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大容量キャパシタ市場に関する調査結果 2009
~LiCの普及と自動車アイドリングストップ用途の需要がカギを握る~
2009年07月07日
(詳細はこちら)
調査要綱
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて大容量キャパシタ市場の調査を実施した。
1.調査期間:2009年4月~6月
2.調査対象:キャパシタ(電気二重層コンデンサ)メーカ、及びキャパシタ原材料メーカ等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用
<大容量キャパシタとは>
本調査における大容量キャパシタとは、静電容量が1F(farad)より大きく、セル形状の捲回型(円筒型)や積層型(角型)のキャパシタをさす。
調査結果サマリー
◆ 2009年度大容量キャパシタ市場は35億1,500万円、前年度比15.1%と拡大
二次電池の代替もしくはその補助電源として期待される大容量キャパシタ市場は、2008年度下期の景気後退の影響を受け、30億5,500万円と前年度並みかやや縮小傾向であった。2009年度については、景気回復の兆しが期待できるといわれるなか、大容量キャパシタ需要も拡大に転じ、メーカ出荷金額ベースで35億1,500万円(前年度比15.1%)と大きく伸長すると予測する。また、2010年度は、リチウムイオンキャパシタ(LiC)メーカが2009年度に相次いで量産設備を増強する計画であるため、拡大傾向に更に拍車がかかるものと期待される。
◆ 現状は自動車、運搬・搬送機、瞬低向けの需要が中心
2003年からの自動車用電動ブレーキ向けに加え2005年頃よりOA機器や産業機械、運搬機(クレーン等)、また精密機器製造ライン等における瞬間電圧低下補償装置(瞬低)向けで採用拡大が進み、大容量キャパシタは着実に市場を拡大している。2008年度下期からの景気後退の影響は避けられないが、2009年度には企業の設備投資も回復基調に転じるものと推測され、大容量キャパシタの既存需要に加えてLiCの新規需要が立ち上がるものと予測する。
◆ 2013年度までは前年度比10%以上の成長、アイドリングストップ車向けに期待
2010年度以降の市場は、期待されるアイドリングストップ車向けの需要開拓が大きなカギを握る。また、LiCにおけるユーザ側の評価次第では新たな需要開拓が期待できる。
資料発刊
| 資料名: | 「注目される大容量キャパシタ市場2009~その課題と将来性~」 |
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