惣菜(中食)市場に関する調査結果 2009

~「内食」需要を取り込み、「中食」需要も堅調に推移~

2009年09月16日
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調査要綱

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて惣菜(中食)市場の調査を実施した。

1.調査期間:2009年5月~8月
2.調査対象:惣菜(中食)参入企業、その他関連企業等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

<惣菜(中食)とは>
 本調査における惣菜(中食)とは、和風惣菜、洋風惣菜、中華風惣菜、米飯、給食弁当、調理パン、ファストフード、調理麺をさし、主に惣菜専門店、コンビニエンスストア、量販店、百貨店、生活協同組合、給食弁当業、ファストフード店舗等により供給される、弁当を含む調理済食材を対象とする。
 

調査結果サマリー

◆ 2008年度惣菜(中食)総市場規模は前年度比0.3%増の8兆4,879億円、
               消費者の節約志向とともに、「内食」需要の顕在化により堅調

 2008年度の惣菜(中食)総市場規模は前年度比0.3%増の8兆4,879億円、長引く不況の影響を受け、消費者が節約志向を強めるなか、外食を控え、惣菜を購入するなどして家庭内で調理し食するという「内食」需要の顕在化を背景に堅調に推移した。

◆ コンビニエンスストアや食品スーパーは「つくりたて」惣菜へ注力、
                                   一方の「デパ地下」は苦戦

 消費者の生活防衛意識の高まりによる買い控えや低価格志向への対策として、コンビニエンスストアや食品スーパーではその立地や利便性から、「つくりたて」惣菜を重視するが、一方の「デパ地下」はそうした競合に対抗するため低価格路線を講じるが、苦戦している。百貨店は 「デパ地下」ブランドの独自性を維持しながら、品質と価格を両立させるような商品戦略の再構築を迫られている。


◆ 「食」スタイルの変化により惣菜(中食)需要は今後も拡大、
                2010年度の総市場規模は8兆5,004億円の微増傾向と予測

 惣菜(中食)市場は有職女性や共働き世帯の増加に加えて、高齢者を含めた単身世帯の増加等による「食」スタイルの変化により、家庭内で食する惣菜(中食)への依存度が高まり、惣菜(中食)自体に対する需要は今後も拡大基調にある。2010年度の惣菜(中食)市場規模は8兆5,004億円と、今後は横ばい、もしくは微増傾向と予測する。

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資料発刊

資料名: 「2009年版 惣菜(中食)市場白書」

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