2018-2019年版 自動車内装用高触感材料市場の展望と戦略

自動運転技術の進展とともに、ドライバー自らが運転しない時間の創出を見据え、自動車には従来の「移動手段」だけでなく「居場所」としての役割が求められるようになり、車室内で過ごす時間を快適化する居住性向上のための技術が注目されています。自動車内装については、見た目の高級感だけでなく、柔らかい、しっとり、すべすべなどの触感を付与した、触り心地の良い材料を採用することで車室内の快適性向上を実現すべく、材料や加工方法の開発が進められています。また、これまでトレードオフとされてきた、耐衝撃性、剛性、耐久性など、自動車の安全性にかかわる性能と柔らかな触感とを両立させる加工や、限られたスペースで空間を広くとる成形方法にも注目が集まっています。
今回の調査では、触感を持つ内装用材料とその加工方法にフォーカスし、高触感材料の現状と開発動向に加え、参入メーカーの事業戦略と今後の展望についてまとめました。

発刊日
2018/12/28
体裁
A4 / 86頁
資料コード
C60119300
PDFサイズ
10.0MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:日本国内における自動車内装用表皮材メーカーの現在の動向と今後の事業施策を調査し、さらに周辺調査を行うことで、自動車内装用高触感材料市場の現状と今後の動向の把握を目的とする。
調査対象:パウダースラッシュコンパウンド、人工皮革、合成皮革、PVCレザー、その他高触感表皮材、三次元被覆加飾工法
調査方法:直接面接取材をベースに、文献調査を併用。
調査期間:2018年10月~2018年12月

資料ポイント
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  • 触感のコントロールとデザインに自動車の新たなバリューをもたらす
  • 無機質なコックピットから居心地の良いサロンへ、自動運転が内装コンセプトを変える、レベル4以降は電装品からインテリアへと回帰、高触感材料のニーズに期待
  • 安全性、コストとのトレードオフ解消、「快適」「居心地」のスペック化へ、触感を定量的に把握しデザインするための評価方法の開発進む
  • 内装表皮用パウダースラッシュコンパウンド:レザーの質感と成形性の高さが評価され中~高級車用ソフトインパネの代表格に、非PVC化の中で一時TPU系に代替されるも海外市場を中心にpvC系への回帰進む
  • 自動車内装用高触感表皮材:軽量化対応、耐磨耗性、熱成形対応など「本革ライク」を超えるメリットの訴求を!
  • 三次元被覆加飾:表皮材のテクスチャーを維持した熱成形対応に強み、車室内の快適性アップに向けた新たな触感の表皮材開発を!

資料概要
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第1章 自動車内装用高触感材料市場の展望と戦略
第2章 自動車内装用高触感材料市場の動向
第3章 自動車内装用高触感材料メーカーの動向と戦略

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 自動車内装用高触感材料市場の展望と戦略

触感のコントロールとデザインに自動車の新たなバリューをもたらす
無機質なコックピットから居心地の良いサロンへ、自動運転が内装コンセプトを変える
レベル4以降は電装品からインテリアへと回帰、高触感材料のニーズに期待
(図)グラスコックピットの例
(表)自動運転化レベルの定義
(図)車室内サロン化の例
安全性、コストとのトレードオフ解消、「快適」「居心地」のスペック化へ
触感を定量的に把握しデザインするための評価方法の開発進む
(図)日産の高触感内装コンセプト
(図)リケンテクノス 触感を決める3つのファクター

第2章 自動車内装用高触感材料市場の動向

1.内装表皮用パウダースラッシュコンパウンド
  トップメーカーNAKANが圧倒的なボリュームで一人勝ち
  レザーの質感と成形性の高さが評価され中~高級車用ソフトインパネの代表格に
  非PVC化の中で一時TPU系に代替されるも海外市場を中心にPVC系への回帰進む
  (図)ソフトインパネの断面図
  (図)スラッシュ成形法によるインパネ製造工程
  日本国内では大手自動車メーカーに仕様化されたTPU系が優勢も
  海外市場では価格面で有利なPVC系がスタンダードに
  海外メジャーメーカーを押さえる仏・NAKANがシェア50%を確保
  日本勢は参入障壁に守られ日系ユーザーのシェア押さえるも価格競争力強化が課題に
  (表)自動車内装用パウダースラッシュコンパウンド市場規模 2018年見込み
  (表)PSCメーカー各社の主要供給先
  (表)パウダースラッシュコンパウンド主要メーカー 生産体制
2.自動車内装用高触感表皮材
  軽量化対応、耐磨耗性、熱成形対応など
  「本革ライク」を超えるメリットの訴求を!
 1.人造皮革(合成皮革、人工皮革、塩ビレザー)
  価格や品質の均一性に加えヴィーガニズムの流行で本革代替材料への注目度が高まる
  (表)自動車生産台数に占める本革内装採用車の比率
  (表)本革内装採用車の地域別構成比
  本革の風合いに近い人工皮革は大部分の市場を押さえる日系2社で
  ブランド再編、Tier2取り込みなど拡大戦略続く
  (図)各種レザー系材料の構成
  (表)日系自動車メーカーにおける「ウルトラスエード」 最近の採用実績
  (表)ディナミカ(Dinamica)最近の採用実績
  (表)人工皮革 各社の生産体制
  大衆~中級車向け中心の合成皮革に「本革を超える」ハイエンド品が登場
  世界の高級車向けに人工皮革の領域取り込みを目指す
  (図)合成皮革の製造工程
  (図)「ブレスレザー」と既存の合成皮革との構造比較図
  (表)合成皮革 主要メーカーの生産体制
  (表)自動車表皮材用合成皮革・PVCレザーメーカーの主要供給先
 2.その他の高触感表皮材
  内装シームレス化の中で熱成形可能なレザーライクなフィルムに注目集まる
  自動運転化による新たなサプライチェーン構築にチャンスあり
3.三次元被覆加飾
  熱成形でレザーライクなソフト触感内装材を実現
  表皮材のテクスチャーを維持した熱成形対応に強み
  車室内の快適性アップに向けた新たな触感の表皮材開発を!
  (図)三次元被覆加飾の例①(布施真空 TOM成形)
  (図)真空・圧空圧着成形の例②(ナビタス NATS空気転写)
  限られたスペースで空間を広く取る凹型成形対応が評価される
  (表)自動車生産台数に占める加飾台数の比率
  (表)自動車加飾台数に占める三次元被覆成形法の採用比率
  (表)3次元加飾工法の比較

第3章 自動車内装用高触感材料メーカーの動向と戦略

NAKAN INNOVATIVE BLENDS(昭島化学工業株式会社)
  グループのシナジーを活かした生産・開発体制と
  バリエーション豊富な製品ラインナップを武器に高いシェアを確保
  PVCパウダー「NAKAN DRYSOL」は欧米、アジア市場で幅広く採用される
  スラッシュ成形のデザイン多様化を実現する塗料、インキなども提案
  欧州、アジア、北米の拠点で需要地に最適化した生産を推進

三洋化成工業株式会社
  スラッシュ成形用TPUビーズ「メルテックス」は
  国内大手自動車メーカーにスペックインしインパネ表皮のスタンダードに
  非PVC化とインビジブルエアバッグ対応で2000年の市場投入以来急成長を遂げる
  強度を向上し表皮材の薄肉化を実現する「メルテックスLF」
  軽量化とコストダウンへの貢献が評価され採用が拡大
  主力の名古屋工場を「メルテックスLF」対応に改造、2018年はほぼフル稼働へ

東洋クロス株式会社
  長年蓄積したコーティング技術を活かし、品質、風合いなど
  幅広いユーザーニーズを具現化する製品の開発、供給で差別化

リケンテクノス株式会社
  自動車内装に加えファッション業界への参入にも挑む
  独自の海島山構造で高い触感を実現したTPS「E触感®エラストマー」を開発
  国内大手自動車メーカーで採用された品質・信頼性を武器に市場開拓を推進

デンカ株式会社
  独自の表面加飾技術を活用した
  良触感シート「ノーブルタクト®」のサンプルワークを進める
  スエードの触感と熱成形性を活かし、自動車内装デザインのシームレス化を提案

布施真空株式会社
  「3次元表面被覆工法」TOM工法による自動車加飾が始動
  車室内スペース拡大、触感のある加飾など新たなニーズに対応
  大手自動車メーカーの世界戦略車の内装にTOM工法が採用
  車室内スペースを広くとる凹型部材への加飾対応が評価される

ナビタス株式会社
  独自開発の空気転写プロセスNATS
  ソフトフィール加飾フィルムを使用し内装部品の触感向上ニーズに対応
  中国市場で自動車部品向けにNATS工法の採用が始まる
  ソフトフィール加飾フィルムとNATS工法の組み合せで自動車内装の高触感化を実現
  加飾フィルムメーカーとの共同開発に力を入れる

株式会社浅野研究所
  独自の熱成形技術の応用と提案で
  内外装加飾を始めとする自動車部品分野の実績を拡大
  独自のシート加熱システムにより高精度の位置合わせ成形に強み
  表面のテクスチャー表現や裏面巻き込み加飾も可能な減圧被覆成形にも対応

名古屋工業大学(大学院工学研究科電気・機械工学専攻 田中 由浩 准教授)
  客観的・定量的な触感の検知・評価の研究を新たなプロダクトデザインに活用
  触感の記録と他者との共有を可能にする装置の開発、
  錯触を応用したソフト触感の付与など幅広い分野・用途で
  「触感」を新たな付加価値につなげる研究開発を推進

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