2026 カーボンニュートラル環境価値(炭素削減価値)市場の現状と将来展望

本調査資料では、企業の事業活動等におけるCO2の排出削減・除去・吸収に係る価値を環境価値と定義し、カーボン・クレジットおよび再エネ等証書を市場ベースで取引(売買)できる国内市場をクレジット・証書取引市場と称する。また、クレジット・証書は、市場ベースでの取引以外に相対でも取引されており、クレジット・証書取引市場と相対取引を合わせて環境価値市場と総称する。
この環境価値市場を構成するJ-クレジット、JCMクレジット、ボランタリークレジット、グリーンエネルギー証書(電力・熱)、非化石証書(FIT・非FIT)などを調査対象とし、環境価値ごとのバリューチェーン動向、取引・価格動向、2040年度までの市場規模予測、将来展望、主要プレイヤー動向など、事業戦略、マーケティング、市場把握に役立つ情報を収録している。
ページ数263頁。矢野経済研究所 2026年9月29日発行。

発刊日
2026/09/29
体裁
A4 / 263頁
資料コード
C68112000
PDFサイズ
9.6MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:本調査資料では、効率的に CO2 排出削減を行うためのカーボン・プライシング(CP)、および環境価値の取引によりカーボン・オフセットを行うクレジット・証書等の国内動向を調査・分析し、将来の市場規模推移を予測する。
調査内容:環境価値およびカーボン・プライシングの現状、環境価値の調達・取引方法、環境価値市場の推移予測と将来展望、有力事業者の動向
対象とする環境価値:
カーボン・クレジット:J-クレジット、JCM クレジット、ボランタリークレジット
再エネ等証書:グリーンエネルギー証書、非化石証書(FIT、非 FIT)
調査対象先:環境価値商品の創出から認証・発行、流通・取引、調達・活用までに関与する事業者・団体
調査方法:弊社専門調査員による直接面接取材および電話取材等による調査結果を基に、弊社独自の手法と責任により分析を行った。また、掲載している数値等は、公表事例の集計やヒアリング内容等を基に弊社が推定したものである。
調査・分析期間:2026 年 7 月 10 日~2026 年 9 月 24 日
調査企画・製作担当:株式会社矢野経済研究所 生活・環境・サービス産業ユニット 環境・エネルギーグループ

資料ポイント
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  • カーボン・クレジット(J-クレジット、JCMクレジット、ボランタリークレジット)と再エネ等証書(グリーンエネルギー証書、非化石証書)の各環境価値について、定義や特徴、市場動向を整理。
  • 環境価値ごとのバリューチェーン(創出、審査・認証、売買・仲介、取得・活用など)について、それぞれの概要や動向、プレイヤーの役割を分析。
  • 環境価値(炭素削減価値)の国内市場規模を独自に推計。
  • (市場規模の定義)
    取引量(CO2ベース)および取引金額
  • (市場規模の推計対象)
    ・J-クレジット(東証カーボン・クレジット市場経由/その他、テック系/ネイチャー系)
    ・JCMクレジット
    ・海外ボランタリークレジット
    ・グリーンエネルギー証書(グリーン電力証書/グリーン熱証書)
    ・FIT非化石証書
    ・非FIT非化石証書(高度化法義務達成市場/相対、再エネ指定/再エネ指定なし)
    (注)2026年度から義務化された排出量取引制度(GX-ETS)における排出枠の取引は、市場規模に含めていない
  • (市場規模の推計年度)
    2025年度、2026年度、2027年度、2030年度、2035年度、2040年度

リサーチ内容

第1章 環境価値およびカーボン・プライシングの現状
 
1.環境価値の定義と意味
  1.環境価値等の定義
    (1)カーボン・プライシングおよび環境価値
    (2)カーボン・クレジットおよび再エネ等証書の概要
    ①カーボン・クレジットと再エネ等証書の差異
    ②カーボン・クレジットの概要
    ③再エネ等証書の概要
  2.環境価値の意義・目的
  3.環境価値に関連する政策動向
    (1)GX政策の推進
    (2)第7次エネルギー基本計画とGX2040ビジョン
    (3)成長志向型カーボン・プライシング構想の概要
    (4)カーボンニュートラルでのクレジット・証書の位置付け
  4.環境価値の適用・訴求方法
    (1)各種発信・報告でのカーボン・オフセット
    ①温対法SHK制度
    ②省エネ法
    ③GHGプロトコル
    ④RE100
    ⑤CDP
    ⑥SBT
    ⑦SSBJ基準
    (2)製品・サービスでのカーボン・オフセット
    ①環境価値を有する製品・サービスの普及
    ②環境表示ガイドライン
  5.環境価値の由来・課題
    (1)環境価値由来の分類
    (2)CCUS等の位置付け
2.主な環境価値の種類と特徴
  1.カーボン・クレジット
    (1)J-クレジット
    (2)JCMクレジット
    (3)ボランタリークレジット
    ①ボランタリークレジット
    ②Jブルークレジット®
  2.再エネ等証書
    (1)グリーンエネルギー証書
    ①グリーン電力証書
    ②グリーン熱証書
    (2)非化石証書
    ①高度化法義務達成市場(非FIT非化石証書)
    ②再エネ価値取引市場(FIT非化石証書)
    ③FIP制度
    ④トラッキング
    ⑤非化石証書の動向分析
  3.J-クレジットと再エネ等証書の比較
  4.GX-ETS
  5.その他の明示的カーボン・プライシング
    (1)地球温暖化対策税・炭素税
    (2)石油石炭税
    (3)炭素賦課金(化石燃料賦課金)
    (4)特定事業者負担金
    (5)再エネ賦課金(FIT/FIP)
    (6)炭素国境調整措置
  6.暗示的カーボン・プライシング
    (1)温対法・省エネ法
    ①温対法による規制
    ②省エネ法による規制
    (2)エネルギー供給構造高度化法
    (3)その他の規制
    (4)補助金等
 
第2章 環境価値の調達・取引方法
 
1.需要家における再エネ電力・脱炭素電力の調達方法
  1.調達方法の種類
    (1)現状の調達方法
    (2)新しい調達方法
  2.小売電気事業者からの電力購入(グリーン電力メニュー)
  3.PPAスキームによる電力購入
    (1)オンサイトPPA
    (2)オフサイトPPA
    (3)PPAスキームと自己託送
  4.再エネ等証書の購入・調達方法
2.クレジット・証書取引市場での環境価値調達方法
  1.国内のクレジット・証書取引市場
  2.東証カーボン・クレジット市場
  3.GXリーグ
  4.非化石価値取引市場
  5.その他のカーボン・クレジット市場
 
第3章 環境価値市場の動向
 
1.事業者の分類と主なプレイヤー
  1.J-クレジット
    (1)バリューチェーンの全体像と主要プレイヤー
    (2)創出
    (3)創出支援
    (4)審査・認証
    (5)売買・仲介
    (6)取得・活用
  2.JCMクレジット
  3.ボランタリークレジット
  4.グリーンエネルギー証書
    (1)バリューチェーンの全体像と主要プレイヤー
    (2)創出
    (3)認証・仲介
    (4)取得・活用
  5.非化石証書
    (1)バリューチェーンの全体像と主要プレイヤー
    (2)(創出・)認定・管理
    (3)仲介
    (4)取得・活用
2.環境価値市場の取引実績と価格動向
  1.カーボン・クレジット
    (1)東証カーボン・クレジット市場
    (2)J-クレジット
    (3)JCMクレジット
    (4)ボランタリークレジット
    ①ボランタリークレジット
    ②Jブルークレジット
  2.再エネ等証書
    (1)グリーンエネルギー証書
    (2)非化石証書
    ①FIT非化石証書(再エネ価値取引市場)
    ②非FIT非化石証書(高度化法義務達成市場)
    ③非FIT非化石証書(相対)
3.環境価値市場の現状
  1.J-クレジット
    (1)GX-ETSを背景とする価格形成と取引の動向
    (2)需要動向と調達形態
  2.JCMクレジット
  3.ボランタリークレジット
  4.グリーンエネルギー証書
  5.非化石証書
4.環境価値市場の推移予測と将来展望
  1.環境価値市場の推移予測
  2.J-クレジット
  3.JCMクレジット
  4.ボランタリークレジット
  5.グリーンエネルギー証書
  6.非化石証書
 
第4章 主要プレイヤーの動向・戦略
 
1.e-dash株式会社
2.株式会社ウェイストボックス
3.株式会社エナリス
4.株式会社enechain
5.エレビスタ株式会社
6.クレアトゥラ株式会社
7.Green Carbon株式会社
8.テス・エンジニアリング株式会社
9.デジタルグリッド株式会社
10.日本自然エネルギー株式会社
11.株式会社バイウィル

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