化粧品受託製造市場に関する調査結果2009

~独自の製品開発と企画・提案力の強化で他社との差別化を図る~

2009年07月10日
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調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて日本国内における化粧品受託製造市場の調査を実施した。

1.調査期間:2009年4月~6月
2.調査対象:化粧品受託製造参入企業、化粧品メーカー、等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、郵送アンケート調査ならびに文献調査併用


<化粧品受託製造市場とは>
スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、その他化粧品を化粧品メーカーや小売業者から委託製造する市場を指す。

調査結果サマリー

◆ 2008年度の化粧品受託製造市場規模は、前年度比102.4%の1,846億7,300万円
 化粧品メーカーでは、研究開発やマーケティングに投下する費用を確保するため、固定費削減のひとつとして、生産のアウトソーシングが増加している。これに加えて、製造設備を持たない異業種企業の参入やドラッグストアに代表される小売業者のプライベートブランド製品の受注増が寄与し、2008年度の化粧品受託製造市場規模は、前年度比102.4%の1,846億7,300万円となった。

 

◆ 商品の企画・提案力で差別化を図る受託メーカー、海外進出も目立つ
 大手化粧品メーカーなどの化粧品受託製造市場参入の動きが見られ、市場の競争は激化している。受託メーカーも、処方に沿った製造のみを請け負う体制のままでは、他社との差別化は図れない。このため、リピートオーダーを得る戦略として、独自素材や独自処方などの研究開発や、商品企画や提案力などを強化している。また、化粧品メーカーの海外進出に合わせ、受託メーカーの海外進出も目立ってきた。

 

◆ 2009年度の受託製造市場規模は、前年度比101.8%の1,880億円と予測
 異業種の新規参入やプライベートブランド製品の受注が増加し、受託メーカーの存在感は高まっているが、大手化粧品メーカーのOEM事業進出で競争が激化し、低価格化が進展していることや、国内の化粧品市場が成熟化していることから大きな成長は望めない。このため、伸び率は鈍化し、2009年度の受託製造市場規模は、前年度比101.8%の1,880億円と予測した。

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資料発刊

資料名: 「化粧品受託製造市場の展望と戦略 2009年版」

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