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糖尿病市場に関する調査結果 2009
~患者数増加で市場拡大、新薬上市、新規参入など新たな動きも ~
2009年12月10日
(詳細はこちら)
調査要綱
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて糖尿病市場の調査を実施した。
1.調査期間:2009年9月~11月
2.調査対象:国内の糖尿病関連製品メーカー
3.調査方法:当社専門研究員による面談、電話ヒアリング、ならびに文献調査併用
<本調査における糖尿病市場とは>
本調査における糖尿病市場とは、「予防(食品)」、「検査・診断」、「治療」の市場から構成される。予防(食品)市場は、糖尿病者向け組み合わせ食品、特定保健用食品(血糖値関連)、低カロリー甘味料が該当する。検査・診断市場は血糖測定器(試薬・採血用穿刺器具含む)と尿糖測定器・試験紙が含まれる。治療市場は、糖尿病治療薬(血糖降下剤、インスリン製剤)、合併症治療薬(糖尿病性神経障害治療薬)が対象となっている。(表1参照)
調査結果サマリー
◆ 2009年度の糖尿病関連製品市場規模は4,179.7億円、前年度比約5.9%の伸び
2009年度の糖尿病関連製品市場規模は、メーカー出荷ベース(治療市場は薬価ベース)で4,179億7,000万円に達する見込である。予備軍も含めた糖尿病患者の増加を受けて市場は拡大基調であり、前年度比約5.9%の伸びを示している。
糖尿病市場の中で7割以上の比率を占める治療市場は、売上規模の大きい血糖降下剤が市場を牽引し、市場規模は2009年度で3,233億5,000万円に達する見込である。また、検査・診断市場は同707億4,000万円、予防(食品)市場は同238億8,000万円となる見込みである。
2010年度の市場規模は4,385億8,000万円に達すると予測する。市場構成比率の大きい治療市場が糖尿病市場の中心であり、引き続き血糖降下剤が売上を伸ばすことで、糖尿病市場全体を拡大させる見通しである。
◆ 新しい糖尿病薬が上市間近、予防(食品)市場では新規参入の動き
治療市場では、血糖値上昇を抑え、かつ低血糖の発現リスクの少ない新しい糖尿病治療薬(DPP-4阻害薬、GLP-1製剤等)が上市間近であり、今後の広がりが注目されるところである。検査・診断市場は血糖測定器関連製品において激しいシェア獲得争いが行われている。予防(食品)市場では、糖尿病者を対象とした組み合わせ食品に関する規制が緩和されたことにより、今後新規参入が見込まれる。
資料発刊
| 資料名: | 「2010年版 糖尿病市場の現状と展望」 |
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