サービサー市場に関する調査結果 2009

~不良債権大量処理後の転換期を迎えたサービサー市場 ~

2009年12月03日
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調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にてサービサー市場の調査を実施した。

1.調査期間:2009年8月~10月
2.調査対象:主要サービサー会社等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

<サービサーとは>
法務大臣から営業許可を得て、貸付債権の管理回収業務を手掛ける債権管理回収専門会社

調査結果サマリー

◆ 2008年度のサービサー市場規模(営業収益ベース)は、2,317億円前年度比92.4%と初の前年割れ

 金融危機等の影響により債権の回収が困難になり収益環境が悪化したことで、2008年度のサービサー市場規模は営業収益ベースで2,317億円、前年度比92.4%と初めて前年度を下回った。なお、2008年度のサービサー各社の営業収益は、約60社が前年度比で減少している。

◆ 今後も収益環境の悪化が続く見通し

 世界的な金融市場の激変の影響を受けて、サービサー各社は、担保不動産の処分及び資金調達が困難となり、さらには不動産市場の停滞に伴う処分の長期化による収益性の低下が顕著になっている。また、競争が激化していることに加えて、景気悪化により債権の回収も困難な状況となっている。サービサー法改正による特定金銭債権の大幅拡大は将来的な課題であるが、政権交代により先行きは不透明となっている。当面は現在の枠組みの中で試行錯誤しながら、事業再生を始めとした新たな事業モデルを構築していくサービサーが増加すると考える。

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資料発刊

資料名: 「2009年版 サービサー市場の現状と展望」

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