対策用フェライトコア
  2.注目企業の動向
  2-1.民生・業務機器向けインダクタ/コイル関連
  (1)NECトーキン株式会社
  (2)TDK株式会社
  (3)株式会社ウエノ
  【図2.「ウエノコイル」の製品事例】
  (4)信華株式会社
  (5)東光株式会社
  2-2.産業機器向け関連・その他の注目企業
  (1)JFEフェライト株式会社
  (2)ケイアールエフエム株式会社
  【図3.「コイフル®」(下)と「パワーフィルタ®」(上)】
  (3)サンワテクノス株式会社
  【図4.アースラインノイズフィルタ(後付用とオンボード用)】
  (4)シャフナー・グループ/シャフナーEMC株式会社
  (5)新光商事株式会社
  (6)双信電機株式会社

《電子部材・材料》

●LIB電解液の添加剤動向 (42~60ページ)
  ~メカニズム解明が進み始めたことが、新たな開発につながるか!~
  1.LIB電解液をめぐる状況
  2.LIB電解液における添加剤の役割
  【表1.主要電解液メーカーの電解液と電解液添加剤の組成】
  3.LIB電解液中の電極近傍における固液界面現象
  3-1.LIB電解液添加剤とSEI膜の関係
  【図1.LIBにおける電極反応の模式図】
  3-2.LIB電解液におけるSEI形成メカニズム
  【図2.LIBにおけるSEI膜形成メカニズムの模式図】
  【図3.京コンピュータのシミュレーションで得られた結果】
  4.LIB電解液と添加剤の市場規模推移と予測
  【図・表1.LIB電解液のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.LIB電解液の添加剤のWW市場規模推移と予(数量・金額:2011-2016年予測)】
  5.LIB電解液の添加剤の企業シェア
  【図・表3.LIB電解液の添加剤のWW市場における企業シェア(2013年)】
  6.LIB電解液の添加剤の主要取組企業・団体の動向
  6-1.宇部興産株式会社
  6-2.昭和電工株式会社
  6-3.セントラル硝子株式会社
  6-4.ダイキン工業株式会社
  6-5.三井化学株式会社
  6-6.三菱化学株式会社
  6-7.東莞市杉杉電池材料有限公司(中国)
  6-8.PANAX ETEC Co., Ltd.(韓国)
  6-9.Soulbrain Co., Ltd.(韓国)
  7.LIB電解液の添加剤の将来展望

●導電性接着剤市場 (61~75ページ)
  ~プリンテッドエレクトロニクスという新たな市場の広がりで、
   新ステージでの展開が想定される!~

  1.導電性接着剤とは
  2.導電性接着剤の種類
  【表1.導電性接着剤の分類】
  【表2.導電性接着剤の組成および用途例】
  3.導電性接着剤の需要分野
  3-1.IC実装
  【図1.導電性接着剤を用いたダイボンディングの典型的プロセス】
  3-2.水晶振動子
  【図2.導電性接着剤を用いた水晶振動子の典型的な接着方法】
  3-3.LCD
  【図3.導電性接着剤を用いた液晶ディスプレイの典型的な接着方法】
  3-4.その他
  【図4.導電性接着剤を用いた積層セラミックスコンデンサの典型的な接着方法】
  4.導電性接着剤の市場規模推移と予測
  【図・表1.導電性接着剤の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.導電性接着剤のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.導電性接着剤の種類別国内市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  【図・表4.導電性接着剤の需要分野別国内市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  5.導電性接着剤の企業シェア
  【図・表5.導電性接着剤の国内市場における企業シェア(2013年)】
  6.導電性接着剤の主要取組企業の動向
  6-1.昭和電工株式会社
  6-2.株式会社スリーボンドホールディングス
  6-3.ナミックス株式会社
  6-4.日立化成株式会社
  6-5.藤倉化成株式会社
  7.導電性接着剤の課題と見通し
  8.プリンテッドエレクトロニクスと導電性接着剤

《次世代ソリューション》

●M2M市場 (76~99ページ)
  ~既存の携帯電話回線などが成熟している中、
   入れ替わり大きな成長が期待されるM2Mは救世主となるか!~

  1.M2Mとは
  【図1.M2Mの俯瞰的イメージ】
  【図2.M2Mのアーキテクチャイメージ】
  2.M2Mの発展経緯
  3.M2Mの構成
  3-1.ネットワークインフラ
  【図3.M2Mネットワークサービスのイメージ】
  3-2.プラットフォームサービス
  3-3.ソフトウェア
  3-4.デバイス
  【図4.M2Mで用いられるデバイスのイメージ】
  【図・表1.M2Mデバイスと他分野のデバイスの国内市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
  4.M2Mの需要分野
  4-1.エネルギー・ユーティリティ分野
  【図5.M2Mによる次世代エネルギーマネジメントシステムの実現イメージ例】
  4-2.交通・運輸・物流分野
  4-3.製造業分野
  【図6.M2Mの導入事例(機械メーカーの場合)】
  4-4.その他分野
  5.M2Mの市場規模推移と予測
  【図・表2.M2Mの国内、WW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.M2Mのセグメント別国内市場規模推移と予測(金額2011-2016年予測)】
  【図・表4.M2Mの需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  6.M2Mの企業シェア
  【図・表5.M2Mのセグメント別国内市場における企業シェア(2013年:プラットフォームサービス)】
  【図・表6.M2Mのセグメント別国内市場における企業シェア(2013年:ネットワークサービス)】
  【図・表7.M2Mのセグメント別国内市場における企業シェア(2013年:ソフトウェア)】
  【図・表8.M2Mのセグメント別国内市場における企業シェア(2013年:デバイス)】
  7.M2Mの主要取組企業・団体の動向
  7-1.株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
  7-2.KDDI株式会社
  7-3.ソフトバンクテレコム株式会社
  7-4.株式会社東芝
  7-5.日本電気株式会社
  7-6.パナソニック株式会社
  【図7.パナソニックが提案するスマートHEMSの将来イメージ像】
  7-7.株式会社日立製作所グループ
  7-8.富士通株式会社
  7-9.Vodafone Group Plc.(英国)
  7-10.Qualcomm Life Inc.(米国)
  8.M2Mの今後の有望分野
  8-1.スマートグリッド
  8-2.遠隔マネジメント
  8-3.ITS
  8-4.ホームオートメーション
  9.M2Mの課題
  9-1.規格の統一
  9-2.周波数帯域の不足
  9-3.セキュリティ確保

《ストアオートメーション(2)》

●流通ATM市場 (100~106ページ)
  ~次世代対応もあり市場は堅調に推移~
  1.流通ATMとは
  【図1.流通ATM概観】
  【表1.流通ATMの開始時期及び内容】
  2.市場概況
  2-1.流通ATM市場概況
  【図・表1.流通ATM国内市場規模推移(台数・金額:2010-2013年)】
  2-2.業界構造
  【表2.流通ATM業界構造】
  2-3.流通ATM分類
  【表3.流通ATM分類】
  3.参入企業取組動向
  3-1.日本電気株式会社
  3-2.富士通株式会社
  【図2.次世代流通ATMの仕組】
  3-3.沖電気工業株式会社
  3-4.日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社
  3-5.株式会社セブン銀行・株式会社イオン銀行
  4.流通ATM国内市場規模予測
  【図・表2.流通ATM国内市場規模予測(台数・金額:2014-2020年予測)】

《太陽電池シリーズ(3)》

●化合物系太陽電池市場 (107~119ページ)
  ~CdTe:モジュールの価格暴落でプライスリーダーの地位が揺らぐ
   CIGS:参入・撤退が相次ぎ、市場プレイヤーは様変わり~

  1.CIGS太陽電池市場
  【表1.GIGS太陽電池メーカーの撤退状況】
  【図・表1.CIGS太陽電池市場規模推移(数量:2010-2020年予測)】
  【図・表2.CIGS太陽電池メーカーシェア(2012年)】
  【図1.GIGS太陽電池(セル)の一般的な構造】
  2.CdTe太陽電池市場
  【図・表3.CdTe太陽電池市場規模推移(数量:2010-2020年予測)】
  【図・表4.CIGS太陽電池メーカーシェア(2012年)】

《タイムリーレポート》

●「ネプコンジャパン2014」「オートモーティブワールド2014」レポート (120~129ページ)
  ~最新の電子デバイスや材料、半導体製造技術からパッケージ、
   カーエレクトロニクス、次世代照明などを中心に1,766社が一同展示~

  1.全体
  【写真1.「ネプコンジャパン2014」】
  【写真2.「オートモーティブワールド2014」】
  2.各社の展示状況
  2-1.Infineon Technologies AG
  【写真3.IGBT向け12インチFZウエハー】
  2-2.ローム株式会社
  【写真4.SiCトレンチMOSFET、フルSiCパワーモジュール】
  【写真5.SiCを実装した5kW 非絶縁型双方向DC/DCコンバータ】
  2-3.富士電機株式会社
  【写真6.アコードHVに搭載されているIPM】
  2-4.ボッシュ株式会社(Robert Bosch GmbH)
  【写真7.電動パワーステアリング向けパワーモジュール】
  2-5.STMicroelectronics NV
  【写真8.高度運転支援インターフェイス】
  2-6.VALEO S.A.
  【写真9.自動運転車両の外観とセンサ】
  3.専門技術セミナー
  3-1.パワー半導体
  3-2.ADAS/自動運転
  【写真10.オートモーティブワールド2014 専門技術セミナープログラム】

《あとがき》

消費税改定について (130ページ)

関連マーケットレポート

Yano E plus 2014年2月号(No.071)

 トピックス 

《自動車関連》
●車載OBD接続機器市場
~注目されるOBD接続機器市場はニッチから離陸し、拡大する期待大

OBD(On-Board Diagnostic system)が注目されている。著しい自動車の電子化の進展とともに、車の整備などの自動化/電子化の必要性が増大している事が大きな要因になっている。もうボンネットを開けて故障を判断することが難しい状況になっているのだ。

元々OBDは、排ガス規制のための定常的な監視が目的で規格化されたものである。OBDを用いると、車載ECUが接続された車載ネットワークにアクセスすることで制御系システムの動作状況を確認できる。車の制御情報から故障診断に利用したり、燃費情報やバッテリー残量などの情報も得られることになり、今まではコンソール上のメータでしか確認できなかった電子情報に接することが可能になった、ということになる。

このように、一方でコンピュータシステムの利便性と脆弱性がOBD周りには存在し、かつ規格化が現在進行中であることなどを考えれば、(本来の故障診断システムをのぞく)市場はニッチマーケットということになる。しかし問題点を解消しながら、E-OBD/JOBDなど、世界的に規格化が推進されており、数年後には大きなマーケットとして成長するものと考えられる。

 内容目次 

《自動車関連》

●車載OBD接続機器市場(1) (3~16ページ)
  ~注目されるOBD接続機器市場はニッチから離陸し、拡大する期待大~
  1.はじめに
  2.OBDとは
  2-1.OBDの発展経過
  (1)OBDⅠ
  (2)OBDⅡへの変遷
  (3)OBDⅡの通信規格
  (4)ローカル仕様であるE-OBD
  (5)その他の国々のOBDⅡ
  (6)適合試験:SAE J1699/3
  2-2.故障診断の方法(概説)
  (1)故障診断
  (2)故障診断で用いる機器、機能
  【表1.故障診断で用いる機器、機能】
  2-3.OBDⅡによる監視対象
  (1)常時監視対象
  (2)定期監視対象
  2-4.オンボード/オフボード診断
  (1)オンボード診断
  (2)オフボード診
  (3)故障診断通信
  2-5.OBDの標準化動向
  (1)WWH-OBD
  (2)J-OBDⅡ取扱指針
  【図1.J-OBDⅡ取扱指針】
  (3)J-OBDⅡ活用ガイドライン

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(11)》

●インダクタ/コイル関連市場(1) (17~33ページ)
  ~スマホ向けや車載用インダクタの需要が増え、生産規模が拡大~
  1.はじめに
  1-1.EMC・ノイズ対策の全体像
  【表1.EMC・ノイズ対策の主要部品・材料】
  【表2.EMC・ノイズ対策部品・材料の基本機能】
  1-2.伝導ノイズと放射ノイズ
  1-3.インダクタ/コイル製品の概要
  (1)インダクタ/コイルの構造
  【図1.トロイダルコイルの外観】
  (2)パワーインダクタと高周波回路用インダクタ
  (3)チョークコイルの特長
  (4)フェライトビーズインダクタ
  2.インダクタ/コイル市場の動向
  2-1.総市場規模の推移と予測
  【図・表1.コイル・トランスのWW市場規模推移と予測(金額:2011-2017年予測)】
  【図・表2.コイル・トランスWW市場に占めるインダクタ/コイルの比率(2013年)】
  【図・表3.インダクタ/コイルのWW市場規模推移・予測(金額・数量:2011-2017年予測)】
  2-2.地域別の生産状況
  【図・表4.インダクタ/コイルのWW市場地域別生産量(2013年)】
  2-3.タイプ別の生産動向
  【図・表5.インダクタ/コイルのWW市場巻線型の比率(2013年)】
  【図・表6.インダクタ/コイルのWW市場SMD形の比率(2013年)】
  2-4.インダクタ/コイルの用途別の内訳
  【図・表7.インダクタ/コイルの用途別WW市場内訳(2013年:数量)】
  【図・表8.インダクタ/コイルの用途別WW市場内訳(2013年:金額)】
  【図・表9.パワーインダクタ市場におけるメタル系のWW市場シェア(2013年)】
  2-5.ノイズ対策用チョークコイルの動向
  【図・表10.チョークコイルWW市場内訳(電源1次/2次側:2013年)】
  【図・表11.電源1次側チョークコイルの形状別WW市場内訳(2013年)】

《次世代ソリューション》

●次世代自立支援機器市場 (34~55ページ)
  ~急速な進展を遂げてきている自立支援機器に、
  新機器が続々と登場し巨大市場が立ち上がる!~

  1.自立支援機器とは
  2.次世代自立支援機器の概況
  3.代表的な次世代自立支援機器
  3-1.移動の支援のための機器
  (1)電動車椅子
  (2)電動カート
  (3)電動アシスト自転車
  3-2.生活環境における支援のための機器
  (1)食事支援機器
  【図1.典型的な食事支援機の外観写真】
  3-3.リハビリにおける支援のための機器
  (1)リハビリ支援機器
  【図2.典型的なリハビリ支援機の外観写真】
  3-4.情報・コミュニケーションの支援のための機器
  【表1.コミュニケーション障害に対する支援機器】
  【図3.歩行困難な肢体等不自由者の住宅設備操作支援システム】
  (1)見守りサービス
  【表2.センサ・機器等による高齢者の見守りサービスの一例】
  (2)高齢者用ゲーム機
  (3)癒しロボット
  【図4.典型的な癒しロボットの外観写真】
  (4)ベッドサイド端末
  3-5.介護者の支援のための機器
  (1)パワーアシストスーツ
  【図5.典型的なパワーアシストスーツの外観写真】
  4.次世代自立支援機器の市場規模推移と予測
  【図・表1.次世代自立支援機器の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2012-2035年予測)】
  【図・表2.次世代自立支援機器のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2012-2035年予測)】
  【図・表3.次世代自立支援機器の種類別国内市場規模推移と予測(金額:2012-2035年予測)】
  【図・表4.次世代自立支援機器の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2012-2035年予測)】
  5.次世代自立支援機器の企業シェア
  【図・表5.次世代自立支援機器の種類別国内市場における企業シェア(2012年:移動支援機器)】
  【図・表6.次世代自立支援機器の種類別国内市場における企業シェア(2012年:生活支援機器)】
  6.次世代自立支援機器の主要取組企業・団体の動向
  6-1.アクティブリンク株式会社
  6-2.CYBERDYNE株式会社
  6-3.独立行政法人産業技術総合研究所
  6-4.スズキ株式会社
  6-5.大和ハウス工業株式会社
  6-6.株式会社知能システム
  6-7.株式会社テクノスジャパン
  6-8.マクソンジャパン株式会社
  6-9.ミサワホーム株式会社
  7.次世代自立支援機器の将来展

《ストアオートメーション(1)》

●ECR市場 (56~62ページ)
  ~消費税アップにより市場は活性化~
  1.ECRとは
  【図1.ECRシステム構成図】
  2.市場概況
  2-1.ECR市場概況
  【図・表1.ECR国内市場規模推移(金額:2008-2012年)】
  2-2.株式会社TBグループ
  2-3.カシオ計算機株式会社
  【図2.ネットレジ構成図】
  2-4.シャープ株式会社
  【図3.システムレジ構成図】
  2-5.東芝テック株式会社
  【図・表2.ECRメーカーシェア(数量:2012年)】
  3.ECR国内市場規模予測
  【図・表3.ECR国内市場規模予測(金額:2013-2020年予測)】

《半導体》

●2014年世界半導体市場 (63~72ページ)
  ~初めて3,000億USドルを超える~
  1.市場概況
  2.市場規模の推移とシェア
  2-1.市場規模の推移
  【図・表1.世界の半導体市場規模の推移と予測(金額:2010年-2014年予測)】
  2-2.市場シェア(全世界)
  【図・表2.半導体世界市場のシェア推移(金額:2011年-2013年見込)】
  3.製品動向
  3-1.メモリー関連が伸びる
  【図1.世界の半導体製品別市場規模の推移と予測(金額:2012年-2015年予測)】
  4.各社の動向
  4-1.インテル(Intel Corporation)
  4-2.サムスン電子(Samsung Electronics Co., Ltd.)
  4-3.クアルコム(Qualcomm, Inc.)
  4-4.株式会社東芝
  4-5.SKハイニックス(SK Hynix Inc.)
  4-6.テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments Incorporated)
  4-7.ルネサスエレクトロニクス株式会社
  4-8.STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics NV)
  5.今後の見通し

●フォトリソグラフィ市場 (73~93ページ)
  ~以前から限界を迎えつつあるとされながらも延命を続けている
  フォトリソグラフィ技術の最新動向!~

  1.フォトリソグラフィとは
  2.フォトリソグラフィの発展経緯
  3.フォトリソグラフィプロセスと最新技術
  【表1.フォトリソグラフィプロセスの概略】
  【図1.フォトリソグラフィによってウエハ上に形成された典型的な回路パターンの写真】
  3-1.フォトリソグラフィに用いられる光源
  【表2.半導体の微細化と露光光源】
  【図2.EUV露光装置の典型的な模式図】
  【図3.電子線露光法の典型的なプロセスの模式図】
  【図4.SR光を用いたX線露光装置の模式図】
  3-2.液浸露光技術
  【図5.液浸露光技術の原理を示した模式図】
  【図6.液晶用のフォトリソグラフィ露光装置の外観写真】
  4.フォトリソグラフィ露光装置の市場規模推移と予測
  【図・表1.フォトリソグラフィ露光装置の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2010-2015年予測)】
  【図・表2.フォトリソグラフィ露光装置のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2010-2015年予測)】
  【図・表3.フォトリソグラフィ露光装置の光源別WW市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
  【図・表4.フォトリソグラフィ露光装置の需要分野別WW市場規模推移と予測
  (金額:2010-2015年予測)】
  5.フォトリソグラフィ露光装置の企業シェア
  【図・表5.フォトリソグラフィ露光装置のWW市場における企業シェア(2012年:全体)】
  【図・表6.フォトリソグラフィ露光装置の分野別WW市場における企業シェア(2012年:半導体)】
  【図・表7.フォトリソグラフィ露光装置の分野別WW市場における企業シェア(2012年:液晶)】
  6.フォトリソグラフィの主要取組企業・団体の動向
  6-1.大阪大学産業科学研究所
  6-2.キヤノン株式会社
  6-3.株式会社ニコン
  6-4.ASMLホールディング(オランダ)
  7.フォトリソグラフィの将来展望

《太陽電池シリーズ(2)》

●薄膜Si太陽電池市場 (94~102ページ)
  ~厳しい事業環境が続き2012年は主要プレイヤーが市場から退出、成長率もマイナスへ~
  1.薄膜Si太陽電池市場規模推移
  【図1.a-Si太陽電池の構造例】
  【図・表1.薄膜Si太陽電池市場規模推移(数量:2010-2020年予測)】
  2.薄膜Si太陽電池市場の展望
  2-1.シェアトップのシャープを中国製が追う展開ターゲット用途においての「売る仕組みづくり」が不可欠
  【表1.主要薄膜Si太陽電池メーカー 生産体制】
  2-2.トリプル型の量産時期は不透明も、タンデム型での高効率化が進展
  【図2.Si系薄膜太陽電池(タンデム型)の構造例】

《あとがき》

読者テーマリクエスト一覧 (103ページ)

関連マーケットレポート

Yano E plus 2014年1月号(No.070)

 トピックス 

《環境・エネルギー関連》
●バイオ燃料市場
~セルロース系燃料や藻類燃料の登場で、新たな展開期待

バイオ燃料とは、生物資源、つまりバイオマスを原料として製造される燃料のことである。
現在、日本では、主に、ガソリンへの混合利用を目的としたバイオエタノールと、軽油代替燃料としてのバイオディーゼル燃料の2種類が実用化されている。

バイオ燃料は、当初、食糧を原料とするトウモロコシなどから生産するバイオエタノールが中心であったことから、食糧との競合が起き、食糧価格の異常な高騰を招く結果となって、混乱のスタートとなった。特に、日本では、広大な面積を有する米国やブラジルなどから輸入することはあっても、自前でバイオ燃料を生産するということは、当初、考えにくかった。実際、広大な農地面積を有しない日本が、バイオ燃料で成功するためには、広大な敷地を必要としない微細藻類バイオ燃料や、廃油を原料とするバイオディーゼル燃料などを効率よく生産するシステムを確立することが鍵となっている。また、食糧と競合しないセルロース系バイオエタノールの生産も重要となろう。

需要喚起を行なうだけで、結局、バイオ燃料を海外から輸入するのでは、石油がバイオ燃料に切り替わるだけのことで、産業の構図は何ら変わることがないが、もし、バイオ燃料が日本発の新たな起業につながれば、バイオ燃料は日本産業の姿を大きく変貌させることになろう。

微細藻類バイオ燃料やバイオディーゼル燃料は、そうした点で、大きな可能性を秘めており、ようやく、そのような動きを始めている企業が出現してきており、今後のバイオ燃料の行方に注目が集まる。


 内容目次 

《トップ年頭所感》

●2014年 自由と多様性の中にこそ可能性は生まれる (3~5ページ)
  株式会社矢野経済研究所 代表取締役社長 水越 孝

《次世代ソリューション》

●ジェスチャーコントロール市場(5) (6~19ページ)
  ~ベアハンズの“深度カメラ”とは、そしてモーション認識ソフトウエアの現状~
  1.深度カメラとソフトウエア
  1-1.深度カメラの計測の方法
  1-2.赤外線カメラを用いた距離計測(マイクロソフトのKinectを例として)
  【図1.Kinectの基板形状】
  【図2.Kinectのセンサ位置と名称】
  【図3.Kinectのレーザの発光状況】
  【図4.Kinectのレーザメッシュパターン】
  【図5.Kinectの赤外線ビームの照射パターン】
  【図6.Kinectのセンサ感知エリア】
  1-3.赤外線カメラを用いた距離計測(LeapMotionを例として)
  【図7.Leap Motionの内部】
  【図8.Leap Motionが認識する3次元座標系】
  【図9.Leap Motionが認識する手の形】
  2.ジェスチャーを意味付けるソフトウエア
  2-1.Kinect for Windows SDK
  2-2.OpenNI
  2-3.Intel Perceptual Computing SDK
  2-4.Leapmotion SDK
  3.まとめ

《環境・エネルギー関連》

●バイオ燃料市場 (20~37ページ)
  ~当初、食糧との競合問題が生じたが、セルロース系燃料や
   藻類燃料の登場で、新たな展開が期待されている!~

  1.バイオ燃料とは
  2.バイオ燃料の種類
  2-1.バイオエタノール
  【図1.バイオエタノールの典型的な製造フローチャート】
  2-2.バイオディーゼル燃料
  【図2.バイオディーゼル燃料の典型的な製造フローチャート】
  2-3.微細藻類バイオ燃料
  【図3.微細藻類バイオ燃料を産出する微細藻類の顕微鏡写真】
  3.バイオ燃料の市場規模推移と予測
  【図・表1.バイオ燃料の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2010-2015年予測)】
  【図・表2.バイオ燃料のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2010-2015年予測)】
  【図・表3.バイオ燃料の種類別WW市場規模推移と予測(数量:2010-2015年予測)】
  【図・表4.バイオ燃料の種類別WW市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
  4.バイオ燃料の国別シェア
  【図・表5.バイオ燃料のワールドワイド市場における国別シェア(バイオエタノール:2012年)】
  【図・表6.バイオ燃料のワールドワイド市場における国別シェア(バイオディーゼル燃料:2012年)】
  5.バイオ燃料の主要取組企業・団体の動向
  5-1.IHI NeoG Algae合同会社
  5-2.川崎重工業株式会社
  5-3.株式会社ダイキアクシス
  5-4.筑波大学
  5-5.株式会社デンソー
  5-6.独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
  5-7.バイオ燃料技術革新協議会
  5-8.北海道バイオエタノール株式会社
  5-9.株式会社ユーグレナ
  6.バイオ燃料の海外動向
  6-1.米国
  6-2.ブラジル
  6-3.アルゼンチン
  7.バイオ燃料の今後の見通し

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(10)》

●ESD対策関連市場(2) (38~52ページ)
  ~ICの微細化でESD耐性が低下し、ESD保護素子の需要が増加~
  1.はじめに
  2.ESD保護素子の市場動向
  2-1.ESD対策用バリスタの市場動向
  【図・表1.ESD対策用バリスタのWW市場規模推移・予測(金額:2011-2017年予測)】
  【図・表2.ESD対策用バリスタの利用分野別WW市場売上比率(2012年)】
  2-2.ESD関連ZD系製品の市場動向
  【図・表3.ESD関連ZD系製品のWW市場規模推移・予測(金額:2011-2017年予測)】
  【図・表4.ESD関連ZD系製品の利用分野別WW市場売上比率(2012年)】
  3.注目企業の動
  3-1.インフィニオンテクノロジーズジャパン株式会社
  3-2.オリジン電気株式会社
  3-3.株式会社ケィティーエル
  【図1.Littelfuse / TVSダイオードアレイ】
  3-4.トレックス・セミコンダクター株式会社
  3-5.パナソニック株式会社
  【図2.パナソニックのESD対策部品のトータルソリューション】
  3-6.京セラ株式会社
  3-7.新電元工業株式会社
  3-8.東京電子交易株式会社

《注目領域》

●環境シミュレーション装置市場 (53~73ページ)
  ~コンピュータシミュレーションの採用が増えているが、
   環境シミュレーション装置需要分野の裾野拡大には追い風に!~

  1.環境シミュレーション装置とその市場特性
  2.環境シミュレーション装置の種類
  2-1.温・湿度環境
  2-2.風環境
  【図1.風環境シミュレーション装置の典型例】
  2-3.光環境
  【図2.光環境シミュレーション装置の典型例】
  2-4.水環境
  【図3.水環境シミュレーション装置の典型例】
  2-5.振動環境
  【図4.振動環境シミュレーション装置の典型例】
  2-6.圧力環境
  【図5.圧力環境シミュレーション装置の典型例】
  2-7.音環境
  【図6.音環境シミュレーション装置の典型例】
  3.環境シミュレーション装置の需要分野
  3-1.自動車・輸送機分野
  3-2.医学・バイオ・農業分野
  3-3.土木・建築・住宅分野
  3-4.繊維・被服分野
  4.環境シミュレーション装置の市場規模推移と予測
  【図・表1.環境シミュレーション装置の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2010-2015年予測)】
  【図・表2.環境シミュレーション装置のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2010-2015年予測)】
  【図・表3.環境シミュレーション装置の種類別国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
  【図・表4.環境シミュレーション装置の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
  5.環境シミュレーション装置の企業シェア
  【図・表5.環境シミュレーション装置の国内市場における企業シェア(2012年)】
  6.環境シミュレーション装置の主要取組企業・団体の動向
  6-1.株式会社朝日工業社
  6-2.岩崎電気株式会社
  6-3.エスペック株式会社
  6-4.株式会社荏原製作所
  6-5.株式会社大西熱学
  6-6.一般財団法人カケンテストセンター
  6-7.株式会社神戸製
  6-8.コイト電工株式会
  6-9.株式会社大気社
  6-10.大陽日酸株式会社
  6-11.株式会社東洋製作所
  6-12.ペクセル・テクノロジーズ株式会社
  6-13.三菱重工業株式会社
  7.環境シミュレーション装置の今後の見通し

●薄膜形成技術市場 (74~92ページ)
  ~半導体産業と共に発展し、多方面へ展開
   先端技術分野として革新的な技術開発が絶えず続けられている~

  1.薄膜と薄膜形成技術
  2.薄膜形成技術の種類
  【表1.代表的な薄膜形成技術の種類】
  2-1.真空蒸着法
  【図1.典型的な真空蒸着法の模式図】
  2-2.イオンプレーティング法
  【図2.典型的なイオンプレーティング法の模式図】
  2-3.スパッタリング法
  【図3.典型的なスパッタリング法の模式図】
  【図4.典型的なスパッタリング装置の外観写真】
  2-4.熱CVD法
  2-5.プラズマCVD法
  【図5.典型的なプラズマCVD法の模式図】
  【図6.典型的なプラズマCVD装置の外観写真】
  2-6.光CVD法
  2-7.有機金属CVD(MOCVD:Metal Organic CVD)法
  2-8.液相エピタキシャル法
  【図7.典型的な液相エピタキシャル装置の外観写真】
  2-9.ゾルゲル法
  3.薄膜形成技術の代表的需要分野
  3-1.半導体分野
  3-2.液晶分野
  3-3.光・レーザー分野
  3-4.磁気分野
  3-5.熱分野
  3-6.その他分野
  4.薄膜形成技術の市場規模推移と予測
  【図・表1.薄膜形成装置の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2010-2015年予測)】
  【図・表2.薄膜形成装置のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2010-2015年予測)】
  【図・表3.薄膜形成装置の種類別国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
  【図・表4.薄膜形成装置の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
  5.薄膜形成技術の企業シェア
  【図・表5.薄膜形成装置の国内市場における企業シェア(2012年)】
  6.薄膜形成技術の主要取組企業の動向
  6-1.アプライドマテリアルズジャパン株式会社
  6-2.株式会社アルバック
  6-3.キャノンアネルバ株式会社
  6-4.芝浦メカトロニクス株式会社
  6-5.株式会社昭和真
  6-6.株式会社シン
  6-7.東京エレクトロン株式会社
  7.先端薄膜形成技術の進展

《太陽電池シリーズ(1)》

●結晶Si太陽電池市場 (93~108ページ)
  ~中国勢は内需+日本市場で延命を目指す~
  1.結晶Si太陽電池市場規模推移
  【図・表1.結晶Si太陽電池市場規模推移(数量:2010-2020年予測)】
  【表1.結晶Si太陽電池 メーカー別出荷量推移(上位20社)
  【表2.大手中国メーカー 生産体制】
  2.結晶Si太陽電池市場の展望
  2-1.台湾勢は日本や中国とセル・モジュールの分業体制構築へ
  【表3.台湾における太陽電池の需要予測(Moderate:2010-2016年予測)】
  【表4.台湾大手3社 地域別出荷構成(2012年)】
  【表5.大手台湾メーカー 生産体制】
  2-2.韓国・Hanwhaグループが積極的なM&Aで世界市場での存在感を高める
  【表6.韓国における太陽電池の需要予測(Moderate:2010-2016年予測)】
  【表7.大手韓国メーカー 生産体制】
  2-3.日本市場はメガソーラー向けが急伸、輸入モジュールの国内シェアは2012年度に2割に達する
  【表8.日本の主要太陽電池メーカー 生産体制】
  2-4.パナソニックとSunPowerの高効率化競争にシャープが参戦

《あとがき》

2013⇒2014年、キープコンセプト (109ページ)

 

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