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ブロードバンドアクセス市場に関する調査結果 2009
~固定系は「地デジ」がFTTHを下支え・ワイヤレス系は「通信モジュール」型サービスに注目~
2009年11月24日
(詳細はこちら)
調査要綱
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内ブロードバンド市場の調査を実施した。
1.調査期間:2009年7月~10月
2.調査対象:主要通信キャリア・ISP事業者等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用
<ブロードバンド市場とは>
本調査におけるブロードバンド市場とは、「固定系ブロードバンド市場」、「ワイヤレス系ブロードバンド市場」の2つに分類した。「固定系ブロードバンド」には「FTTH」、「DSL」、「CATVアクセス」を含み、「ワイヤレス系ブロードバンド」には、3G・3.5G/WiMAX/LTE/XGP等の規格の「データ通信系アクセス」、及び「公衆無線LAN」などを含む。ただし、「データ通信系アクセス」に携帯IP接続サービスは含まない。
調査結果サマリー
◆ 2009年度の「固定系ブロードバンドサービス」契約数は
3,194万(前年度比105%)の見込み、年間純増ペースは、ほぼ前年並み
2009年度の主要サービス種別毎の契約数は、FTTH約1,776万(前年度比118%)、DSL約987万(前年度比88%)、CATVアクセス約432万(前年度比105%)と推計する。
FTTHの純増ペースは鈍化傾向だが、地上デジタル放送(IP放送)や、セキュリティサービスなどとのセット率が順調に伸びており、ARPU(顧客単価)は上昇傾向にある。
「世帯」向けサービスとしての「固定系ブロードバンド」は普及が一巡しつつあり、市場の成熟基調が続く。
◆ 2009年度の「ワイヤレス系ブロードバンドサービス」契約数は、
1,663万(前年度比125%)の見込み、データ通信系が著しい伸び
2009年度の主要サービス種別毎の契約数は、データ通信系(通信モジュール含)約867万(前年度比148%)、公衆無線LAN約796万(前年度比107%)と推計した。
データ通信系サービスは順調に成長している。その背景には、UMPC(Ultra Mobile PC)・ノートPC向けの「データ通信端末(カード・USB型等)」の堅調な伸び、「スマートフォン」の利用増、「MVNO(Mobile Virtual Network Operator)」のサービス増などがある。
1人で複数キャリアの契約をするケースも増加傾向にある。
また、「個人」向けサービスとしての「ワイヤレス系ブロードバンド」は、今後も大きな潜在需要があるとみる。
◆ 今後の成長分野はワイヤレス、特に「通信モジュール」型サービスが貢献
2014年度の主要サービス種別毎の契約数は、固定系はFTTH約2,816万、DSL約536万、CATVアクセス約505万、ワイヤレス系はデータ通信系(通信モジュール含)約2,879万、公衆無線LAN約1,145万と予測する。
固定系は引き続きFTTHが牽引している。ただし2011年のアナログ放送停波を期に、契約数の伸びはさらに鈍化するとみる。
ワイヤレス系は、M2M(Machine to Machine)、テレマティクス等の法人・業務系を中心とした「通信モジュール」型サービスの普及が、市場規模拡大に貢献すると考える。
資料発刊
| 資料名: | 「2009年版 ブロードバンド白書」 |
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