ICカード市場に関する調査結果 2008

~交通系カードや電子マネー等の相互利用進展、官需の加速など拡大要因が続々と登場~

2008年11月04日
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調査要綱

矢野経済研究所は次の要綱にて国内ICカード市場について調査を実施した。

1. 調査期間: 2008年7月~10月
2. 調査対象: ICカードのベンダー、およびシステムインテグレーター各社、アプリケーション事業者等
3. 調査方法:当社専門研究員による直接面接、および電話によるヒアリング併用

調査結果サマリー

◆ 国内ICカード市場は2012年度で3億2,230万枚、644億6,000万円市場に
 国内ICカード市場の接触型、非接触型(接触一体型含む)を合わせた2007年度市場規模(数量ベース)は、1億7,550万枚であり、2012年度は3億2,230万枚と予測する。同様に、金額ベースの市場規模は2012年度で644億6,000万円と予測する。これまでICカード市場を牽引してきたクレジットカードやキャッシュカードなどの金融分野では一部需要が鈍化しているが、依然市場は拡大傾向で推移している。


◆ 行政分野における大規模需要が加速
 今後、住民基本台帳カードや運転免許証、パスポートなどの行政分野における大規模なICカード化が見込まれる。とくに新たな取り組みとして、2007年7月「社会保障カード(仮称)」の導入が決定されたが、2007年の政府のIT戦略本部「重点計画2007」では、平成23年度を目途に、ICカード化が決定している。


◆ 本格的なICカードソリューション時代が到来
 ICカード市場の大半を構成している需要分野である金融分野(キャッシュカードやクレジットカード)は、成長率は鈍化しているものの、今後も堅調に推移していく。そのほか、交通分野や流通(電子マネーなど)分野、行政分野、入退室管理等を担うID分野などでも今後は安定的な成長が見込まれる。また、すでに交通分野と流通(電子マネー)分野などで進展している、アプリケーション(機能)を複数搭載した多機能化も今後大きく進むと考えられ、本格的なICカードソリューション時代が到来すると考えられる。

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資料発刊

資料名: 「2008年版 ICカード市場白書」

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