携帯電話向け電子コンパス市場に関する調査結果 2009

~携帯電話向け電子コンパスはスマートフォンを中心に1億個を突破~

2009年12月22日
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調査要綱

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて磁気センサの注目市場について調査を実施、ここでは携帯電話向け電子コンパス市場について取り上げる。

1.調査期間:2009年9月~11月
2.調査対象:磁気センサデバイス、磁気センサモジュール、搭載機器
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

<携帯電話向け電子コンパスとは>
 電子コンパスとは、ホール素子やMI素子などの磁気センサと周辺回路等を実装している電子デバイスの総称。
磁気センサによって微弱な地磁気を検出する事によって方位を検出する事が可能であり、携帯電話ではGPSの位置情報と組み合わせる事によって高性能なナビゲーション機能が可能となる。2軸と3軸タイプがあるが、携帯電話で使われているものは自動で磁気補正する3軸タイプであり、ここでは携帯電話向け電子コンパス市場について3軸タイプを対象とする。
 

調査結果サマリー

◆ 2009年世界の携帯電話向け電子コンパス市場規模は、スマートフォンを中心に採用機種
     が増加、メーカ出荷数量ベースで前年比779.1%増の1億110万個に達する見込み

 2007年までは国内携帯電話に採用が限定されており、出荷数量も200~300万個の横這いで推移していた携帯電話向け電子コンパス市場であるが、2008年よりスマートフォンを中心に海外主要メーカで採用が活発化し、2009年はメーカ出荷数量ベースで1億110万個に達する見込みである。


◆ 世界の携帯電話における2009年の電子コンパス搭載率は9.2%となり、
      2008年から大きく上昇、2015年の電子コンパスの搭載率は30.4%を予測

 2009年世界の携帯電話向け電子コンパス搭載率は9.2%となり、2008年の1.0%から大きく拡大する見込みである。特に様々なアプリケーションを搭載しているスマートフォンでの採用が急速に進んでおり、今後は歩行者ナビゲーション機能強化の面から、電子コンパスの搭載率は2015年には30.4%まで上昇する。一方、国内市場においても海外メーカの積極的な採用動向の影響を受けて、2010年の搭載率は50%に達すると予測する。

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資料発刊

資料名: 「磁気センサの注目市場と将来分析 2009-2010」

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