2021 電動化が進む二輪市場の最新動向と市場展望
SDGs、排ガス規制強化などの対策として自動車同様に二輪車でも電動化が進展。コロナ禍での行動様式変化も重なって、二輪市場はパラダイムシフトを迎えつつある。本調査は、コロナが直撃した2020年世界市場の実態を調査し、電動化技術および主要二輪メーカーの最新動向、2030年までの市場規模予測を行っている。
発刊日
2021/05/31
体裁
A4 / 219頁
資料コード
C62125400
PDFサイズ
16.2MB
PDFの基本仕様
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※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
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カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
調査結果サマリー
資料ポイント
調査目的:二輪車に関する現状の市場動向を明らかにし、開発動向や技術動向を踏まえ、今後の市場展望を俯瞰する
調査対象:二輪車の市場動向および二輪車を構成するシステム、主要構成部品の技術動向調査対象先:二輪車メーカー、サプライヤー など
調査方法:研究員による面談取材、Web 取材、文献調査 など
調査期間:2020年12月~2021年5月
世界の二輪車市場に関する調査を実施(2021年)
二輪車世界市場規模は2030年に6,576万台を予測、電動化比率は最大約20%まで成長を予測
~コロナ禍で2020年の二輪車世界販売台数は993.7万台減少、電動バイクの普及と後発新興国の攻略が市場回復のカギに~
- コロナによるマイナスインパクトから回復へのシナリオ、競合モビリティについても分析
- 調査対象国はインドやASEANの主要国ほか、NEXT市場とされるパキスタン、バングラディシュ、CLMの動向についても記載
- 2030年までの排気量別および地域別の電動二輪の市場予測を記載
- さらに、 電動二輪の拡大によって注目を集める5つのコンポーネントについても徹底分析
- 前回からの追加点
・NEXT市場とされる注目市場を追加
・二輪車で電動化が求められる理由と電動二輪の問題点と秀逸点を整理
・欧州、中国、インドにおける電動二輪スタートアップ企業をピックアップ
・駆動モーター、バッテリーの市場分析を追加
リサーチ内容
第1章 二輪車市場総論
1-1.本調査対象の範囲と市場概況
1-2.二輪車で電動化が求められる理由
理由①:環境規制の強化
理由②:モビリティー・マネジメント
理由③:企業の社会的責任
理由④:物流課題
1-3.電動バイクの問題点と秀逸点
問題点①:法規・基準の整備(日本)
問題点②:車体価格
問題点③:航続距離
問題点④:多彩な充給電方式の見極め
問題点⑤:バイクならではの価値の創出
秀逸点①:購入補助金
秀逸点②:燃料コスト
秀逸点③:メンテナンス性
秀逸点④:加速性、静粛性
秀逸点⑤:CSRとSWAPシステムの相性
秀逸点⑤:DC充電の可能性
秀逸点⑥:ハイブリッド二輪の可能性
1-4.競合となる電動小型モビリティーの動向
・電動自転車
・電動キックボード
・電動マイクロカー
1-5.フリート需要が電動バイクの可能性を広げる
・都市コミューターで導入が進む欧州
・Bangaloreを中心に電動バイクが普及するインド
・試験導入を進める東南アジアの2大デカコーン
1-6.コロナ禍における二輪車の成長シナリオ
・Afterコロナではマイクロモビリティーの存在感が増す
・2020年の四輪と二輪の販売状況
・レジリエンス(回復)の中心となる市場は?
・二輪の発展方向性
第2章 地域別二輪車市場の現状
2-1.市場規模
2-1-1.販売台数実績(2015~2020年)
2-1-2.生産台数実績(2015~2020年)
2-1-3.主要地域別、排気量別の需要台数予測(2019~2030年)
2-1-4.電動バイクの市場規模予測(2019~2030年)
2-1-5.メーカーシェア(2020年)
2-2.二輪車市場概況の地域別一覧
2-3.日本
2-4.欧州
2-5.米国
2-6.インド
2-7.中国
2-8.台湾
2-9.インドネシア
2-10.ベトナム
2-11.タイ
2-12.フィリピン
2-13.パキスタン
2-14.その他の注目される二輪市場
・ナイジェリア
・バングラデシュ
・CLM(カンボジア、ラオス、ミャンマー)
第3章 注目コンポーネントの市場動向
3-1.インジェクター
3-1-1.コンポーネント概要
3-1-2.技術動向・参入各社の動向
3-1-3.納入マトリクス
3-1-4.メーカーシェア
3-1-5.市場規模予測
3-2.ACジェネレーター(ACG)
3-2-1.コンポーネント概要
3-2-2.技術動向・参入各社の動向
3-2-3.納入マトリクス
3-2-4.メーカーシェア
3-2-5.市場規模予測
3-3.ABS
3-3-1.コンポーネント概要
3-3-2.技術動向・参入各社の動向
3-3-3.納入マトリクス
3-3-4.メーカーシェア
3-3-5.市場規模予測
3-4.駆動モーター
3-4-1.コンポーネント概要
3-4-2.技術動向・参入各社の動向
3-4-3.納入マトリクスとメーカーシェア
3-4-4.市場規模予測
3-5.バッテリー
3-5-1.コンポーネント概要
3-5-2.技術動向・参入各社の動向
3-5-3.納入マトリクスとメーカーシェア
第4章 主要二輪車メーカーの最新動向
4-1.本田技研工業
4-2.ヤマハ発動機
4-3.スズキ
4-4.川崎重工業
4-5.BMW Motorrad
4-6.Piaggio
4-7.HARLEY DAVIDSON
4-8.江門市大長江集団(Grand River)
4-9.重慶隆鑫通用動力股份(Loncin)
4-10.力帆実業(Lifan)
4-11.光陽工業(KYMCO)
4-12.睿能創意(GOGORO)
4-13.Hero MotoCorp
4-14.Bajaj Auto
4-15.TVS Motor
4-16.注目の電動二輪メーカー
・Silence
・Askoll
・Zero motorcycles
・北京牛電科技(NIU)
・浙江緑源電動車(Luyuan)
・江蘇新日電動車(Xinri)
・SUPER SOCO
・Ather Energy
・Okinawa Scooters
・OLA Electric
<図表目次>
表1-1 国内販売台数の推移と市場縮小要因
表1-2 日本の排出ガス規制
表1-3 EURO規制
表1-4 各国の二輪車排出ガス規制動向
表1-5 日本国内の宅配便取扱個数の推移
表1-6 電動バイクの車両区分について
表1-7 搭載のバッテリーセルのkWhあたり単価(四輪向け)
表1-8 各国の電動バイクの購入補助金制度の概要
表1-9 ICEと電動車における二輪車のメンテナンス比較
表1-10 主要市場における電動自転車の定義
表1-11 原付一種と電動アシスト自転車の国内販売推移
表1-12 欧州のLクラス区分
表1-13 電動バイクと競合製品との比較(日本の場合)
表1-14 欧州、インド、東南アジアにおける主な二輪シェアサービス事業者
表1-15 コロナ禍における7カ国の駅利用状況の推移
表1-16 今後の二輪市場拡大が見込まれる国
図1-1 本調査の対象と二輪車の区分
図1-2 世界の二輪保有台数におけるアジアのウエイト
図1-3 排ガス規制強化による淘汰と成長
図1-4 Londonの「Ultra Low-Emission Zone」
図1-5 SDGsウェディングケーキモデル
図1-6 原付一種クラスにおける内燃機関と電動の価格と航続距離
図1-7 ICEバイクと電動バイクのエネルギーコスト比較
図1-8 Kawasaki Rideology meets Hybrid Power
図1-9 電動バイクの問題点と秀逸点の整理
図1-10 中国のフル電動自転車(ペダル付電動自転車)の概観
図1-11 Yulu Bikesのシェア電動自転車「ミラクル」
図1-12 次世代モビリティーの位置づけイメージ
図1-13 コロナ禍における行動様式と移動の変化
図1-14 8市場における四半期別の2020年新車販売台数(四輪)
図1-15 8市場における四半期別の2020年新車販売台数(二輪)
図1-16 二輪車技術の発展方向性
表2-1 主要地域別二輪車販売台数の実績推移(2015-2020年)
表2-2 主要地域別二輪車生産台数の実績推移(2015-2020年)
表2-3 主要地域別需要台数予測(2019~2030年)
表2-4 排気量別の需要台数予測(2019~2023/2025/2030年)
表2-5 中国の電動二輪車の定義と本調査の対象
表2-6 電動自行車安全技術規範改定の概要
表2-7 中国の電動二輪販売台数の推移
表2-8 インドの電動二輪販売台数の推移
表2-9 地域別の電動バイク市場規模予測
表2-10 世界販売台数メーカーシェア(2020年)
表2-11 日本市場メーカーシェア(2020年)
表2-12 欧州市場メーカーシェア(2020年)
表2-13 米国市場メーカーシェア(2020年)
表2-14 インド市場メーカーシェア(2020年)
表2-15 中国市場メーカーシェア(2020年)
表2-16 台湾市場メーカーシェア(2020年)
表2-17 インドネシア市場メーカーシェア(2020年)
表2-18 ベトナム市場メーカーシェア(2020年)
表2-19 タイ市場メーカーシェア(2020年)
表2-20 フィリピン市場メーカーシェア(2020年)
表2-21 パキスタン市場メーカーシェア(2020年)
図2-1 地域別販売台数構成(2020年)
図2-2 地域別生産台数構成(2020年)
図2-3 主要地域別需要台数予測(2019~2030年)
図2-4 排気量別の需要台数予測(2019~2023/2025/2030年)
図2-5 電動バイクの市場規模予測(2020年/2025年/2030年)
図2-6 二輪需要台数全体における電動バイクの比率
図2-7 世界販売台数メーカーシェア(2020年)
図2-8 日本販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-9 日本市場メーカーシェア(2020年)
図2-10 欧州販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-11 欧州市場メーカーシェア(2020年)
図2-12 米国販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-13 米国市場メーカーシェア(2020年)
図2-14 インド販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-15 インド市場メーカーシェア(2020年)
図2-16 中国販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-17 中国市場メーカーシェア(2020年)
図2-18 台湾販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-19 台湾市場メーカーシェア(2020年)
図2-20 インドネシア販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-21 インドネシア市場メーカーシェア(2020年)
図2-22 ベトナム販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-23 ベトナム市場メーカーシェア(2020年)
図2-24 タイ販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-25 タイ市場メーカーシェア(2020年)
図2-26 フィリピン販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-27 フィリピン市場メーカーシェア(2020年)
図2-28 パキスタン販売台数推移(2019~2023/2025/2030年)
図2-29 パキスタン市場メーカーシェア(2020年)
表3-1 フューエルインジェクションシステムの搭載台数と搭載率予測
表3-2 インジェクターの納入マトリクス(2020年)
表3-3 インジェクターのメーカーシェア(2020年)
表3-4 インジェクターの市場規模予測
表3-5 「PCX HYBRID」と「GRAND FILANO HYBRID」の比較
表3-6 ACGの納入マトリクス(2020年)
表3-7 ACGのメーカーシェア(2020年)
表3-8 ACGの市場規模予測
表3-9 各国におけるブレーキシステムの義務化
表3-10 二輪用ABSの納入マトリクス(2020年)
表3-11 二輪用ABSのメーカーシェア(2020年)
表3-12 二輪用ABSの市場規模予測
表3-13 電動二輪のドライブユニット形態
表3-14 電動二輪向け駆動モーター(開発中含む)
表3-15 電動二輪向け駆動モーターの市場規模予測
表3-16 セル形状における比較
表3-17 電動二輪向けLiBの納入マトリクス(2020年)
表3-18 電動二輪向けLiBの市場規模予測
図3-1 フューエルインジェクションシステムの構造
図3-2 インジェクターの構造
図3-3 ケーヒン製インジェクターの外観
図3-4 小型二輪車用DCP式FIシステムの構成図
図3-5 インジェクターのメーカーシェア(2020年)
図3-6 インジェクターの市場規模予測
図3-7 バイクの発電と充電、給電の仕組み
図3-8 PCX HYBRIDハイブリッドシステム構成部品配置イメージ
図3-9 ACGのメーカーシェア(2020年)
図3-10 ACGの市場規模予測
図3-11 電子制御式コンバインドABS
図3-12 Bosch製ABSの進化とABS10の概観
図3-13 Continental「MK100 MIB EVO」の概観
図3-14 二輪用ABSのメーカーシェア(2020年)
図3-15 二輪用ABSの市場規模予測
図3-16 プロダクトライフサイクルにおける電動二輪の現状
図3-17 電動二輪向け駆動モーターの市場規模予測
図3-18 GOGOROの新旧バッテリー
図3-19 TDK「マルチプル・タブ・ワインディング技術」
図3-20 Bosch urban mobilityに提供する48Vシステム
図3-21 電動二輪向けLiBの市場規模予測
表4-1 各社戦略のまとめ
表4-2 電動バイクのスペック
表4-3 電動バイクのスペック
表4-4 電動バイクのスペック
表4-5 電動バイクのスペック
表4-6 電動バイクのスペック
表4-7 Lifan海外生産工場
表4-8 電動バイクのスペック
表4-9 電動バイクのスペック
表4-10 バッテリー交換月額利用料金
表4-11 電動バイクのスペック
表4-12 電動バイクのスペック
表4-13 電動バイクのスペック
表4-14 電動バイクのスペック
図4-1 NIUの新モデル「RQi-GT」
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