鉄道系ICカード市場に関する調査結果 2009

~普及拡大する鉄道系ICカード、課題は相互利用と機器設置コスト~

2009年07月21日
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調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて鉄道事業者の発行するICカードの市場調査を実施した。

1.調査期間:2009年2月~6月
2.調査対象:国内でICカードを発行している主だった鉄道事業者 (20社)
3.調査方法:当社専門研究員による直接面接取材、電話・e-mail等によるヒアリング、ならびに文献調査併用

 

<鉄道系ICカードとは>
鉄道会社が発行し、鉄道利用や駅売店、コンビニエンスストアでも利用できるICチップを組み込んだカードを指す。

調査結果サマリー

◆ 鉄道系ICカードの累積発行枚数は2009年3月末時点で4,823万枚
 有力鉄道系ICカードの累積発行枚数は、2009年3月末時点で4,823万枚(前年度比125.2%)となった。2007年3月末時点では2,651万枚、2008年3月末時点では3,852万枚(前年度比145.3%)と推移しており、市場は順調に拡大している。


◆ コストダウンによる設置場所の拡大で期待される利用率の向上
 今後の普及のポイントとなるのは、利用率向上や設置コストの負担軽減である。
利用率の向上を図るためには利用場所の増加が重要となるが、これを実現するためには、システムや機器のコスト負担の軽減が必要である。そのため機器メーカーへの低価格化要請や提案など、業界一丸となった取り組みが求められる。

 
◆ 2011年度末には7,484万枚(前年度比112.8%)に拡大と予測
 鉄道系ICカードの累積発行枚数は、2011年3月末で6,637万枚(前年度比115.6%)、2012年3月末で7,484万枚(前年度比112.8%)に成長すると予測する。

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資料発刊

資料名: 「2009年度版 鉄道系ICカードの現状と地域振興の可能性」

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