SaaS・クラウドコンピューティングに関する調査結果2009

~収縮するシステムインテグレーション、クラウド時代の注目ビジネス~

2009年02月25日
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調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にてSaaS・クラウドコンピューティングの動向調査を実施した。

1.調査期間:2008年11月~2009年2月
2.調査対象:システムインテグレーター、ソフトウェアベンダー
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、社内蓄積データ、文献調査併用

 

<SaaS・クラウドコンピューティングとは>
一般的にはそれぞれ下記と定義される。
SaaS(Software as a Service):ソフトウェアを、ネットワークを通じてサービスとして提供する形態のこと
クラウドコンピューティング:ITに関わるさまざまなリソースを、ネットワークを通じて提供する新しい形態のこと
なお、市場規模については、本調査では企業向けソフトウェアのうちERPソリューションをネットワーク経由で利用する形態(ホスティングサービスを活用したASPなども含む)について予測した。

調査結果サマリー

◆ 2008年のEPRソリューションのSaaS・クラウドコンピューティング市場規模は213億円
 2008年のERPソリューション市場におけるSaaS・クラウドコンピューティング市場規模は、3.6%の構成比を占める213億円であった。今後、2016年には市場全体における構成比で約28%、金額ベースでいえば1,770億円になると予測する。

 

◆ システムインテグレーションが縮小し、クラウドインテグレーションが立ち上がる
 今後、SaaSが本格的に普及すれば、多様なサービスが市場へ登場するようになる。ユーザーは既存の社内システムのうち、既存システムの一部を継続利用するが、一部はSaaS利用へと移行することになると考える。その結果、今後のインテグレーションビジネスは、SaaSと既存システムとでデータ連携を行うといったクラウドインテグレーションの比重が徐々に高まってくると予測する。
 また、今後のSIerには多種多様なSaaSやBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスの中から、ユーザー企業に適したメニューを選定し、セットで提供するといったサービスコーディネーターとしての役割が期待される。

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資料発刊

資料名: 「SaaS・クラウドコンピューティングのインパクトと市場展望」

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