人材ビジネス市場に関する調査結果 2009

~拡大を続けてきた人材ビジネスは2008年度以降踊り場に~

2009年11月13日
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調査要綱

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて人材ビジネス市場の調査を実施した。

1.調査期間:2009年7月~9月
2.調査対象:オフィスワークを中心とした人材派遣事業者、人材紹介事業者、再就職支援事業者、
        技術者派遣事業者、営業・販売支援人材ビジネス事業者、ネット転職サービス事業者等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、郵送によるヒアリング、ならびに文献調査併用

<人材ビジネス市場とは>
 本調査における人材ビジネス市場とは、一般労働者派遣業(人材派遣業)、人材紹介業、再就職支援業、技術者派遣業、営業・販売支援人材ビジネス、ネット転職サービスの6分野を対象とするが、ここでは調査対象のうち、一般労働者派遣業(人材派遣業)、人材紹介業、再就職支援業の主要3分野を取り上げ、分析する。
 

調査結果サマリー

◆ 2008年度の人材派遣市場規模は4兆6,700億円、前年度比7.0%減、
                                       2009年度も減少傾向続く
2008年後半の金融危機以降、企業は人件費削減を急ぐようになり、更新案件の停止や新規求人案件の激減など、雇止めが顕著であった。成長を続けてきた人材派遣市場は2009年度も減少傾向が見込まれ、前年度比16.9%減の3兆8,800億円と予測する。


◆ 2008年度の人材紹介市場規模は1,390億円、前年度比10.3%減、
                                       2009年度は更なる縮小へ

景気悪化により2009年4月に大量入社した新卒社員の人件費負担が重くのしかかるようになり、各企業において中途採用の需要が減退した。企業はより厳選した人材を求める傾向にあり、採用の難易度が高まることで市場は大幅に縮小した。雇用回復には時間を要することから、2009年度は前年度比42.5%減の800億円と更なる大幅縮小を予測する。


◆ 2008年度の再就職支援市場規模は165億円、前年度比3.1%増、
                                       2009年度も堅調に推移

景気悪化の影響で、企業の雇用調整に伴う再就職支援に対する需要の高まりが追い風となり、2009年度も堅調な市場拡大が見込まれ、前年度比15.2%増の190億円と予測する。

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資料発刊

資料名: 「人材ビジネスの現状と展望 2009年版」

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