2006 専門店チェーン経営総鑑

発刊日
2005/10/05
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体裁
A4 / 457頁
資料コード
C47109400
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調査資料詳細データ

リサーチ内容

1章05・06年戦略テーマ

M&A,業種業態開発競争,SPA・ネット通販の浸透

(1)小売業界全体から見た2005・2006年の専門店の現状とその地位
・小売市場の大半は専門店業態で占められる。
・その中でもナショナルチェーン専門店の成長力は突出。
・小売市場全体が縮小する中でも他業態などからシェアを奪取。
(2)拡大するナショナルチェーン専門店の業績と店舗網
・売上高1兆円を超のヤマダ電機を筆頭に巨大企業が続々誕生。
・市場シェア、成長力、利益率などで専門店は小売業界をリード。
・店舗網整備は直営店とFC店の特性を活かして進む。
(3)専門店業態における企業間競争、業態間競争の現状
・家電、ホームセンター、ドラッグなど巨大市場で競争激化
・衣料品、玩具などはGMS業態との業態間競争が熾烈。
(4)競争による企業淘汰と活発化するM&A
・同業種内でも成長企業と不振企業が明確化。
・企業成長の原動力のため、売上規模確保のためトップ企業への対抗のため、M&Aの目的は様々。
・異業種、異業態からの資本参加で業界構図は複雑化。
(5)新業態の開発、新事業への進出が専門店市場を変える
・SCの開発ラッシュや競争激化が業態開発の引き金に。
・複合化をさらに進めて異業種との融合を進める企業も。
・複合化、異業種参入、新業態開発の成功事例。
(6)ネット通販市場の拡大と各個別市場への影響
・書籍、CD、DVDなどソフト部門は依然急拡大。
・アマゾンなど専業企業の成長力も強力。
(7)製造小売業態が専門店市場で新たなビジネスモデルを構築
・衣料品専門店が展開するSPA業態は成長の核。
・家具、パソコンなどへも製造小売を取り入れる動き。
・雑貨、趣味商品はオリジナル商品が企業業績を左右。



2章過熱するSC出店戦略の現状と予測


(1)専門店の出店エリアの変遷と地域間競争の現状
・駅前商店街から郊外幹線道路沿い、ショッピングセンターへ
 変遷する専門店の出店場所と消費の中心地。
・郊外ショッピングセンターと駅前、繁華街との競合関係。
・それぞれの出店場所の利点を活かす専門店業態。
(2)ナショナルチェーン専門店の発展を支えるショッピングセンター
・テナント数100を超える巨大SCが全国で大量に開発。
・多様化するSCのタイプ別動向とテナントの特色。
・SCは単独店舗とは比較にならないほどの集客力を実現。
・ロードサイド型からSC型へと急速にシフトする専門店。
(3)ショッピングセンター型専門店の特徴と成長企業
・衣料品、雑貨などはSCに合わせた店舗を重点開発。
・SCは全国一律から地方特性に合わせた構成に変化。
・有力企業でもSCへの出店の有無が企業業績を左右。
・各業種のSC出店成功事例を詳細分析。
(5)新規出店動向と業態戦略の行方
・変化するSCの形態とそれに合わせて発展する専門店。
・業態開発とSC開発が相乗的に専門店市場を牽引。



3章業種別専門店市場動向


(1)アパレル市場

1.婦人服専門店市場
・値頃カジュアル、マルキュウ系企業が大幅な伸びで躍進。
・ミセス系、老舗品揃え店、旧NC系は総じて苦戦続く。
・しまむら多店舗化の勢い衰えず、期末店舗数997店舗に。
2.子供服専門店市場
・量販型専門店の出店攻勢でシェアアップする専門店市場。
・子供服トップ企業西松屋チェーン、2ケタ増収で好調持続。
・商品は、スクールジュニア・ベビーは健闘、トドラー・下着低迷。
3.紳士服専門店市場
・上位企業が売上を伸ばし、寡占化傾向進む。
・アオキインター、ゼビオなどM&Aによる業容拡大増加。
・セレクト大手、新業態やFCで出店エリアを拡大。
4.ジーンズ・カジュアル専門店市場
・SPA型企業の成長力突出、売上高上位を独占。
・マルカワ破綻、旧来型品揃えジーンズショップ苦戦。
・最大手ファーストリテイリングは2期連続で増収。
5.下着・靴下専門店市場
・トリンプとワコールの直営店出店加速、覇権を争う構図に。
・下着の他、リクラシングウェア、雑貨などを揃える業態店増加。
・下着小売トップのダン、S&Bを行いながらチェーン網を拡大。
6.呉服専門店市場
・新規客増加も客単価減少、市場底上げにいたらず低下傾向続く。
・大手専門店、和テイストの新業態立ち上げで若年層開拓。
・コスト高に対応、催事販売から店頭販売重視に戦略転換。
(2)書籍・ゲーム・CD・ソフト市場

1.書籍専門店市場
・2.2兆円市場は前年比0.7%増で8年ぶりに回復。
・丸善は都心型商業施設に巨大店舗を開設。
・中型書店は郊外、近郊SCへの出店で店舗網を拡充。
・ネット通販やコンビニとの競合が専門店の懸念材料。
2.CD・DVD専門店市場
・タワーレコードは郊外SCへの出店加速で連結700億円に。
・新星堂などの中型店舗展開企業もSC出店加速。
・レンタルショップやネット通販などとの競争も激化。
3.ゲームソフト専門店市場
・ゲーム市場は前年比2.3%縮小で4期連続での前年割れ。
・店舗はフランチャイズ店を活用して展開、店舗数は減少。
・漫画喫茶や中古販売参入で市場縮小に対応。
4.中古ソフト専門店
・ブックオフが独占市場を形成他業態からの参入も。
・レンタル、ゲーム販売などとの複合店舗が増加。
・1,800億円市場は成長へと向かうも、成長力は鈍化。
5.レンタルビデオショップ
・CCCが市場シェア3割を確保、ゲオも猛追するも及ばず。
・「複合化」がレンタルショップのキーワード。
・ゲオが進めるM&Aは業界の勢力地図を変える可能性。
・寡占化は進み、小規模チェーンは大手の傘下へ収斂。
(3)スポーツ・自転車カー用品・玩具カメラ市場・・・189

1.楽器専門店市場
・楽器出荷額は2,000億円を切り、専門店も苦戦。
・楽器の価格に適した出店場所を選択する専門店。
・CDショップの併設が一般的に、楽器の存在感は低下。
2.玩具専門店市場
・少子化が進み玩具市場は9,000億円規模にまで縮小。
・トイザらスも子供関連事業へと業態を徐々に転換。
・キデイランドは出店加速で業績浮揚を狙う。
3.手芸用品専門店市場
・ビーズブーム沈静化で市場は750億円規模に縮小。
・藤久、ユザワヤは独自の店舗戦略で出店攻勢。
・手芸専門店のSCへの出店も活発専用業態も開発。
4.カメラ・DPE専門店市場
・家電量販店の急成長、デジメラの普及で企業は苦戦。
・子供写真館の運営などの事業も先行きは不透明。
・55ステーションの再生支援で業界構造は大きく変化。
5.カー用品専門店市場
・1.8兆円規模の小売市場、ここ数年は伸び悩みが続く。
・超大型店から改造用パーツ専門店など店舗は多様化。
・FC店の役割もカー用品市場では重要なものに。
6.自転車・バイク専門店市場
・レッドバロンやYSPがバイク専門店として全国に店舗展開。
・自転車専門店ではサイクルベースあさひがIPOを果たす。
・専門店市場は未だ未成熟、有力企業は更なる成長へ。
7.スポーツ用品店市場
・スキーやゴルフといった単独種目の専門店は衰退傾向。
・総合スポーツ店も出店場所によって明暗分かれる。
・中古用品を専門に扱う店舗やネット通販などが成長。
・ショッピングセンターへの大型店出店も加速。
(4)家電・家具・ホームセンター市場

 1.家電専門店市場
・1兆円企業ヤマダ電機への対抗としてM&Aが活発化。
・カメラ系量販店が駅前大型店舗を大量開発。
・FC制度の導入で更なる拡大を目指すヤマダ電機。
2.パソコン専門店市場
・家電量販店に客を奪われ事業の再構築を迫られる。
・中古業態、パーツ販売などへと活路を求める専門店。
・パソコンリサイクル法施行で中古業態も活性化へ。
3.家具・インテリア専門店市場
・展示会場型、ロードサイド型、HC型と店舗は多様。
・デザイン性の高い家具や海外家具も市場を形成。
・安定成長のニトリ、急成長のカッシーナ、バルス。
4.ホームセンター市場
・大規模M&Aで業界の勢力地図は激変。
・急成長時代が終わり、4兆円市場は安定成長時代へ。
・GMSイオンも業界に積極的に関与し資本関係を構築。
・カインズ、コーナンの有力企業の動向にが鍵に。
(5)雑貨市場/生活・服飾・日用

 1.生活雑貨専門店市場
・競い合う品揃えで生活雑貨ショップの拡大続く。
・新しいライフスタイルを提案する新興専門店が成長。
2.宝飾・アクセサリー専門店市場
・専門店チャネル、高額品の店頭販売不振で催事が増加。
・新たな販路として、地方の高級レディスブティックが浮上。
3.眼鏡専門店市場
・三城、海外出店積極的、2011年海外売上比率20%目標。
・低価格品の拡大による客単価減少で市場は低迷。
・ラグジュアリー、グッチ等のフレームが中年層に人気。
4.鞄専門店市場
・専門店、インポートブランド等の直営店拡大で堅調推移。
・東京デリカ、ブランドメーカーとのコラボレーションを推進。
5.靴専門店市場
・インポートシューズブーム沈静化、高級品需要に陰り。
・チヨダ、M&A柱に新たな成長戦略で、靴部門拡大目指す。
6.化粧品専門店市場
・小売市場は、ドラッグストア・スーパー専用ブランドが進展。
・スキンケア化粧品市場は引き続き好調に推移。
7.ドラッグストア市場
・卸業界で企業再編が活発化、小売の現場にも影響。
・マツモトキヨシはメーカーも買収し、製造小売へと進化。
・ドラッグストア同士の提携関係は互いに関係を深める段階へ。
8.ディスカウントストア市場
・ドン・キホーテ拡大が続き、総合DSは同社の独壇場に。
・総合ディスカウント店は得意分野への特化を急ぐ。
・食品、衣料品、生活用品など様々な分野でDSが活躍。
9.100円ショップ市場
・6,500億円規模に達した市場は成長力鈍化に直面。
・ダイソーは超大型店から複合店まで様々な業態に挑戦。
・都市部での出店競争から全国各地での競争へと発展。
(6)食品市場/中食・デイスカウント・高級スーパー

 1.惣菜専門店市場
・中食が一般化しつつあり、デパートや駅ビルでの営業が定着。
・ロックフィールドや若菜は親会社との連携で店舗を展開。
2.持ち帰り弁当専門店市場
・小僧寿し、本家かまどやなどはFCを活用しての展開。
・オリジン弁当は急速に店舗網を整備し手業績を拡大。
3.酒類専門店市場
・規制緩和は最終段階に入り中小専門店は苦戦。
・中小専門店を束ねるFC化の動きも活発化。
4.食品ディスカウント店市場
・カウボーイはSC運営にも進出し事業範囲を拡大。
・大黒天物産はDSと食品スーパーの中間で成長。
5.高級食品スーパー市場
・成城石井、紀ノ国屋などの参入する市場は拡大へと進む。
・ショッピングセンターへの出店は市場の裾野を拡大。

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