2019 UPS市場の現状と将来性

UPSを対象に、その市場規模やメーカシェア、技術開発、参入メーカの取り組み実態、課題・問題点等を把握し、将来の市場規模や展開動向等を展望する。

発刊日
2019/02/27
体裁
A4 / 129頁
資料コード
C60122800
PDFサイズ
1.8MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象先:UPS(瞬低補償装置を含む無停電電源装置)を生産する、もしくは販売元となっており、国内市場に参入している企業等
調査方法:直接面接取材を中心に電話ヒアリング、周辺取材も行う。尚、公表されている資料やデータ、研究成果、社内データ・資料、新聞記事等も参考にしている。
調査期間:2018年12月~2019年2月

資料ポイント
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  • UPS需要は、クラウドコンピューティングの普及に伴う大型データセンター向けのニーズは高まる。新設データセンターでは、500kVA機以上に出荷の中心は移る
  • データセンター新設は、国内企業だけでなく、海外企業の案件も増加。これに伴い、外資系UPSメーカの指名買いも増加する。配電盤や工事管理までカバーする体制を構築する代理店も現れ、競争力にも変化
  • 東京オリンピック・パラリンピック開催に伴うUPSの特需は確認できない。ピンポイントで、競技場新設に伴う設備や監視システムなどの需要はあろうが、全体を押し上げるほどの規模にはない
  • クラウド化によって、企業内サーバルームの減少傾向を指摘する声は多い。それは小容量UPSの需要減少に直結する。しかし、メーカによってその影響に差がある
  • UPS製品については、SiCの採用や3レベルインバータの採用で、効率向上を図る例は散見される。特に大容量機に顕著となるが、大型データセンター向けでどこまで支持を得られるのかは不明
  • LiB採用も増えつつある。小型軽量化と長寿命をメリットに掲げるが、一方で鉛蓄電池に比べ2倍以上の価格差は縮まっていない。コストメリットはまだ浸透していない
  • データセンター新設はまだしばらく期待できるが、その先はどうなるのか。既存需要はこれからも継続はするが、成長性の点で期待できない。UPSと組み合わせる機器・装置の開拓がこれからの勢力図を決定付ける
  • これからのUPS市場で注目されるのは、IoTの普及やキャッシュレス化の推進、仮想化技術の進展等などがあり、情報量と端末機器の拡大は期待できる。しかし、それがUPS需要にどう結び付くのかは明確には見えてこない
  • 新規需要開拓に向けて、踊り場に差しかかるUPS市場。将来を見越したUPSメーカの模索はこれから正念場を迎える

資料概要
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第1章 UPS市場の現状
第2章 UPS市場における注目動向
第3章 主要参入企業の取り組み実態
第4章 UPS市場の将来展望

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 UPS市場の現状

1.大きな変化はない参入メーカの顔ぶれ
2.総市場規模推移
  (1)減少続く数量ベースの市場規模。3kVA以下帯の動向に左右される
  (2)各容量帯が伸び悩む容量ベースの市場規模。2018年度に100kVA以上帯は拡大
  (3)100kVA以上帯で拡大が期待できる金額ベースの市場規模。外資系がカギを握る
3.数量ベースのメーカシェア推移
  (1)シュナイダーとOSSが二強の3kVA以下帯シェア。そのシェア差は縮まる
  (2)大口ユーザや用途を確保するメーカが強い4~9kVA帯シェア。大きな変化はない
  (3)量産品を扱うメーカが上位にくる10~99kVA帯
  (4)重電メーカ4社が強い100kVA以上帯メーカシェア、外資系メーカの躍進に注目
4.容量ベースのメーカシェア推移
  (1)GSユアサ、山洋電気が上位にくる10~99kVA帯
  (2)大手重電メーカ4社が強いが、外資系メーカの躍進が注目される100kVA以上帯
5.金額ベースのメーカシェア推移
  (1)2018年度はシェア差が縮まるシュナイダーとOSS。3kVA以下帯の構成に変化なし
  (2)数量ベースと変わらない4~9kVA帯シェア
  (3)受注生産品を扱うメーカが上位にくる10~99kVA帯のシェア
  (4)国内重電4社が上位を占めるが、外資系メーカが躍進する100kVA以上帯

第2章 UPS市場における注目動向

1.メーカ差が見られない製品仕様。決定的な性能差は出せない給電方式や出力波
2.大容量機の付加価値は高効率と長寿命がポイント。ただ、コストとの兼ね合いによる
3.LiB採用は進む。高まるコストに対し、メリットのユーザ理解が求められる
4.(大型)データセンター向けが好調。どの需要分野も堅調であるが、成長材料が見えない
5.なかなか見えてこない新規需要。積極的な用途開拓も進んでいない

第3章 主要参入企業の取り組み実態

1.オムロン ソーシアルソリューションズ(株)
2.(株)GSユアサ
3.ダイトロン(株)
4.東芝インフラシステムズ(株)
5.東芝三菱電機産業システム(株)
6.DKSHジャパン(株)
7.富士電機(株)
8.(株)明電舎
9.(株)ユタカ電機製作所
10.その他企業

第4章 UPS市場の将来展望

1.どの容量帯でも、目に見える新規需要はまだ不明。組み合わせる機器の開拓がカギ
2.大型データセンターとIoT普及が変動要因。大きな変化は見込めない需要分野別展望
3.日系メーカ、外資系メーカともに一長一短がある。ユーザへの提案が次世代を作る
4.LiBの低価格化に向けて、中古LiBのリユースはまだ実現性が見えない
5.縮小が避けられない市場規模予測。新規需要開拓が成長のカギを握る

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