FAカメラ/マシンビジョン市場に関する調査結果 2008

~今後、期待できる需要分野は環境、次世代エネルギー関連~

2009年02月23日
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調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にてFAカメラ・マシンビジョン市場の調査を実施した。

1.調査期間:2008年8月~2009年1月
2.調査対象:FAカメラメーカ(約10社)、マシンビジョンメーカ(約100社)
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談及び、電話・FAXによるヒアリングを併用

 

< FA (Factory Automation)カメラ・マシンビジョンとは>
FAカメラとは、製造ラインでの製品検査に利用するカメラで、マシンビジョンとは製造業でのライン(半導体、自動車、食品飲料、医薬品など)における検査装置である。後者は「製品に傷がないか」「ラベルが正しく貼られているか」等を、検査者が目視で検査する代わりに、FAカメラ、画像処理ソフトウェア、PCなどで構成される画像処理機能を用いて検査する装置である。

調査結果サマリー

◆ 2007年度のマシンビジョン市場は厳しくも、医薬品用途で前年度比17.3%増
 2007年度のマシンビジョン市場規模(出荷台数ベース)は、食品用途で、前年比2.1%増の1,428台、農林水産用途で同0.7%増の1,400台、医薬品用途で17.3%増の203台であった。これまでのマシンビジョン市場は主に半導体/電子部品、液晶、自動車の製造ライン向けに導入されることで市場を拡大させてきたが、こうした主要産業の低迷の影響から、厳しい状況となっている。

 

◆ メーカ各社とも開拓を急ぐ新需要分野
 食への安心・安全への関心が高まるなかで、食品分野では飲料の液中異物検査や缶の外観検査等への導入や、農林水産分野では大手流通業のプライベートブランド野菜・果物の増加による、野菜・果物選別向けマシンビジョンの需要増が期待される。また、医薬品分野では絶対的な安全性確保のため、製造システムに複数のカメラやマシンビジョン必要であり、今後も成長を続ける分野である。

 

◆ 今後期待される分野はリサイクル等の環境関連や、次世代エネルギー分野
 今後、マシンビジョンによる検査ニーズが高まる可能性がある分野は主に、リサイクル向け、自動車製造ライン向け、電池や有機ELなど次世代期待のエレクトロニクス製品の製造ライン向けである。

 

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資料発刊

資料名: 「2009年版 FAカメラ/マシンビジョン市場」

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