宝飾品(ジュエリー)市場に関する調査結果 2010

~宝飾市場、ようやく回復の兆し見える~

2010年02月24日
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調査要綱

矢野経済研究所では、宝飾品(ジュエリー)市場について調査を実施し、2009年の市場規模、および2013年まで予測値を公表する。

1.調査期間:2009年1月 ~12月
2.調査対象:宝石専門店チェーン、百貨店や時計宝石店および呉服などの異業種宝飾参入企業、インポートジュエリーブランド企業等約4,000社
3.調査方法:当社専門研究員による電話及び直接面接によるヒアリング、および郵送アンケートを併用

調査結果サマリー

◆ 2009年の宝飾品小売市場規模は前年比11.9%減の9,283億円と推計
 宝飾品小売市場は1991年をピークに落ち込みを続けており、2009年には9,283億円(前年比88.1%)と大きく落ち込んだ。但し2008年秋の世界的な金融危機以降、落ち込みを続けてきた市場は、ジュエリー最大の需要期である2009年クリスマス商戦にようやく回復の兆しがでてきた。


◆ デフレによる単価の下落と海外ブランドの苦戦による影響も
 消費市場全体を取り巻くデフレの波は、ジュエリーに関しても消費者の購入単価を下落させた。小売企業は売り上げを確保するために、低品位の地金や半貴石を使った安価な企画商品を投入した結果、さらに単価が下落し続けるという悪循環に陥った。高単価を維持してきた海外ブランドもこれに追随して「ディフュージョンライン」と称する低価格品を投入、売り上げを大きく落としている。


◆ 2010年以降、市場は緩やかに回復基調となる
 2009年前半は金融危機の影響を引きずり厳しい状況だったが、年後半からクリスマスに向けて客数が徐々に回復の兆しを見せた。2010年以降の宝飾品小売市場規模は、贅沢品に対する消費マインドも回復し、市場も緩やかに回復基調を辿ると予測する。

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