2016 デビットカード市場の実態と展望

2020年の東京オリンピックなどを見据え、キャッシュレス化社会の実現に向けてカード業界が盛り上がりをみせている。特に2015年に入り、地方銀行やインターネット専業銀行が相次いでデビットカード発行に参入しており、今後も多くの銀行が参入を予定している。銀行の中には、イシュアのみならず加盟店開拓まで手掛ける銀行も登場するなど、注目すべき動きも出始めている。
そこで本調査レポートでは、デビットカード市場に焦点を当て、ブランドデビット発行事業者やプロセシング会社、J-Debitなど、各参入プレーヤーの実態について調査した。また、J-Debitとブランドデビットでのシェアやブランドデビット提供事業者のシェアについても算出している。
加えて、カードデータの収集、分析を通じて、O2Oなどさまざまな展開への応用も期待できる中、各プレーヤーのカードデータ活用戦略および状況などについても併せて取材を進めている。カード会社の取組みを網羅的に把握することで、2020年に向けたキャッシュレス化の推進に対する課題を分析、決済インフラのあり方を展望した。

発刊日
2016/06/30
体裁
A4 / 187頁
資料コード
C58109400
PDFサイズ
3.8MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:日本におけるデビットカード決済サービス事業者ならびにプロセシング会社を対象としている。
調査方法:直接面談取材、電話調査および文献調査など
調査期間:2016年3月~2016年6月

資料ポイント
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  • 2016年~2021年までのデビットカード市場規模を算出
  • 地方銀行も含めたブランドデビット発行事業者やプロセシング会社、国際ブランドなど各参入プレーヤーの動向を網羅的に調査
  • J-Debitとブランドデビット、ブランドデビット提供事業者のシェアについても算出
  • カードデータの活用戦略や活用状況などについても併せて調査

資料概要
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第1章 総論
第2章 決済サービス提供事業者の実態と取組み
第3章 国内におけるFinTech最新動向
第4章 カード関連データ活用における実態と展望
第5章 領域別企業の実態と取組み
第6章 ブランドデビット発行状況

リサーチ内容

■掲載内容

第1章 総論

1.デビットカード市場とは
  1.1.定義
  1.2.デビット決済サービス提供事業者
    (1)発行済み事業者
    (2)発行予定の事業者(2016年6月22日時点)
2.デビットカードの歴史と日本における参入状況
  2.1.日米のデビットカードの歴史
    (1)米国――バンクPOSカードの統合~国際ブランドデビットの普及
    (2)国内
  2.2.日本における銀行の参入状況
3.現状のデビットカード市場規模(2011年度~2016年度)
  3.1.市場規模
  3.2.取扱高シェア
4.現状の取組み
  4.1.現状の取組み概要
    (1)ターゲット顧客 ――全方位型/特化型
    (2)入会チャネル
    (3)利用トレンド
  4.2.デビットカードが抱える課題と現状の対応
    (1)返金に関する課題
    (2)二重引き落としへの対応
5.市場規模予測(2016年度~2021年度)
  5.1.市場規模予測
  5.2.デビットカードを巡るさまざまな可能性
    (1)キャッシュアウトの動向と日本における実現可能性
    (2)加盟店開拓を視野に入れたイシュイングが増える可能性も
    (3)地方創生におけるデビットカードの積極的活用

第2章 決済サービス提供事業者の実態と取組み

1.J-Debit
  1-1.事業概況
  1-2.サービス概要
    (1)概要
    (2)利用者/加盟店のメリット
  1-3.事業方針
  1-4.実績
  1-5.事業強化に向けた取組み
    (1)PRの更なる強化
    (2)商品面での強化――キャッシュアウトへの対応
    (3)更なる利便性の向上
  1-6.新たな構成形態を可能とする端末に関するガイドライン
    (1)ネットワーク機能分散型端末への対応
    (2)モバイル多機能端末への対応
2.ブランドデビット実態と展望
  2.1.ブランドデビットの概況
  2.2.参入状況
    (1)発行済み事業者
    (2)発行予定の事業者(2016年6月22日時点)
  2.3.市場規模とシェア
  2.4.市場予測
  2.5.都市銀行の取組み状況
    (1)デビットカード決済サービス事業戦略
    (2)サービスの特徴
    (3)国際ブランドの選択
    (4)実績および利用トレンド
    (5)認知・拡大に向けた取組み
    (6)今後の取組み
    (7)課題
  2.6.地方銀行の取組み状況
    (1)デビットカード決済サービス事業戦略
    (2)サービスの特徴
    (3)国際ブランドの選択
    (4)実績および利用トレンド
    (5)認知・拡大に向けた取組み
    (6)今後の取組み
    (7)課題
  2.7.インターネット専業銀行の取組み状況
    (1)デビットカード決済サービス事業戦略
    (2)サービスの特徴
    (3)国際ブランドの選択
    (4)実績および利用トレンド
    (5)認知・拡大に向けた取組み
    (6)今後の取組み
    (7)課題
3.関連市場――ペイジーの動向
  3.1.事業概況
    (1)事業経緯
    (2)ペイジーのサービス概要
  3.2.利用実績
    (1)利用動向
  3.3.事業強化に向けた取組み
4.プロセシング事業者の取組み状況
  (1)事業戦略
  (2)サービス概要
  (3)実績
  (4)ビジネスモデル
  (5)営業・拡販
  (6)今後の取組みなど

第3章 国内におけるFinTech最新動向

1.FinTechとは
  1.1.定義
  1.2.FinTechの範囲
2.FinTech市場規模予測(2015年~2020年)
  2.1.市場規模予測
  2.2.特に伸びが期待できる領域
    (1)ブロックチェーンの伸びに期待
    (2)クラウド会計ソフトおよびソーシャルレンディング
3.市場動向
  3.1.外部環境――技術面から法律面まで
    (1)公開API――大手SIerがAPI連携サービスをスタート、課題は責任分岐点
    (2)共有すべきサービスと独占すべきサービスの切り分け
    (3)今後、エコシステム間競争がスタート
    (4)銀行法、資金決済法の改正案が可決、成立
  3.2.内部環境――新たにInsTechが勃興
    (1)ベンチャー企業同士の連携による新たなサービス創出などに期待
    (2)日本でもInsTech勃興

第4章 カード関連データ活用における実態と展望

1.決済サービス提供事業者のデータ活用の実態と展望
  (1)収集データの種類・量
  (2)都市銀行および地方銀行におけるデータ活用の実態
  (3)インターネット専業銀行におけるデータ活用の実態
  (4)今後の取組み、課題

第5章 領域別企業の実態と取組み

1.日本デビットカード推進協議会(J-Debit)
2.あおぞら銀行
3.イオン銀行
4.紀陽銀行
5.住信SBIネット銀行
6.セブン銀行
7.ソニー銀行
8.千葉銀行
9.三菱東京UFJ銀行
10.楽天銀行
11.りそな銀行
12.琉球銀行
13.キュービタス
14.大日本印刷
15.TIS株式会社
16.JCB

第6章 ブランドデビット発行状況

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