医薬品流通に関する調査結果 2009

~変革の動きが加速しはじめた医薬品流通、新たなる取引慣行がどのように定着するのか~

2009年08月27日
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調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて医薬品流通市場の調査を実施した。

1.調査期間:2008年4月~2009年8月
2.調査対象:製薬企業、医薬品卸、医療機関、調剤薬局、行政当局、学識経験者等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、ならびに文献調査、アンケート調査を併用
 

調査結果サマリー

◆ 「医薬品卸のシェア依存体質」が最大の原因
 2009年6月、医薬品卸の経営者や経営幹部に「医薬品卸経営の現状と将来に関するアンケート調査」を実施した。その結果、回答者の約8割が2009年3月期の決算結果に対して不満を持っていることが明らかになった。そしてその最大の原因は「医薬品卸のシェア依存体質」にあるとした。このこと以外にも今後、医薬品卸が経営を持続させるために最も重要なことは「価格競争からの脱却」としていることが分かった。


◆ 医薬品流通の新たなる動き「メーカー直販」
 わが国においてメーカー直販の動きが出てきている。得意先が特定できうるような医薬品を主力としている製薬企業の中には、さまざまな観点から自社の製品を直販できるのかということを検討しているところもある。しかし、独禁法上においては問題なしとしても、欧米と医薬品流通に関わる歴史的経緯や医療環境が異なることから、わが国においてメーカー直販を行う場合には、解決しなければならない課題もある。それは、①得意先である病院のメリット、②薬価維持、③メーカー流通、④医薬品卸との関係などである。

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資料発刊

資料名: 「医薬品流通の将来展望 2009年版」

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