TSON 住宅市場データ室

2019年12月 名古屋市建築条件付き土地(住宅)の販売数、成約数、成約率の調査結果

2019
2019

・販売数は11月比で0.4%減でした。成約数は11月比で46.9%増、成約率は15.3%となり11月比で4.9ポイント増となりました。価格(※1)は11月比で3.2万円ダウン(0.1%減)でした。

・12月は販売数は減少、成約数と成約率は増加しました。販売平均価格は下降しました。

※建築条件付き土地(住宅)のデータについて

建築条件付き土地(住宅)は売建住宅とも言われます。これは土地契約に建築契約をセットで取引します。

従って、契約後は土地の上に持家(主に注文住宅)が着工されます。この着工データは公的データにおいては国土交通省が発表している持家の着工戸数に含まれます。

時間の流れは、建築条件付き土地(住宅)の成約⇒持家の住宅着工戸数となります。つまり持家の着工データに先立つ先行指標といえます。

現在のところ、持家着工に先立つ公的データはありません。(株)TSONでは独自にこれらのデータを調査し結果を公表しております。

※各数値は小数点2桁以下を四捨五入しているため表記と差異が一致しない場合があります。

・景気動向指標として建築条件付き土地(住宅)の販売データ≒先行指数、持家(主に注文戸建住宅)の着工戸数≒一致指数としてご参考にされてはいかがでしょうか。

※1:推定販売平均価格を算出するための元データは、主に土地のみの価格ですが、土地+建物の価格も一部含まれております。

※株式会社TSON住宅市場データ室調べ。
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