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地熱発電市場に関する調査結果 2011
~ベース電源としての期待高まる地熱発電、停滞期を脱し市場拡大へ~
2011年12月20日
(詳細はこちら)
調査要綱
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内地熱発電市場に関する調査を実施した。
1.調査期間:2011年10月~12月
2.調査対象:地熱タービン・プラントメーカー、地熱開発・発電事業者、技術コンサルタント等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用
<地熱発電市場とは>
地熱発電とは地下に存在する熱エネルギーを電気に変換する発電方式である。本調査では「地熱発電市場」を地熱資源の探査から坑井掘削、発電所建設、追加掘削、メンテナンス、売電に係る市場と定義する。
地熱発電の発電方式には主に「蒸気発電」と「バイナリー発電」があり、前者は蒸気で直接タービンを回して発電する従来型の発電方式、後者は比較的低温の蒸気・熱水を熱源として低沸点の媒体を加熱・蒸発させ、発生した媒体蒸気でタービンを回す発電方式である。
調査結果サマリー
◆ 2010年度国内地熱発電市場規模は約580億円と推計、
2011~2020年度は約8,490億円と急拡大を予測
2010年度の国内地熱発電市場規模は約580億円と推計した。新規開発のための地下資源調査や地熱発電所の新設がほとんど行われていない状況であり、売電や既設プラントのメンテナンス等が中心である。今後10年間では新たに約180MWの地熱発電設備が導入され、2011~2020年度の市場規模は約8,490億円に急拡大すると予測する。
◆ 小規模バイナリー発電システムを活用した温泉発電市場の拡大に期待
2010年以降バイナリー発電システム市場への国内メーカー参入の動きが活発化しており、今後は技術競争によるシステムの低コスト化・小型化や性能・発電効率の向上が進むものと予見される。当該システムの活用によって今後は温泉発電の普及拡大も期待される。
資料発刊
| 資料名: | 「地熱発電市場の将来展望 2012」 |
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