2012年版 薬局経営の将来

本調査レポートでは、薬局経営幹部や薬局で勤務されております薬剤師の方々に個別面談やアンケートなどにより調査を実施し、現状における課題と将来のあるべき方向性について把握いたしました。さらには、個々に現状において将来の薬局のあり方を感じさせる特徴ある薬局を紹介させていただきました。加えて、医療関係者からも多くのご意見等をいただきました。
今回、矢野経済研究所ではこれまでのような個々の薬局の経営状況を調査するというよりは、市場の未来をどのように予想し、そのことに対応する店舗開発をどのように行う必要があるのかということに重点を置いた資料の作成を行いました。

発刊日
2012/09/28
体裁
A4 / 173頁
資料コード
C54113100
PDFサイズ
26.6MB
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調査資料詳細データ

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 今後、薬局を取り巻く環境変化がどのように展開されるのかを明示
  • 将来、薬局が存在しうるためには、どのようなことが絶対条件となるのかを提示
  • 現在、わが国において開局している薬局で参考となりうるところを紹介
  • 地域において薬局のあり方を見つめ、変革を進める経営者にインタビューを実施
  • 薬局薬剤師300人強に薬局業務について、さまざまな業務実態についてアンケート調査を実施

■本資料の概要

第1章 薬局を取り巻く状況と変化の方向性
第2章 明日を生きる薬局経営者
第3章 時代の変化に対応する薬局(ケーススタディ)
第4章 薬局経営のバージョンアップを促すクラウドの存在
第5章 薬局薬剤師へのアンケート調査結果

■掲載内容

第1章 薬局を取り巻く状況と変化の方向性

薬局の未来
  業界を取り巻く環境変化
  調剤薬局の変革
  薬局経営のジレンマ
  消費税引き上げへの対応
  薬剤費の最適化による影響
  納入価交渉問題解決は難航
  わが国の医薬分業は双方向の時代に向かう

薬局経営と薬剤師の実状
  薬局機能は充分生かされていない
  大手チェーン薬局は中小チェーン薬局を飲み込み拡大中
  サラリーマン化する薬剤師
  医療従事者として今、薬剤師に欠けていること
  薬局経営におけるOTCの存在

新たな制度への矢面に立たされる薬局・薬剤師
  後発医薬品の新たな目標設定
  動き出した一般名処方拡大策
  (1)当初は現場が混乱
  (2)医師側の反応
  (3)一般名処方の今後
  (4)一般名処方の拡大は製品の流れを変える

在宅医療への取り組みは薬局のあり方をどう変えるのか
  地域に根ざした対応の自然な流れ
  地域包括ケアシステムに乗り遅れる薬局・薬剤師
  「損して、得とれ」

薬局規模の拡大
  数の増加から規模の拡大への転換
  バックヤードを充実させることでサービスの質の強化につなげる
  調剤報酬だけに頼らない経営基盤の構築
  薬局数は小学校や郵便局の規模に近づく

地域と共に生きる
  地域において存在感を高めることこそ経営持続の決め手
  地域事情を反映した薬局経営

第2章 明日を生きる薬局経営者

飯島康典氏(イイジマ薬局代表取締役、上田薬剤師会会長)
  薬剤師に必要なのは倫理観
  薬剤師の常識は地域に貢献するということ
  今後、調剤専門薬局は経営が成り立たなくなる
  一般名処方の流れは薬局の体質を改善できるチャンス
  多剤投与についてもうそろそろものを言うことが必要である
  多くの薬剤師はライセンスで食べている
  薬剤師が国民から評価されるには地域貢献が必要不可欠
  薬局には、一定の広さが求められる
  OTCは医療のファーストアクセス

中島史雄氏(ナカジマグループ取締役事業本部長)
  患者一人ひとりに耳を傾ける
  患者サービスを強化し、生き残れる薬局に
  一般名処方に関しては、混乱がなかった
  ママさん薬剤師確保のため事業所内託児所を計画
  「優秀な薬剤師ではなくて、いい薬剤師になってほしい」
  既存の薬局の売上を増やす
  当社の課題はコミュニケーション

古屋憲次氏((株)ホロン代表取締役、すずらん薬局グループ)
  「すべての人にやさしい薬局でありたい」
  在宅を一生懸命やっています
  店を増やさなくとも、我々が外に出ていけば患者を増やすことができる
  OTCをやらなければならない
  一般名処方は増えている
  薬剤師に求めていることは「やさしさ」
  頼まれたことは、基本的に断らない

山村真一氏(プライマリーファーマシー代表取締役、保険薬局経営者連合会会長)
  薬局は医薬品供給のインフラ
  薬局は地域住民のニーズの変化に的確に対応する必要がある
  患者や地域住民と顔の見える関係に
  薬局や医薬分業で大きな穴が空いているのは「副作用情報」
  薬局や薬剤師が行うべきこと
  地域密着こそ薬局にとって必要不可欠なこと
  今後、薬局経営は真綿で首を絞められるような厳しい状態に

第3章 時代の変化に対応する薬局(ケーススタディ)

イイジマ薬局(長野県上田市)
  地域に根ざした薬局として生きる
カワダ薬局(東京都新宿区)
  患者本位の薬局を目指して
そうごう薬局月隈モール店(福岡県福岡市)
  広さ・地域を意識した医療モール内薬局
ナカジマ薬局西23条店(北海道帯広市)
  プライバシーと癒しに配慮した薬局
ファーマシィたけがはな薬局(広島県福山市)
  患者に配慮した薬局
望星築地薬局(東京都中央区)
  常に最高水準を目指す大型地域薬局

第4章 薬局経営のバージョンアップを促すクラウドの存在

薬局ICTの革新、クラウド
すでに薬局ではクラウドが利用されている
  5つのポイントを持つ調剤薬局管理システム
  患者と薬剤師の信頼強化につながる電子薬歴共有サービス

クラウド導入の事例研究

第5章 薬局薬剤師へのアンケート調査結果

これからの薬局と薬剤師のあり方に関するアンケート調査結果
  質問1.勤務店舗形態、経験年数、性別
  質問2.1日あたりの対応患者数
  質問3.服薬指導の状況
  質問4.日本薬剤師会が作成した「薬局のグランドデザイン」の認知度
  質問5.現在、勤務している薬局の広さについての感想
  質問6.薬局におけるOTCの取り扱いについて
  質問7.地域包括ケアへの参画状況
  質問8.一般名処方での院外処方せんへの記載に対する感想
  質問9.一般名処方の記載における薬剤師の責任問題に関する意見
  質問10.現在、上市されている後発医薬品等についての感想
  質問11.さらなる後発医薬品の使用拡大進展のために必要不可欠なこと
  質問12.「医薬品の安定供給」に対する意見
  質問13.「多剤投与」に対する意見
  質問14.「医薬品の適正使用」に対する意見
  質問15.「薬局のICT(情報通信)化」に対する意見
  質問16.薬剤師がフィジカルアセスメントを行うことに対する意見
  質問17.薬局の質の評価を行う場合の基準をどこに置くべきか
  質問18.薬剤師としての将来目標
  質問19.薬剤師が患者との信頼関係を築く上で最も重要なこと
 

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