プレスリリース
No.1875
2018/05/10

2016年度のメディカルバイオニクス(人工臓器)市場規模は前年度比1.3%増の6,323億9,600万円

株式会社⽮野経済研究所(代表取締役社⻑:⽔越 孝)では、メディカルバイオニクス(人工臓器)市場について調査を実施し、製品別市場規模推移、今後の成長要因、市場特性などの分析を行った。

メディカルバイオニクス(人工臓器)主要科別市場規模推移
メディカルバイオニクス(人工臓器)主要科別市場規模推移

1.市場概況

2016年度のメディカルバイオニクス(人工臓器)市場規模は、前年度比1.3%増の6,323億9,600万円であった。

胸部・心臓血管外科分野では、ペースメーカー、血管系メタリックステント(Coronary Stent)の償還価格下落が影響して、マイナス成長となった。胸部・心臓血管外科分野と共に市場規模が大きい整形外科領域では、大腿骨頸部骨折におけるバイポーラや膝関節の伸び率鈍化はあるが、脊椎固定システム市場の伸長、リバース型人工肩関節、変形性膝関節におけるHTOプレートシステムの採用増等で市場が拡大している。人工腎臓関連では、患者数全体の伸び率は低下傾向だがHDFの採用患者数が増加しているため、その合計の伸長率に概ね比例している。その他、止血・接着材(剤)では高単価製品の採用症例が増えて市場拡大している。

2.注目トピック

2016年度の整形外科18製品は堅調推移

整形外科18製品の2016年度市場規模(脊椎固定システムは脳外科分野での採用含む)については、それぞれ償還価格下落の影響が見られるものの、人工関節ではTHA(Total Hip Arthroplasty)が伸び、リバース型の症例が増加している人工肩関節で2ケタ増となる一方、大腿骨頸部骨折におけるバイポーラや膝関節は伸び率が鈍化、人工肘関節は右下がりであった。

内固定材は、変形性膝関節におけるHTOプレートシステムの採用増や、潜在患者の多い橈骨遠位端骨折用プレートシステムの症例数が安定する等が市場拡大につながり、脊椎固定システム市場は、多椎間症例の増加が寄与して高成長が続いている。
 

3.将来展望

2017年度のメディカルバイオニクス(人工臓器)市場は、胸部・心臓血管外科分野では高成長品目はないものの、症例に比例した市場を形成することや、整形分野の脊椎固定システムの続伸、透析分野はHDF採用患者数が増加していることなどから、前年度比2.8%増の6,503億1,500万円を予測する。


 

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調査要綱

1.調査期間: 2017年5月~2018年2月
2.調査対象: 国内メーカー、及び、輸入製品総発売元
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査併用

<メディカルバイオニクス(人工臓器)市場とは>

本調査におけるメディカルバイオニクス(人工臓器)市場とは、インプラント材などの人工臓器、および関連装置・製品(主要34項目、68製品)における国内市場をさす。

<市場に含まれる商品・サービス>

人工肺市場並びに各種関連製品、心臓関連治療製品、ペースメーカー、植込型除細動器/両室ペーシング機能付除細動器(埋込型頻拍性不整脈治療装置)、人工弁、人工弁輪、人工血管、補助人工心臓セット、血管系メタリックステント、 各種補填材料、補綴材料、人工関節、骨セメント:ボーンセメント、内固定材、ミニ・マイクロプレートシステム、創外固定器、脊椎固定システム、人工靱帯・固定材料、人工骨(人工補填材料・人工補綴材料)、皮膚欠損用創傷被覆材・真皮欠損用グラフト、組織拡張器、人工鼻、コラーゲンインプラント、胆管メタリックステント(胆道用メタリックステント)、食道・消化管ステント、気管・気管支、メタリックステント・チューブ、人工喉頭・電気式発声器、尿道ステント/BPH(前立腺肥大症)治療用 メタリックステント、人工腎臓透析市場、人工肛門・人工膀胱(ストーマ装具)、人工内耳(セット)、脳動脈瘤手術クリップ、シャントバルブ、(カテーテルアクセス)ポート・CAP、止血・接着材(剤)

出典資料について

資料名
発刊日
2018年3月30日
体裁
A4判 837頁
定価
120,000円(税別)

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