2017 生命保険会社におけるInsurTech市場の実態と展望

米国や欧州を中心にInsurTech(Insurance Technology)が盛り上がりをみせる中、日本でも2016年後半から2017年にかけて大手生命保険会社を中心にInsurTech関連の専任組織を立上げ、健康増進型保険や疾病管理プログラムの開発をはじめ、AIやウェアラブル端末などを含め、さまざまなITを活用した新たな取組みが始まっている。
本調査レポートでは、InsurTechの定義やInsurTechを取り巻くプレーヤーである、生命保険会社や少額短期保険会社の取組み状況、スタートアップを含むITベンダー各社の動向について網羅的に把握することで実態を掴むと同時に、今後の方向性を展望することを目的としている。

発刊日: 2017/05/31 体裁: A4 / 277頁
資料コード: C59102600 PDFサイズ: 9.9MB
カテゴリ: 流通小売、一般・事業所向けサービス、金融

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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:本レポートでは、国内の生命保険業界におけるInsurTechの現状について、「生命保険会社」「SIer・専業ベンダー」「InsurTechベンチャー企業」という3つの視点から調査し、動向や課題などの実態を把握するとともに、今後の市場動向を展望する。次に各々の視点の詳細について説明する。まず「生命保険会社」および「SIer(システムインテグレーター)」については、InsurTech戦略や取組み、ベンチャー企業との協業や提携・出資の可能性などについて調査した。一方、「InsurTechベンチャー企業」は、戦略や取組みのほか、生命保険会社などとの協業可能性などを調査した。
調査対象:生命保険会社9社、少額短期保険事業者2社、SIer8社、FinTechベンチャー企業4社 合計23社
調査方法:直接面談取材、電話調査および文献調査など
調査期間:2017年3月~2017年5月

調査結果サマリー
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生命保険領域における国内InsurTech市場に関する調査を実施(2017年)
~AIなどによる業務の効率化・高度化の範囲拡大、APIの公開など支援環境の整備がカギ~
・2016年度の国内InsurTech市場規模は460億円の見込み
・特にAIなどを活用した業務の効率化・高度化ソリューションが市場を牽引
・健康増進型保険や疾病管理プログラムの開発が進むほか、APIの公開を含め
 ベンチャー支援体制の整備などを背景に、2020年度には1,100億円に拡大すると予測

資料ポイント
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  • 2016年度の国内InsurTech市場規模は460億円、2020年度には1,100億円まで拡大すると予測
  • AIなどによる業務の効率化・高度化の範囲拡大のほか、APIの公開など支援環境の整備がカギ
  • 健康増進型保険の開発競争から同保険を軸としたエコシステムの構築が加速していく可能性も
  • 将来的には健康増進型保険の開発競争から疾病管理プログラムの構築競争への移行を期待
     

資料概要
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第1章 総論
第2章 生命保険会社の実態と取組み
第3章 SIer/専業ベンダーの実態と取組み
第4章 海外のInsurTech動向
第5章 領域別での実態と取組み
第6章 個別企業の実態

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

第1章 総論

1.生命保険会社におけるInsurTechとは
2.InsurTech市場概況――FinTechとの比較
  2.1.外部環境
    <表>国内におけるFinTechとInsurTechの法整備/支援環境/技術面での違い
    (1)法整備:InsurTechの発展に立ちふさがる大きな障壁
    (2)支援環境:InsurTechの発展に向けた支援体制はごく僅か
    (3)技術面
    ①APIの公開
    ②ブロックチェーンの活用
  2.2.内部環境
3.健康増進型保険の開発が活発化、将来的には疾病管理プログラムやエコシステム構築へと競争が移行
  (1)健康増進型保険
    ①多くの生命保険会社はデータ収集も含め調査・研究フェーズ
    ②通信キャリアと協業した還付金付き保険が登場
    ③エコシステムの構築に取組む生命保険会社も――住友生命、ひまわり生命
    ④少額短期保険
  (2)疾病管理プログラム(Disease Management Program)
    ①疾病管理プログラムとは
    ②取組状況
  (3)将来的に疾病管理プログラムやエコシステム構築へと競争が移行する可能性も
4.InsurTechにおけるAI/RPAの活用状況
  (1)生命保険会社におけるAI活用状況
    ①AIの活用状況
    ②AI導入に際しての考慮点――目的の明確化と業務プロセス改革が必須
  (2)SIer/専業ベンダーにおけるAI活用状況
    ①AIの活用状況
    ②AIの導入に際して考慮すべき点――AI活用に際し「正しい」教師データが必須
  (3)InsurTechベンチャー企業各社のAI活用状況
    ①AIを積極的に活用し分析からソリューションへと結びつける動きが活発化
    ②行動変容のためにはAIに加えてアナログな部分が重要
5.ブロックチェーンに関する動向
  (1)ブロックチェーンの概要
  (2)主たるブロックチェーン技術に関する国際団体の動向
    ①R3 CEV主催の国際団体「Distributed Ledger Group」
    ②Linux Fundationの「Hyperledger Project」
    ③B3i(Blockchain Insurance Industry Initiative)
  (3)主たるブロックチェーン技術に関する国内団体の動向
    ①ブロックチェーン推進協会
    ②日本ブロックチェーン協会
  (4)ブロックチェーンに関する生命保険会社の見解・活用状況
  (5)生命保険会社におけるブロックチェーン活用に関するベンダー側の見解
    ①ブロックチェーン活用以前に解決すべき課題
    ②活用に際しての可能性
    ③海外におけるブロックチェーンを活用した保険
6.金融APIの公開に関する動向と生命保険会社の見解
  (1)APIの概要
    ①APIとは
    ②公開範囲について
  (2)スクリーンスクレイピングとAPIのメリット/デメリット
    ①スクリーンスクレイピングのメリット/デメリット
    ②APIのメリット/デメリット
  (3)APIの公開に関する生命保険会社の動向
    ①生命保険会社のシステム概要
    ②オープンAPIに対する見解
    <表> 取材においてAPIへの取組みが判明した生命保険会社の見解
7.国内InsurTech市場規模予測(2016年度~2020年度)
  7.1.生命保険会社のIT市場規模推移予測
  7.2.国内InsurTech市場規模推移予測
    (1)国内InsurTech市場規模予測
    (2)注目される動向
    ①AIやRPAを活用した業務の効率化・自動化
    ②生命保険会社におけるAPIの公開に向けた動き
  7.3.健康増進型保険および疾病管理プログラム関連市場規模推移予測
    (1)健康増進型保険および疾病管理プログラム関連市場規模推移予測
    (2)注目される動向

第2章 生命保険会社の実態と取組み

1.生命保険会社の実態と取組み
  1.1.国内生命保険会社の取組み状況
    (1)国内生命保険会社における経営概況
    (2)InsurTechに関する事業戦略
    ①InsurTech事業戦略
    ②推進組織体制
    (3)取組み概要
    ①大手の生命保険会社は新しい保険商品の開発に前向き
    ②中堅の生命保険会社は効率化、自動化重視
    ③プラットフォーマーとして異業種とともにエコシステムを構築
    ④オープンAPIの検討を始める生命保険も登場
    ⑤アイデアソン、ハッカソンはFinTechと比較して限定的
    (4)ベンチャー企業との協業および出資の可能性
    ①協業可能性
    ②出資の可能性
    (5)AIおよびブロックチェーンの活用状況
    ①AI/RPAの活用状況
    ②ブロックチェーンの活用状況
    (6)今後の取組み
    (7)課題
  1.2.外資系生命保険会社の取組み状況
    (1)InsurTechに関する事業戦略――payer to partner
    (2)取組み概要
    ①疾病管理プログラム
    ②スマートフォン向けアプリ
    ③アクセラレータープログラム
    ④海外スタートアップを国内マーケットに紹介
    (3)ベンチャー企業との協業および出資の可能性
    ①協業可能性
    ②出資の可能性
    (4)今後の取組み
  1.3.ネット生命保険会社の取組み状況
    (1)InsurTechに関する概況
    ①概要
    ②動向――ライフログデータを収集すべく携帯電話やウェアラブルなどを積極活用
    (2)取組み概要
    ①既に保険商品を提供×他社と協業
    ②研究開発中×他社と協業
    ③研究開発中(&既に保険商品を提供)×自社で完結
    (3)ベンチャー企業との協業および出資の可能性
    ①協業可能性
    ②出資の可能性
2.少額短期保険の実態と取組み
  (1)概要
  (2)生命保険会社との違い
    ①少額短期保険業に係る保険金額
    ②少額短期保険業者に課される主たる規制
  (3)少額短期保険の強み・特徴
  (4)健康増進型保険に関する取組み
    ①アイアル少額短期保険:ヘルスケア応援団
    ②健康年齢少額短期保険:健康年齢連動型医療保険
  (5)保険会社やベンチャー企業などとの協業可能性
    ①保険会社との協業可能性
    ②ベンチャー企業などとの協業可能性
  (6)InsurTechに関する今後の取組み、課題
    ①アイアル少額短期保険
    ②健康年齢少額短期保険

第3章 SIer/専業ベンダーの実態と取組み

1.SIerの取組み状況
  (1)InsurTechに関するスタンス/事業戦略
  (2)取組み概要
    ●自社ソリューションを活用し生命保険会社を総合的にサポート
    ・TIS
    ・日本マイクロソフト
    ●共同研究+自社ソリューションの提供
    ・日立製作所
    ●イベントの開催+自社ソリューションの提供
    ・NTTデータ
    ●イベントや共同研究を通じて自社ソリューションを提供
    ・日本IBM
  (3)協業や提携、出資に対するスタンス
    ●自社ソリューションを活用し生命保険会社を総合的にサポート
    ・TIS
    ●イベントの開催+自社ソリューションの提供
    ・NTTデータ
    ●イベントや共同研究を通じて自社ソリューションを提供
    ・日本IBM
  (4)今後の取組みと課題
    ・TIS
    ・日本IBM
2.専業ベンダーの取組み状況
  (1)事業戦略
    ①営業効率化
    ・フィナンシャル・エージェンシー
    ②データ収集・分析(健保組合側/病院・診療所側)
    ・日本医療データセンター
    ・メディカル・データ・ビジョン
    ③査定データベース
    ・明治安田システム・テクノロジー
    ④支払業務の自動化
    ・ミューニックリー オートメーションソリューションズ
  (2)取組み概要
    ①営業効率化
    ・フィナンシャル・エージェンシー
    ②データ収集・分析(健保組合側/病院・診療所側)
    ・日本医療データセンター
    ・メディカル・データ・ビジョン
    ③査定データベース
    ・明治安田システム・テクノロジー
    ④支払業務の自動化
    ・ミューニックリー オートメーションソリューションズ
  (3)生命保険会社などとの協業可能性
    ①営業効率化
    ・フィナンシャル・エージェンシー
    ②データ収集・分析(健保組合側/病院・診療所側)
    ・日本医療データセンター
    ・メディカル・データ・ビジョン
    ③査定データベース
    ・明治安田システム・テクノロジー
    ④支払業務の自動化
    ・ミューニックリー オートメーションソリューションズ
  (4)今後の取組みと課題
    ①営業効率化
    ・フィナンシャル・エージェンシー
    ②データ収集・分析(健保組合側/病院・診療所側)
    ・日本医療データセンター
    ・メディカル・データ・ビジョン
    ③査定データベース
    ・明治安田システム・テクノロジー

第4章 海外のInsurTech動向

1.InsurTechベンチャー企業への投資動向
2.主要InsurTechベンチャー企業の動向
  (1)ポピュレーション・アプローチ
    ①Discovery社
    ②Oscar Health Insurance社
    ③Zhong An(衆安保険)社
  (2)ハイリスクカテゴリー向けアプローチ――Noom社
  (3)その他――P2P保険
    ①Lemonade社
    ②friendsurance社

第5章 領域別での実態と取組み

1.パーソナライズ化された(健康増進型)保険商品の開発
  (1)保険商品のパーソナライズ化
  (2)主要参入事業者の強み
  (3)ビジネスモデル
    ①DeSCヘルスケア
    ②ヘルスグリッド
  (4)取組み状況
    ①健康年齢/身体年齢
  (5)生命保険会社などとの協業可能性
    ①DeSCヘルスケア
    ②ヘルスグリッド
  (6)今後の取組み
    ①DeSCヘルスケア
    ②ヘルスグリッド
2.疾病管理プログラム
  (1)概要
    ①ベンチャー企業が提供する疾病管理プログラム
    ②米Noom Inc.とは
  (2)主要参入事業者の強み
  (3)ビジネスモデル
  (4)取組み状況
  (5)生命保険会社などとの協業可能性
  (6)今後の取組み
  (7)課題
3.AIやチャットボットなどを活用した保険見直しコンサルティングや保険相談サービス
  (1)概要
  (2)主たる活用事業者
  (3)取組み状況
  (4)活用メリット
4.AIを活用したアンダーライティング(引受査定)の自動化
  (1)概要
  (2)主たる活用事業者
  (3)取組み状況
  (4)導入メリット
    ・ミューニックリーオートメーションソリューションズ
  (5)今後の方向性――プレディクティブ・アンダーライティング
    ・ミューニックリーオートメーションソリューションズ
5.受診勧奨から受診、異常告知を受けた場合における診療までのトラッキング
  (1)概要
  (2)主たる事業者
  (3)ビジネスモデル
  (4)取組み状況
  (5)生命保険会社などとの協業可能性
  (6)今後の取組み
  (7)課題
6.契約者および契約者の家族向けアフターサービス
  (1)概要
  (2)主たる事業者
  (3)取組み状況
  (4)導入メリット
    ①契約者や家族への安心感
    ②顧客の利便性の確保
7.AIやBRMSなどを活用した支払査定の自動化
  (1)概要
  (2)主たる事業者
  (3)取組み状況
  (4)導入メリット
    ①ベテラン職員の暗黙知をWatsonで形式知化
    ②プロセスの効率化と人員削減
  (5)AIと併せて査定データベースの導入進む
8.インフラとしてのブロックチェーンの活用
  (1)概要
  (2)貿易金融に関わるブロックチェーン実証実験事例

第6章 個別企業の実態

1.アクサ生命保険
2.SBI生命保険
3.かんぽ生命保険
4.第一生命保険
5.日本生命保険
6.富国生命保険
7.明治安田生命保険
8.メットライフ生命保険
9.楽天生命保険
10.アイアル少額短期保険
11.健康年齢少額短期保険
12.コグニザントジャパン
13.TIS
14.日本IBM
15.日本医療データセンター
16.フィナンシャル・エージェンシー
17.ミューニックリーオートメーションソリューションズ
18.明治安田システム・テクノロジー(医療査定なび®)
19.メディカル・データ・ビジョン
20.情報医療
21.DeSCヘルスケア
22.Noom Japan
23.ヘルスグリッド

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