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植物工場に関する調査結果 2009
2009年07月21日
(詳細はこちら)
調査要綱
矢野経済研究所では、次の要綱にて国内植物工場市場について調査を実施した。
1.調査期間:2008年7月~2009年7月
2.調査対象:本事業に参入する企業および大学・研究機関
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・email等によるヒアリング調査および文献調査併用
<植物工場市場とは>
植物工場は、施設内の光、温湿度、二酸化炭素濃度、培養液などの環境を人工的に制御し、周年・計画生産を行うことができる施設である。植物工場市場は新規工場建設市場と工場運営事業市場(植物工場で生産された作物の出荷市場)とに大別される。本調査では、完全密閉された空間で人工光を利用する完全人工光型植物工場と、施設内で太陽光を利用しながら人工光で補光する太陽光・人工光併用型植物工場を対象とし、将来展望については、施設園芸の高度化・自動化を考慮した施設園芸の高度化かつ周年計画生産が可能な広義の植物工場も含む。
調査結果サマリー
◆ 2009年度の新規植物工場建設市場は53億円、
工場運営事業市場は42億4千2百万円の見込み
植物工場の新規工場建設市場は、2008年度16億8千万円であった。2009年度については、農林水産省及び経済産業省による補助金により市場規模は53億円に拡大する見込みで、大幅な増加が期待されている。
また、工場運営事業市場(植物工場で生産された作物の出荷実績)は、2008年度27億8千8百万円であった。2009年度の市場規模は42億4千2百万円と、大幅な伸びが見込まれている。工場別では、完全人工光型が倍増に近い伸びを示すほか、太陽光・人工光併用型も大幅な伸びが見込まれる。
◆ 2020年度の国内新規植物工場建設市場は日産23万株、129億円規模に拡大
植物工場市場は2016年度以降、大規模工場時代に突入する。フレキシブル生産ラインの実用化の他、多品種化や高付加価値製品、さらには超高付加価値製品の生産も本格化すると予測する。また、市場は国内だけでなく、中東や中国、ロシア向けを中心に海外輸出も本格化するものと思われる。
◆ 相次ぐ市場参入メーカー
ここ数年、植物工場市場への新規参入が相次いでいるが、この傾向は今後も当分続くであろう。参入企業の顔ぶれも、商社、スーパーゼネコンをはじめとして、中堅ゼネコン、総合エンジニアリングメーカー、大手から中小にいたる設備機器メーカー、総合食品メーカー及び食品関連メーカー等、多彩である。
資料発刊
| 資料名: | 「期待高まる植物工場の現状及び将来市場展望 2009」 |
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