2019年版 低温物流市場の現状と将来展望

食料品を中心に流通業態が多様化するなか、低温物流は安定的かつ安全な食糧供給を支えてきた。日本の低温物流市場は堅調に伸長し、冷凍食品需要の拡大による冷蔵倉庫の庫復量の増加、消費者ニーズの多様化による少量多品種の取り扱い・小分けニーズの高まりなど、低温物流事業者に求められるものは変化してきている。その一方、低温物流事業者だけではなく、荷主側も人手不足という課題を抱えている。低温物流事業者および荷主の業界別に低温物流に関わる動向を調査、分析する。

発刊日
2019/12/26
体裁
A4 / 313頁
資料コード
C61116700
PDFサイズ
6.3MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:物流市場おいて高い注目を集める低温物流市場にフォーカスし、その市場規模や事業者タイプ別の事業動向、また有力事業者の事業の現状等を調査分析することにより、今後の業界の発展に供することを目的とする。
調査対象:ヒアリング調査実施社数16社。各社IR情報。その他、国土交通省、経済産業省、業界団体等。
調査方法:面接ヒアリング調査、一部書面および電話による補足調査。各種統計、文献資料等の収集・分析調査。
調査期間:2019年9月~2019年11月

資料ポイント
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  • 低温物流に関わる事業者を徹底分析!
    低温物流への参入事業者を業態別にカテゴライズし、各区分における事業概要・参入事業者の事業戦略、荷主との取引形態傾向、参入事業者の事業戦略を体系的に整理するとともに、低温食品物流市場規模を推計!
  • 荷主の業界別に低温物流の実態を調査!
    小売(GMS・食品スーパー・CVS・ドラッグストア・通販 等)や食品メーカー(冷凍食品、チルド食品、米飯メーカー、生鮮 等)、卸売(食品卸・医薬品卸)について動向を調査
  • 注目トピックスを多数掲載!
    ・低温物流の大部分を占める食品物流と、医薬品物流の融合はあり得るのか?
    ・変化する低温物流のチャネル動向について
    ・省人化、倉庫の脱フロン、オリンピック対策は?
    ・低温物流事業者の海外展開動向は?
  • 低温物流に関わる有力企業17社の企業個票(事例研究)を掲載!
    ・業績動向、低温物流の取り組み、売上・荷主構成比、人手不足への対応、拠点展開などを掲載!(※企業により掲載内容は異なります)

資料概要
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第1章 低温物流市場の潮流
第2章 低温物流市場を取り巻く市場環境
第3章 低温物流市場の最新動向
第4章 タイプ別にみる低温物流市場動向
第5章 荷主業種別にみる市場動向
第6章 有力低温物流事業者の企業個票
第7章 有力低温物流事業者の簡易個票

リサーチ内容

調査結果のポイント

1.市場動向
2.展望と課題

第1章 低温物流市場の潮流

1.拡大を続ける低温物流市場
2.ドライバー不足と物流費の今後の在り方
3.低温物流市場規模の動向
  (1)低温食品物流市場規模の推移と予測
  (2)低温食品物流市場規模における事業者別シェア
  (3)荷主事業者側から低温物流市場規模の推計
4.低温物流市場の動向
5.低温物流業界の再編動向

第2章 低温物流市場を取り巻く市場環境

1.国内における物流政策の動向
2.物流市場を取巻く経済環境の動向
  (1)日本と世界の経済環境
  (2)わが国における低温食品の輸出入動向
  (3)貨物輸送量の動向
  (4)国内における貨物在庫量の動向
  (5)輸送機器の動向

第3章 低温物流市場の最新動向

1.低温物流の海外展開の動向
2.冷凍食品の台頭、チルド食品及び米飯類の低迷
3.ドラッグストアの台頭、国内コンビニエンスの成長鈍化
4.マテハン/ロボットの導入動向
5.安全の観点から広まるトレーサビリティとブロックチェーン技術の活用
6.低温物流における医薬品物流と食品物流の融合はあり得るのか?

第4章 タイプ別にみる低温物流市場動向

1.大手低温物流事業者
  (1)事業概要と参入企業の概要
  (2)最新トレンドと有力企業にみる注力施策
  (3)荷主動向と業界構造
2.中堅低温物流事業者・特別積み合せ事業者および宅配便事業者
  (1)事業概要と参入企業の概要
  (2)最新トレンドと有力企業にみる注力施策
  (3)荷主動向と業界構造
3.地場低温物流事業者
  (1)事業概要と参入企業の概要
  (2)最新トレンドと有力企業にみる注力施策
  (3)荷主動向と業界構造
4.冷凍冷蔵倉庫系事業者
  (1)事業概要と参入企業の概要
  (2)最新トレンドと有力企業にみる注力施策
  (3)荷主動向と業界構造
5.非専業タイプ事業者
  (1)事業概要と参入企業の概要
  (2)最新トレンドと有力企業にみる注力施策
  (3)荷主動向と業界構造
6.商社・食品卸・米飯ベンダー
  (1)事業概要と参入企業の概要
  (2)最新トレンドと有力企業にみる注力施策
  (3)荷主動向と業界構造
7.医薬品卸
  (1)事業概要と参入企業の概要
  (2)最新トレンドと有力企業にみる注力施策
  (3)荷主動向と業界構造

第5章 荷主業種別にみる市場動向

A:小売・チェーンストア
1.食品スーパー
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)食品スーパーにおける低温食品の位置づけ
  (3)食品スーパーの低温物流の動向
  (4)最新の物流動向・トピックス
  (5)課題・問題点
2.GMS
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)GMSにおける低温食品の位置づけ
  (3)GMSの低温物流の動向
  (4)最新の物流動向・トピックス
  (5)課題・問題点
3.コンビニエンスストア(CVS)
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)CVSにおける低温食品の位置づけ
  (3)CVSの低温物流の動向
  (4)最新の物流動向・トピックス
  (5)課題・問題点
4.ドラッグストア/ディスカウントストア
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)ドラッグストア/ディスカウントストアの低温食品の位置づけ
  (3)ドラッグストア/ディスカウントストアの低温物流の動向
  (4)最新の物流動向・トピックス
  (5)課題・問題点
5.百貨店
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)百貨店の低温食品の位置づけ
  (3)百貨店の低温物流の動向
  (4)最新の物流動向・トピックス
  (5)課題・問題点
6.通販
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)通販の低温食品の位置づけ
  (3)通販の低温物流の動向
  (4)最新の物流動向・トピックス
  (5)課題・問題点
7.外食・居酒屋チェーン
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)外食・居酒屋チェーンの低温食品の位置づけ
  (3)外食・居酒屋チェーンにおける低温物流の動向
  (4)最新の物流動向・トピックス
  (5)課題・問題点

B:低温食品メーカー
1.冷凍食品・冷菓メーカー
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)冷凍食品に関わる低温物流の動向
  (3)最新トピックス
  (4)課題・問題点
2.チルド食品メーカー
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)チルド食品に関わる低温物流の動向
  (3)最新トピックス
  (4)課題・問題点
3.米飯メーカー・パンメーカー
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)米飯類・調理パンに関わる低温物流の動向
  (3)最新トピックス
  (4)課題・問題点
4.生鮮専門卸・商社
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)生鮮卸・商社に関わる低温物流の動向
  (3)最新トピックス
  (4)課題・問題点
5.介護食・高齢者向け宅配事業者
  (1)物流事業概要と参入企業の動向
  (2)介護食・高齢者向け宅配事業に関わる低温物流の動向
  (3)最新トピックス
  (4)課題・問題点

第6章 有力低温物流事業者の企業個票

株式会社ニチレイロジスティクス本社
 業界最大手の低温物流事業者。海外事業も好調

株式会社C&Fロジホールディングス
 ヒューテックノオリンと名糖運輸が経営統合、シナジーを活かした事業を展開

株式会社ランテック
 「フレッシュ便」を手掛ける、路線便に強いセンコーグループの連結子会社
ヤマトホールディングス株式会社
 クール便を活用し、特産品の販路拡大による地場産業の活性化を進める

株式会社ANA Cargo
 ANAグループ企業の貨物事業の中枢的役割を果たす

株式会社マルハニチロ物流
 冷凍冷蔵倉庫事業を起点にロジスティクスを全国で展開

東洋水産株式会社
 外販率95%の冷蔵事業は好調に推移

株式会社ギオン
 関東地区を中心に低温物流を展開

国分グループ本社株式会社
 独立系食品卸の最大手。生鮮事業の再編に取り組む

三井食品株式会社
 三井グループの食品卸売企業。温度帯別の拠点を複数展開

スターゼン株式会社
 「食肉の専門商社」の食肉流通の仕組みを解説

株式会社ベジテック
 青果の仲卸だけではなく、カット野菜など流通加工に強みを持つ

株式会社メディパルホールディングス
 医療用医薬品卸大手。-196℃~常温帯まで取り扱う

株式会社シーエックスカーゴ
 日本生活組合連合会の物流の中核を担う

株式会社トワード
 外食を中心に低温物流を展開、積極的に省人化を進める

株式会社サッポロライオン
 「銀座ライオン」などのブランドで知られる外食チェーンを展開

株式会社武蔵野ロジスティクス
 3大米飯メーカーのひとつ。給食の取扱いが増加傾向

第7章 有力低温物流事業者の簡易個票

国分グループ本社株式会社
三菱食品株式会社
三井食品株式会社
株式会社日本アクセス
加藤産業株式会社
スターゼン株式会社
株式会社メディパルホールディングス
株式会社武蔵野ロジスティクス
横浜冷凍株式会社
株式会社マルハニチロ物流
日水物流株式会社
東洋水産株式会社
株式会社ニチレイロジグループ本社
株式会社キユーソー流通システム
株式会社C&Fロジホールディングス
F-LINA(旧味の素物流株式会社)
SBSフレック株式会社
株式会社紀文フレッシュシステム
ヤマトホールディングス株式会社
SGホールディングス株式会社
伊藤忠ロジスティクス株式会社
株式会社ハマキョウレックス
株式会社丸和運輸機関
シモハナ物流株式会社
アサヒロジスティクス株式会社
株式会社ギオン
南日本運輸倉庫株式会社
株式会社トワード
エア・ウォーター株式会社(物流カンパニー)
株式会社ムロオ
株式会社ランテック

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