■本資料のポイント

• メーカー出荷市場～末端市場まで詳細掲載
• 需要発掘に向けた種苗メーカーの研究開発動向
• 変革期を迎える花卉流通の現状と課題
• 本格化する花卉における在宅流通システム
• 末端ニーズ重視する花卉ビジネスの最新動向
• 生産から小売まで新潮流ビジネスの展開状況
• 川上への影響大きい小売チェーン店のビジネス展開
• 急増する輸入切花動向と今後の展開
• フラワーバレンタインの取組と消費者の認知度
• 急成長している葬儀花市場の動向
• 拡大するプリザーブドフラワー市場を特集掲載
• 切花&アレンジメントのインターネット通販消費動向分析

■本資料の概要

第Ⅰ章　フラワー＆グリーンビジネスの最前線
第Ⅱ章　フラワー＆グリーンビジネスの業界動向
第Ⅲ章　フラワー＆グリーンビジネスの需要動向と今後の市場展望
第Ⅳ章　注目マーケット動向の現状と今後の展望
第Ⅴ章　有力参入企業の個別実態

■掲載内容

第Ⅰ章　フラワー＆グリーンビジネスの最前線

１．生産　～消費者の声を反映した商品作りが必要～
２．流通　～販売手数料の自由化とマーケティング展開力の強化～
３．小売　～量販店における切花の取扱いが拡大～
４．生産･流通･小売　～生産者・卸売業者・小売などが連携し、「日持ち保証販売」の推進～
５．ガーデニング需要　～家庭菜園市場の拡大がガーデニング市場を大きく牽引～
６．花き業界統一キャンペーン「フラワーバレンタイン」の取組み

第Ⅱ章　フラワー＆グリーンビジネスの業界動向

１．花き類の生産・産出（出荷）額推移と2017年予測
　　（１）花き類の生産・産出（出荷）額推移（2004～2011年）
　　（２）都道府県別花き生産状況（県別花き類産出（出荷）額ランキング：2010年）
　　（３）主要伸長品種
　　（４）農水省による花き産業振興方針～学校教育の中で生物育成分野が2012年度から必修へ～
　　（５）花きの種類別2017年市場規模予測
　　　　①総市場　～2017年の産出（出荷）額は2011年比97.1％へ～
　　　　②切花市場　～花き流通全般を巻き込んだマーケティング戦略の取組み～
　　　　③鉢物市場　～新たな鉢物の物日に消費拡大を期待～
　　　　④花壇用苗物市場　～新品種の開発による活発な市場の新陳代謝～
　　　　⑤花木市場　～植物の本来持っている環境改善を打出すことにより、需要拡大に期待～
　　　　⑥球根市場　～高品質な新品種導入による国内生産活性化に期待～
　　　　⑦芝・地被類市場　～特殊緑化の注目度が高まり、緑化施工資材として需要に期待～
２．花き生産・研究の現状と展望
　　（１）新品種の登録状況
　　（２）花き関連の遺伝子組換え植物（ＧＭＯ）の一覧
　　（３）有力種苗メーカーの花き種苗戦略
　　　　①国内戦略　～消費者を意識したトータルな種苗開発と生産者へのコンサルティング業務が必要～
　　　　②海外戦略　～グローバルネットワークによるアグリバイオ事業の展開～
　　（４）有力種苗メーカーの注目切花品種
　　（５）変貌する花き生産の2017年展望　～海外産増えるも、国内生産は微減で推移～
３．輸入切花の現状と展望
　　（１）国内切花市場における輸入切花のポジショニング
　　　　①統計的な位置づけ
　　　　②輸入切花の役割と機能
　　（２）輸入切花の市場規模推移（2007～2011年）
　　（３）切花の品種別・国別輸入状況
　　　　①切花―国別（通関ベース）
　　　　②切花―品種別（通関ベース）
　　　　③葉物―国別（通関ベース）
　　（４）切花輸入商社の動向
　　（５）切花輸入商社の国内シェア
　　（６）変貌する輸入切花の2017年展望
４．花き流通の現状と展望
　　（１）花き卸売市場取扱高推移（2003～2011年）
　　（２）花き卸売市場（業者）取扱高ランキング
　　（３）2011年度の大田花き市場、フラワーオークションジャパン市場の取扱状況
　　（４）注目卸売業の市場戦略
　　　　①大手有力卸売企業の市場戦略
　　　　②インターネット花き流通
　　　　③切花のバケット流通
　　　　④MPSの推進
　　　　⑤輸出切花等の動向
　　（５）変貌する花き流通の2017年展望　～花き流通の将来像～
　　　　①市場法改正に向けての業界の動き
　　　　②花き流通の将来像
５．花き小売業の現状と展望
　　（１）花き末端市場推移（2005～2011年）
　　（２）花きの末端市場構成比と変化
　　（３）注目花き末端販売チャネル動向
　　　　①ホームセンター
　　　　②量販店
　　（４）商業統計分析
　　　　①花・植木小売業
　　　　②苗・種子小売業
　　（５）花き小売店売上高ランキング
　　（６）花き末端チャネルの現状
　　　　①花き小売店　～生産地とのライン強化とカジュアルフラワーの普及拡大～
　　　　②量販店　～花き小売店ではできない、花と食料品などのセット提案を展開～
　　　　③ホームセンター　～業界再編への対応強化の中で、切花への対応は2極化傾向～
　　　　④百貨店内店舗　～花き売場としての新しい魅力作りが不可欠～
　　　　⑤インターネット販売　～小売店の店舗数が減少している中、ネット販売サイトは拡大～
　　（７）フラワーバレンタインの取組動向と課題
　　（８）末端販売チャネル別の有力花き小売店舗動向
　　　　①単独路面型店舗
　　　　□青山フラワーマーケット本店（東京都）
　　　　②駅・ターミナル型店舗
　　　　□小田急フローリスト本店（東京都）（小田急ランドフローラ）
　　　　□オランダ屋新宿店（東京都）
　　　　□きりしまフラワー新橋店（東京都）
　　　　□フェニックス三番街店（大阪市）
　　　　③百貨店・商業施設内店舗
　　　　□Conoka西宮阪急店（兵庫県西宮市）
　　　　□京王百貨店（新宿）屋上園芸店（東京都）
　　　　□サトウ花店（大阪市）
　　　　□フロレアル　オペーク丸の内店（東京都）
　　　　④量販店・ホームセンター内店舗
　　　　□イオンモール川口前川店（埼玉県川口市）
　　　　□カインズホーム蓮田店（埼玉県蓮田市）
　　　　□ジョイフル本田　幸手店（埼玉県幸手市）
　　（９）変貌する花き末端市場の2017年展望
６．拡大しているプリザーブドフラワー市場の現状と展望
　　（１）注目度高まるプリザーブドフラワーの市場概況
　　　　①プリザーブドフラワーについて
　　　　②プリザーブドフラワーの特長
　　　　③プリザーブドフラワーのウイークポイント
　　　　④プリザーブドフラワーの歴史
　　（２）主要参入企業動向
　　（３）プリザーブドフラワー業界の主なプレーヤーと流通フロー
　　　　①主なプレーヤー
　　　　②流通フロー
　　（４）プリザーブドフラワー市場の現状と今後の市場展望
　　　　①プリザーブドフラワー市場規模（2011年度：メーカー出荷価格ベース）
　　　　②プリザーブドフラワー市場規模（2011年度：末端市場）
　　　　③今後の市場展望

第Ⅲ章　フラワー＆グリーンビジネスの需要動向と今後の市場展望

１．花きの需要分野別市場構成比　～ホームユースで需要拡大～
２．家計調査年報分析
３．余暇に関する調査(レジャー白書)
４．花き需要の分野別動向
　　（１）一般花き小売店需要　～法人需要が伸び悩んでいる中、新しい顧客層開拓が必要～
　　（２）新興花き小売店需要　～生産地から直接仕入れる産直が加速～
　　（３）通信販売（インターネット・カタログ）需要　～スマートフォン、タブレット端末の普及により、ネット販売は更に拡大～
　　　　①Eコマース市場の動向
　　　　②EC市場、モバイルコマース市場の動向
　　　　③花き小売店におけるカタログ通販・オンライン販売の動向
　　（４）生け花・フラワーアレンジメント需要　～初心者向けからプロ養成スクールまで～
　　（５）ブライダル装花需要
５．切花・アレンジメント商品に関する消費者調査
　　□事前調査
　　□回答者属性
　　（１）花の購入用途
　　（２）花の購入頻度
　　（３）花を購入しているところ
　　（４）花を購入する際に重視する点
　　（５）花購入時の商品情報について
　　（６）花の日持ちについて
　　（７）花の購入金額
　　　　①自分用（家庭用）
　　　　②ギフト用
　　（８）インターネットで花の購入の有無
　　（９）インターネットで花を購入する魅力
　　（１０）インターネットで花を購入する目的
　　（１１）今後花の購入に対しての要望
　　（１２）フラワーバレンタインについて
　　　　①フラワーバレンタインの認知度
　　　　②フラワーバレンタインの認知経路
　　　　③バレンタインデーに花を贈った経験（男性のみ回答）
　　　　④バレンタインデーに花を贈った相手（男性のみ回答）
　　　　⑤今後、バレンタインデーに花を贈る可能性（男性のみ回答）
　　　　⑥バレンタインデーに花を贈りたい理由（男性のみ回答）
　　　　⑦バレンタインデーに花を贈りたくない理由（男性のみ回答）
　　　　⑧バレンタインデーに花を貰った経験（女性のみ回答）
　　　　⑨バレンタインデーに花を貰った相手（女性のみ回答）
　　　　⑩バレンタインデーに花を贈って欲しいかの有無（女性のみ回答）
　　　　⑪バレンタインデーに花を贈って欲しい理由（女性のみ回答）
　　　　⑫バレンタインデーに花を貰いたくない理由（女性のみ回答）

第Ⅳ章　注目マーケット動向の現状と今後の展望

～拡大する葬儀花市場動向～
１．拡大する葬儀花の市場概況
　　（１）葬祭市場を取り巻く環境
　　（２）葬祭ビジネスの市場規模
　　（３）生花祭壇とは
　　（４）生花祭壇の普及状況
２．生花祭壇業界の主要なプレイヤーと流通フロー
　　（１）生花祭壇参入企業の動向
　　（２）参入企業が提供しているサービス
　　（３）生花祭壇の流通フロー
３．生花祭壇市場の現状と今後の市場展望
　　（１）生花祭壇市場の課題・問題点
　　（２）葬儀花市場規模（2008～2012年見込み：事業者出荷ベース）
　　（３）葬儀花市場規模（2012見込み～2017年予測：事業者出荷ベース）
４．生花祭壇に関する消費者調査
　　（１）葬儀の際の生花祭壇の認知
　　（２）喪主の場合の生花祭壇と白木祭壇の選択
　　（３）生花祭壇を選んだ理由
　　（４）白木祭壇を選んだ理由
　　（５）生花祭壇で使用したい花
　　（６）生花祭壇で使用したい花の色

第Ⅴ章　有力参入企業の個別実態

１．種苗（5社）
　　カネコ種苗　～「花とみどりのある生活」づくりを基本理念とし、高品質な商品群を開発する～
　　サカタのタネ　～創業100周年を控え「品質・誠実・奉仕」の社是の下、新しい未来への一歩を踏み出す～
　　サントリーフラワーズ　～青いバラ「ｂｌｕｅ　ｒｏｓｅ　ＡＰＰＬＡＵＳＥ」の販売が好調～
　　ジャパンアグリバイオ～主要5品目の切花に経営資源を集中し、プロフェッショナルなサービスを展開～
　　タキイ種苗　～世界トップクラスの育種技術で開発に挑み、高品質な種子を生み出す～
２．輸入商社（2社）
　　オーシャン貿易　～ベトナムでの花き栽培で海外進出に取り組み、新しい市場を創出する～
　　クリエイト　～高品質の切り花輸入専門商社として「花文化」の未来を考え、その発展に貢献する～
３．卸市場（6社）
　　オークネット　～花きに新たな流通の形を定着～
　　大田花き　～「せりシステム」を2012年1月より全面更新し、利便性・操作性が向上～
　　JF鶴見花き　～兵庫県生花との「JFグループ」の結成による花き卸売市場での競争優位性の獲得～
　　豊明花き　～花と緑を通じて、人々の心に安らぎと感動を提供し、花き園芸文化の発展に貢献～
　　フラワーオークションジャパン　
　　　～バケット流通を通して卸売市場機能の担い手となるリーディングカンパニー～
　　名港フラワーブリッジ　
　　　～切花のワンストップサービスにより、川上（産地）と川下（消費者）との架け橋となる～
４．小売（11社）
　　i879　～フラワーギフトを通じて笑顔をつくる～
　　イオンリテール　～シニア世代獲得のため魅力的な品揃えを進める～
　　インパック　～カジュアルフラワーの普及拡大を目指し、生花売場にハードとソフトを提供～
　　小田急ランドフローラ　～人々の豊かで美しい生活環境の創造を目指す～
　　クリエイティブ・フラワー・コーポレーション
　　　～2010年4月からジャパン・フラワー・コーポレーションのグループ企業として再出発～
　　ゴトウ花店　～ゴトウフローリスト独自の「花」を発信し続ける～
　　ジャパンフラワーコーポレーション
　　　～クリエイティブ阪急の花部門買収等Ｍ＆Ａによるフラワービジネス活性化への貢献～
　　千趣会イイハナ　～千趣会グループのシナジー効果を活かした取組みを展開～
　　パーク・コーポレーション　
　　　～「Living With Flowers Everyday」をテーマに心豊かなライフスタイルを提案～
　　日比谷花壇
　　　～花がもたらす豊かな文化を創出し、フラワービジネスにおける感動創造事業・環境高感度企業を目指す～
　　ヤオコー　～国内のスーパーとしては、初めての「花持ち保証販売」を直営全店舗で展開～
５．プリザーブドフラワー（4社）
　　アスク　～プリザーブドフラワー先駆者としてフロールエバーブランドの高品質な商品を提供する～
　　大地農園　～自然の材を活かした｢プリザービング」により、新鮮さと美しさ、感動と安らぎを届ける～
　　東京堂　～フラワー文化を担うプロとして、プリザーブドフラワーの普及と拡販に注力する～
　　モノ・インターナショナル　
　　　～国内随一のプリザーブドフラワー花材卸売会社として、プリマヴェーラ等に拡販注力～
６．生花祭壇（3社）
　　花智　～技術力、提案力アップでオリジナル祭壇強化、価格競争からの脱却を図る～
　　ビューティ花壇　～生花祭壇をコア事業と位置付け、更なる成長を目指す～
　　ユー花園　～成長著しいアジアの拠点として台湾に新会社設立し、生花祭壇の海外展開を開始～