FX(外国為替証拠金取引)の動向調査結果 2009

~規制強化で正念場を迎えたFX市場~

2009年08月21日
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調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にてFX(外国為替証拠金取引)市場の調査を実施した。

1. 調査期間:2009年5月~7月
2. 調査対象:商品先物会社、FX専業会社、証券会社、ネット銀行など112社
3. 調査方法:当社専門研究員による直接面談、ならびに電話・e-mail等によるヒアリングを併用

 

<外国為替証拠金取引(FX: Foreign Exchange)とは>
1998年4月の外為法の改正を受けて登場した、国内初の個人投資家向け外貨売買の金融商品である。取引のしくみは、証拠金を担保にレバレッジをかけた取引額を想定元本として差金決済を行うものである。
 

調査結果サマリー

◆ 2009年3月期の市場規模(預り証拠金残高)は5,951億円、前年比14.5%減
 昨秋のリーマンショックによる円高の影響で、一時的に預り証拠金残高が減少した。一方、残高を大きく伸ばした企業もあるが、業界全体では前年割れであった。

 

◆ 2009年3月期の口座数は192万口座、前年比55.3%増
 スプレッドの狭小化、利便性の向上で短期売買ユーザーの拡大に成功した。TVCM解禁で認知度向上、投資初心者も取込んだ。

 

◆ 2009年3月期の取引高は1,641兆円、前年比169.4%増
 高レバレッジ、低スプレッドが投資家ニーズにマッチし、短期売買が急増した。

 

◆ 2010年3月期は市場規模7,000億円、260万口座、取引高1,500~2,000兆円と予測
 口座開設は依然増加しており、預り証拠金残高も増加基調にある。2009年に入り為替の変動幅が縮小傾向にあり、取引高は前年並み強を見込む。ただ 2010年8月からレバレッジの引下げが始まり、取引高については、2011年3月期は1,000~1,500兆円に大幅減少と予測する。
 

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資料発刊

資料名: 「2009年版 FX(外国為替証拠金取引)市場の動向と展望」

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