カーエレクトロニクス市場の実態と将来に関する調査結果 2009

~堅調に推移するカーエレ、「低価格なエコ」「X by Wire」「魅力的なデザイン/HMI」が鍵~

2009年04月23日
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調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内カーエレクトロニクス(カーエレ)市場の調査を実施した。

1.調査期間:2008年10月~2009年3月
2.調査対象:自動車メーカ/カーエレクトロニクス装置メーカ50社
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談及び、電話・e-mail等によるヒアリングを併用

<カーエレクトロニクス市場とは>
 本調査では主要なカーエレクトロニクス35品目(表2参照)をパワートレイン系、シャシー系、ボディ系、パッシブセイフティ系、アクティブセイフティ系の主要5分野に分類し、分析した。

調査結果サマリー

◆ 新興国向けの低価格なエコカーに対応したカーエレが求められる
 現下、縮小傾向にある世界乗用車市場は、2007年の販売台数規模に回復するには、2011~12年までかかるものと予測され、また、今後の増加分は新興国市場によるものが大半と考える。そうした新興国での販売を想定した乗用車は低価格・低燃費車であると推測され、カーエレクトロニクスもそうしたクルマに適合したかたちに進化してゆくものと考える。

◆ 今後も堅調に推移するカーエレ、コンパクトカー時代にも高いアクティブセイフティ需要
 2009年から2014年における主要分野別の年平均成長率は、アクティブセイフティ系で114.0%と、主要5分野のうち、大きな平均成長率を示した。この背景には、世界で販売される乗用車がコンパクトカー志向になるとしても、アクティブセイフティ系カーエレクトロニクスが時代の要請として継続的に求められることによると考える。


◆ 2012年のカーエレは「低価格なエコ」「X by Wire」「魅力的なデザイン/HMI」
 2011~12年の乗用車復活時代のクルマは新興国向けに低価格でコンパクトであり、かつ魅力的でなくてはならない。低価格なエコカー(ハイブリッドカー、電気自動車)の実現や、ガソリンエンジン車への電子制御CVT搭載が進み、さらにその先の将来には電気自動車向けにX by Wire技術が重要視される。  
 また、スマートフォンがそのUI(User Interface)で市場を急拡大させたように、ユーザと直接触れ合う車室内のデザインやHMI(Human Machine Interface)をより魅力的にするためのカーエレクトロニクスが強く求められてくる。

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資料発刊

資料名: 「2009~10年版 カーエレクトロニクス装置の市場実態と中期展望」

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