2007年版 アジアFCCL市場

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発刊日
2007/10/05
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体裁
A4 / 289頁
資料コード
C49112530
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「2007年版アジアFCCL市場」は、「2006年版 フレキシブル銅張積層板市場の現状と将来展望(韓国・台湾編)」(2006年11月29日発刊)及び「2006年度版 フレキシブル銅張積層板市場の現状と将来展望」(2007年3月28日発刊)に掲載致しましたFCCL市場及びメーカーの部分を抜粋・一部加筆修正したうえで、中国のFCCLメーカーに新規にヒアリングした資料となります。
 弊社ではこれまで、上記資料によって日本または韓国・台湾における各種部材・素材を垂直的に取り上げることで、業界の皆様に大きな支持を得ることができました。最近では、日本・韓国・台湾に加え、中国市場及びメーカーに対する注目度も高まっているため、これらの地域におけるFCCLとFPCに特化した資料を発刊することに致しました。
 なお、本文中の企業名、団体名等は発刊当時の名称で統一しております。また、設備増強、販売見込み等についても発刊時の状況のままです。

リサーチ内容

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SUMMARY

(表)アジア市場規模及び構成比推移(FCCL+CL)(2003~2008年度予測)
(図)アジア市場規模及び構成比推移(FCCL+CL)(2003~2008年度予測)
(表)アジア市場規模及び構成比推移(FCCL+CL)(2003~2008年度予測)
(図)アジア市場規模及び構成比推移(FCCL+CL)(2003~2008年度予測)
(表)アジア市場規模及び構成比推移(FCCL+CL;スパッタ/めっき除く)
   (2003~2008年度予測)
(図)アジア市場規模及び構成比推移(FCCL+CL;スパッタ/めっき除く)
   (2003~2008年度予測)
(表)アジア各種FCCL市場規模及び構成比推移(2003~2008年度予測)
(図)アジア各種FCCL市場規模及び構成比推移(2003~2008年度予測)
(表)アジア各種FCCL市場規模及び構成比推移(スパッタ/めっき除く)(2003~2008年度予測)
(図)アジア各種FCCL市場規模及び構成比推移(スパッタ/めっき除く)(2003~2008年度予測)
(表)主要アジア3層FCCL+CL販売量(自社使用量)推移(2003~2008年度予測)
(表)主要アジア3層FCCL販売量(自社使用量)推移(2003~2008年度予測)
(表)主要アジアカバーレイ販売量(自社使用量)推移(2003~2008年度予測)
(表)主要アジア2層FCCLメーカー別販売量推移(2003~2008年度予測)
(表)製法別主要アジア2層FCCLメーカー別販売量推移(2003~2008年度予測)
(表)アジア地域別タイプ別FCCL生産能力推移
(表)主要アジア3層FCCLメーカー生産拠点概要
(表)主要アジア2層FCCLメーカー生産拠点概要
(表)主要アジア2層FCCLメーカータイプ別生産拠点概要
(表)FPC・TABおよびFCCLメーカーの資材サプライヤー
(表)FPCおよびTABメーカーへのFCCLタイプ別サプライヤー


第1章 アジアFCCL市場の動向と展望

【1】日本
  [1]3層FCCL及びカバーレイ
    日本メーカーの販売量は横ばいとなるも、海外勢の販売量は拡大傾向
     今後のビジネスにもつながるCLではシェアのキープが重要に
    3L+CLのハロゲンフリーグレードでは有沢がトップ、他社も追い上げを図る
    (表)日本メーカー別3層FCCL+CL販売量(自社使用量)推移(2003~2008年度予測)
    (表)日本メーカー別3層FCCL販売量(自社使用量)推移(2003~2008年度予測)
    (表)日本メーカー別カバーレイ販売量(自社使用量)推移(2003~2008年度予測)
    (表)3層FCCL及びCL 難燃ハロゲンフリーグレード概要及び販売量推移
  [2]2層FCCL
    低価格化、要求スペックの向上、ハロゲンフリーニーズ等により2L比率の向上へ
    2L用途別は、大型LCD40%:携帯端末25%:小型LCD20%:その他15%
     端末ヒンジや小型LCDで2L化が進展
    大型LCDにおけるT-COF向けは「エスパーフレックス」が現在も圧倒的に強いものの
     「メタロイヤル」及び「エスパネックス」もシェア拡大を追求
    セミアディティブ基材でも「キャストVSスパッタ/めっき」のデファクト競争がはじまる
    (表)日本2層FCCLメーカー別販売量推移(2003~2008年度予測)
    (表)製法別日本2層FCCLメーカー別販売量推移(2003~2008年度予測)
    (表)アプリケーション別材料動向(2006年度)
    (表)需要分野別日本2層FCCL市場推移(2003~2008年度予測)
    (図)需要分野別日本2層FCCL市場推移(2003~2008年度予測)
    (表)T-COF用2層FCCLメーカー別販売量推移(2003~2008年度予測)
  [3]PET-FCCL及びPEN-FCCL
    PEN-FCCLは欧州自動車向けで採用拡大、「透明フレキ」の切り口で
    新たな需要も生まれる
  [4]LCP-FCCL
    LCP-FCCLの採用は徐々に進展、価格ではなく「LCPならでは」の用途追求が課題
    3L及び2Lともにキャパ拡大は続く
     FCCLビジネスが装置産業化したとしても、需要を見極めた適正な設備投資判断が必要
    (表)日本3層FCCLメーカー生産拠点概要
    (表)日本2層FCCLメーカー生産拠点概要
    (表)日本2層FCCLメーカータイプ別生産拠点概要
    (表)日本2層FCCLメーカー別需要分野別販売量(2003年度)
    (表)日本2層FCCLメーカー別需要分野別販売量(2004年度)
    (表)日本2層FCCLメーカー別需要分野別販売量(2005年度)
    (表)日本2層FCCLメーカー別需要分野別販売量(2006年度推測)
    (表)日本2層FCCLメーカー別需要分野別販売量(2007年度予測)
    (表)日本2層FCCLメーカー別需要分野別販売量(2008年度予測)
【2】台湾
  [1]3層FCCL及びカバーレイ
    タイフレックスは07年から中国でCL生産、シンフレックスは3層+CL事業も本格拡大へ
     マイクロコズンは05年の集中投資ラインの稼働率アップを進める
    台湾市場は50~60万㎡/月で成長鈍化の傾向に
    (表)台湾主要3層FCCL及びCLメーカー生産拠点概要
    (表)台湾3層FCCL及びCLメーカー別販売量推移
  [2]2層FCCL
    キャストに次いでラミネートタイプでの設備投資も相次ぐ
     08年の2層FCCLトータル年産能力は1,200万㎡へ
    台湾FPC用2層FCCL市場ではアゾテックがシェア拡大
     COF用2層FCCLではスパッタのマイクロコズンに加え、キャストのアゾテックもワーク開始
    (表)台湾主要2層FCCLメーカー生産拠点概要(メーカー別)
    (表)台湾主要2層FCCLメーカー生産拠点概要(タイプ別)
    (表)台湾2層FCCLメーカー販売量推移
    (表)台湾2層FCCLメーカータイプ別販売量推移
【3】韓国
  [1]3層FCCL及びカバーレイ
    2006年から3層FCCL+CL市場でハンファが韓国トップに踊り出る
    日本勢の多くがシェア後退するも、信越化学がCLでシェアを伸ばす
    (表)韓国主要3層FCCL及びCLメーカー生産拠点概要
    (表)韓国3層FCCL及びCLメーカー別販売量推移
    (図表)韓国3層FCCL及びCL市場国・地域別シェア推移
  [2]2層FCCL
    韓国2層FCCLメーカーが徐々に実績を積み始めるものの
     06年にはプレーヤー数の増加等により大幅な価格下落が生じる
    07年の2層FCCL生産能力は、04年比キャスト4倍強、05年比スパッタ/めっき3倍弱
     起こり得る環境変化に即応できるフレキシビリティな事業戦略の構築が必要に
    07年度の韓国2層FCCLメーカーの販売量は前年度比の5倍となる可能性も
     キャストだけでなく、スパッタ/めっきも動き始める
    2層FCCLは「グループ内調達」という視点から日本製代替が本格化
     「グループ外韓国メーカーからの調達」も視野に入りはじめる
    (表)韓国メーカーの2層FCCL概要
    (表)韓国2層FCCLメーカー生産拠点概要
    (表)韓国2層FCCLメーカー販売量推移
    (表)韓国2層FCCLメーカータイプ別販売量推移
    (表)韓国2層FCCLメーカー片・両面タイプ別販売量推移
【4】中国
  中国FCCLメーカーは外資系のみならずローカルメーカーも着々と力を付け始める
  ハロゲンフリーや高Tgグレードの開発・拡販が進む
   2層FCCLの事業化も徐々に本格化し始める
  各社生産設備の拡充を急ぐ、08年は再び設備投資が活発化
  (表)主要中国3層FCCL+CL販売量推移(2004~2009年度予測)
  (表)主要中国FCCLメーカー生産拠点概要
  (表)主要台湾及び中国FCCLメーカーラインナップ一覧


第2章 日本FCCLメーカーの動向

新日鐵化学株式会社
世界トップの「エスパネックス」ブランドに
カバーレイやボンディングシート等の関連材料の本格的な拡充へ
  検査・技術サポートを最重要視し、ユーザーの品質及び歩留まりアップをサポート
  徹底的なコスト削減を続けるとともに、多くの新製品開発も行うことで、顧客満足度を高める
   中国開拓にも力を入れることで輸出比率の向上を見込む
  携帯端末及びLCD周辺向けの販売は堅調、光ピック向けでは今後の伸びを見込む
   大型LCD用COF用途では今後も積極的な拡販に力を入れる
  「Mシリーズ」はセミアディティブ対応等のラインナップ拡充が続く
   07年中にBSやCLに関して「オールPI・オールハロゲンフリー」の上市を目指す
  PI20μmやCu9μm等の薄膜品の提案を活発化

住友金属鉱山株式会社
COF用FCCL市場のトップとしてキャパ拡充及び最先端市場の開拓を追求
  市場環境の厳しさが増すものの、今後も「高マーケットシェアの維持」を推進
  06年11月から第4工場ラインが順次稼働、06年度能力は前年度比40%増へ
  06年度の販売量は前年度比40%増へ、07年度以降は10~15%増を見込む
  セミアディティブ法対応FCCLをサンプル出荷、FPC用での展開も視野に
  PIフィルムの使用比率は「カプトンEN」90%弱:「ユーピレックスS」10%以上
   ユーザーの低価格化ニーズに応え、PIフィルム25μm品での提案も行う

宇部興産株式会社
BPDAチェーンをベースにPIフィルム及び2層FCCL事業の拡大推進
  07年10月から宇部ケミカル工場で9ライン目が稼働へ
   08年秋にはPIフィルム新工場となる堺工場で2ラインを稼働予定
  スパッタ/めっき用の新規「ユーピレックスS」や3層FCCL用「SN」開発
   セミアディティブ対応PIフィルムのサンプルも出荷
  TAB用「ユーピレックス」の販売量は横ばいから微増程度を見込む
   FPC・COF用ではPIフィルムの外販含め積極展開へ
  「ユピセルN」はLCD周辺に加えR-F向けで販売増
   高精細両面COFが06年度から一部で採用スタート

三井化学株式会社
ユーザーの立場に立った事業展開とPI重配合技術を武器に
2層FCCLの事業拡大につなぐ
  ラミ「NFX」2ライン目の本格稼働は08年春を予定
  Cu18μm/PI層12μm/Cu18μmの需要が拡大、07年度には全体の2割超へ
  脱コモディティ化の思想のもと、既存顧客をきっちり抑えたうえで海外市場開拓を加速
  ACF接続増に伴い、高い耐熱性を持つ「NFX」の需要が拡大傾向に
  光電混載対応FCCLや感光性PIなどの開発も続く

東レフィルム加工株式会社
2011年度に「メタロイヤル」ブランドで世界シェア50%超を目指す
  「メタロイヤル」能力は10ライン180万㎡/年へ拡大
  07年度以降の販売量も前年度比20%増へ、海外販売では台湾向けでの拡大も進める

松下電工株式会社
トータルソリューションプロバーダーとして
R-FやFPCメーカーの徹底的なサポートを追求
  四日市ラミ2L能力を07年末に3倍、
   中国CL及びキャスト2L能力を08年初頭に各2倍へ増強予定
  R-F向けでの需要が拡大、今後もLCD周辺とともに販売量拡大進める
   携帯端末や光ピックアップ等の販売量も増やす
  07年から薄型ニーズを満たすPI14μm「R-F785」の積極的な拡販へ
   CLのみならず、BSのラインナップも進む

ジャパンゴアテックス株式会社
LCPフィルムを基軸としたFPC材料事業の拡大へ
  LCPの特性を付加価値として認めてくれる用途開拓に力を入れる
  LCP製2層FCCLは08年ごろに採用の可能性も
  補強板の販売量は順調に拡大、2010年には厚物向けで3~4万㎡/月を目指す

デュポン株式会社
フレキ材料のトータルソリューションプロバイダー
欧米のみならず、アジア市場でもシェア拡大へ
  台湾・新竹工場で片面2L「Pyralux AC」の設備増強を視野に入れる
  携帯端末ヒンジ向けに「Pyralux AC」の需要が世界的に拡大
   片面2Lをキープロダクトと捉え、07年も積極的な拡販へ
  アクリル系接着剤での難燃ハロゲンフリーグレードの開発進める、エポキシでの展開も検討

株式会社有沢製作所
世界トップの3層FCCLやカバーレイのみならず
2層FCCLでもシェア拡大を目指す
  3L等やキャスト2Lで能力増強を検討中
  韓国向け3L+CL販売量が減少傾向にあるものの、中国向けでの拡販でカバー
   ハロゲンフリー対応3L及びCLでも世界トップ、今後も量的拡大を見込む
  2LはCu9μm品が本格的な拡大に向かう

ニッカン工業株式会社
貼合及び塗布における歴史の蓄積と接着剤技術がアドバンテージ
  デリバリー体制の再構築を視野に入れ、後加工拠点の新設を検討
  06年夏に1ライン増設、2層FCCL工場は07年2月からサンプル生産へ
  3層FCCLの販売量は微増推移となるも、CLでは07年以降再び拡大路線を目指す
  3層・CL・BSのハロゲンフリーグレードをラインナップ、今後は攻勢に打って出る
  2層FCCL工場の本稼働を迎え、07年度は積極的な販売を進める
  オールマイティな接着剤を目指しブラッシュアップし続け、他社との差異化につなぐ

信越化学工業株式会社
接着剤レシピ設計力及び小ロット多品種対応力で
カバーレイおよび2層FCCLのシェア拡大を志向
  生産性向上により、3L・CL・BS能力500万㎡/年、2L能力160万㎡/年へ
  CLは安定的に拡大、3Lは減少傾向にあるものの2Lでカバー
  2Lでは光ピックアップ向けに加え、ケータイ・ヒンジ部向けでの採用拡大を目指す
  FCCLやCL等で新製品ラインナップの拡充続く
   2L「KN12SR18P」でスライドフォン・ヒンジ等の高屈曲用途を開拓

京セラケミカル株式会社
ハロゲンフリーを実現する接着剤技術で、BS・CL・3層FCCLの拡販へ
  05年夏からハロゲンフリー対応BSの販売量が拡大
   今後はCL及びBSで年率20%増達成を目指す
  ハロゲンフリー対応に加え、絶縁信頼性の高品質化等により他社との差異化を推進

帝人株式会社
PEN製FCCLの事業化を推進


第3章 台湾FCCLメーカーの動向

台虹科技股フェン有限公司(TAIFLEX Scientific Co,.Ltd.)
台湾及び中国における3層FCCL及びCL市場のトップを自負
  今後はFCCL事業のみならず、新規事業の立ち上げも検討
  上海工場に後工程拠点を集約、07年Q2からは前工程ラインも本格稼働へ
   キャストは06年初頭にR to Rへ切り替え本格量産開始、ラミも本格的に立ち上げる
  ハロゲンフリーシリーズのユーザー評価の高さを武器に今後も拡販に注力

律勝科技股フェン有限公司(Microcosm Technology Co.,Ltd.)
台湾5大FPCメーカーすべてのトップサプライヤーを志向
  05年春に台南・蘇州それぞれで集中的に設備増強を完了
   07年は具体的な計画はないものの、2層に関してはユーザーニーズに応じて検討
  06年からキャストおよびスパッタ/めっきの本格量産へ、ラミは07年中の量産を予定

新揚科技股フェン有限公司(ThinFlex Corporation)
08年までに世界2層FCCL市場でシェア30%の確立を目指す
  高雄および中国・昆山で勢力的にライン増設を進める
  キャスト2層は既存品以上の性能を持つ「Xシリーズ」の拡販に注力
   3層・CL・BSはハロゲンフリーグレードで攻勢に出る

佳勝科技股フェン有限公司(AZOTEK CO., LTD.)
07年までに台湾FPC向け8割・同COF向け3割シェア確立へ
  07年7月に1ライン増設、08年中の増設も視野に
  両面を取り揃え、今後は海外ユーザーへの拡販にも注力


第4章 韓国FCCLメーカーの動向

東レセハン(TORAY SAEHAN)
韓国3層FCCL市場における韓国メーカーのトップ
今後は高Tgやハロゲンフリー等のカバーレイの拡販にも注力
  3層+カバーレイは80万㎡/月体制へ、スパッタ/めっきは07年10月に設備導入
  ケータイ偏重の事業構造から多用途展開が進む

ハンファ(Hanwha L&C)
06年に韓国3層+CL市場でトップの韓国メーカーへ
08年には同市場シェア40~45%の確立を目指す
  新製品開発力、ユーザー数、営業及びTS対応力の強みをさらに強化し続ける
  カバーレイで獲得したユーザー先に3層FCCLを販売し、シナジー効果の発現を目指す
   2層FCCLは輸入販売に加え、自社生産もスタート

LG化学(LG Chem)
韓国2層FCCL市場において韓国メーカーとしてはトップシェア
今後は世界トップを目標に着実にシェアアップを進める
  06年末に新ライン増設、今後も毎年ラインを増やし続ける方針
  2層FCCLの単価下落の影響で06年度売上高は予想を下回る可能性も
   07年度はラインフル稼働により、売上高および販売量ともに倍増以上の達成を目指す
  06年末にPI層9μmを使用した2層FCCLのサンプル出荷を予定

SDフレックス(SD Flex)
07年中にサムスン電子用2層FCCLで50%以上のシェアへ
  05年末から本格量産開始、07年下期増設も検討中
  06年販売量は100万㎡を見込む、韓国内向けでの販売増を推進

斗山(Doosan)
コーティングおよびロール技術のブラッシュアップを図り、安定供給体制の整備を急ぐ
  06年中に韓国ユーザー、07年中には台湾および中国ユーザーへの営業を強化
  両面2層FCCLや、3層およびCLのハロゲンフリータイプ等のサンプル出荷へ

DMSフレックス(DMS Flex)
韓国におけるCOF用2層FCCLメーカーとして採用を目指す
  06年までにスパッタおよびめっきライン各3台保有、07年中に各2ライン増設予定

SKケミカル(SK Chemicals)
キャスト2層FCCL「Sky-e flex」が06年より採用へ

LSケーブル(LS Cable)
スパッタ/めっきによる2層FCCLの本格事業化へ
  06年末~07年初頭にかけてめっき第3号機を導入予定
  ユーザー評価が順調に進む、06年末から07年初頭に本格量産開始

イルジン(ILGIN Copper Foil)
07~08年までに06年度比で特殊電解箔販売量の倍増達成へ
  特殊電解箔では、2層+3層FCCL、PDP用電磁波シールド、Li2次電池をターゲット
  スパッタ/めっきによる2層FCCLは07年中の本格採用を目指す


第5章 中国FCCLメーカーの動向

昆山雅森電子材料科技有限公司(Kunshan Aplus Tec. Corporation)
中国FCCL市場ではトップクラスのキャパを自負、
今後もユーザーの立場に立った開発を追求
  06年6月にキャスト2Lライン導入、07年7月にCL専用設備稼働
   ラミネート2Lは09年ごろの事業化を計画、新竹拠点への導入が有力
  販売量はここ数年倍増で推移、07年度以降も同水準での伸びを見込む
   今後はハロゲンフリーグレードやキャスト2L、PI複合フィルム等の販売にも力を入れる

廣州宏仁電子工業有限公司(GRACE ELECTRON CORP. (GUANGZHOU))
品質安定性、スピード対応力、価格競争力を強みに
FCCL市場でのシェア拡大を目指す
  08年初頭から3層FCCL等の新規ラインの稼働へ
  ハロゲンフリー等の特長ある製品の拡販に注力

新高電子材料(中山)有限公司(Allstar Tech. (Zhongshan) Co.,Ltd.)
リジッド基板で培った接着剤技術と貼合技術がコアコンピタンス
  2007年末に1ライン増設、2010年には大幅なライン増設も視野に入れる
  2008年度以降はキャスト及び2層FCCLの比率が高まる見込み
   2層FCCLではLCPのキャスト品も開発中

華爍電子化学元材料有限公司(HAISO ELECTRONIC CHEMICALS CO.,LTD)
中国では最も早期から取り組んできたFCCLメーカー
今後は研究開発のみならず販売面にも力を入れる
  09年ごろに外部から最新鋭設備の導入を検討

東溢新材料有限公司(Dongyi high-tech material Co., Ltd.)
華南地区におけるFCCL及び関連材料市場でシェア10%の達成を目指す
  07年末~08年初頭にかけてキャスト2Lラインの稼働へ

廣東生益科技有限公司(Guangdong Shengyi Sci. Tech Co., Ltd.,)
CCL事業での実績を活かし、FCCL市場でも成長を目指す
  06年9月から3L等の量産を開始、08年以降も積極的に設備投資を行う方針
  07年初頭からハロゲンフリーグレードの量産へ
   2Lでは08年にキャスト、09年にラミの量産予定
 

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