3Dプリンタ市場に関する調査結果 2012

~「試作品」から「実製品」へ ホビー、SOHOなど個人ユースにも可能性が広がる~

2013年01月24日
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調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内3Dプリンタ市場の調査を実施した。

1.調査期間:2012年10月~12月
2.調査対象:3Dプリンタメーカー、有力販売代理店、商社等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

<3Dプリンタとは>
本調査における3Dプリンタとは、3Dデータを元に積層造形する装置をさし、主な製品タイプとしては造形方式や使用する材料の違いにより、積層(FDM/熱溶解)方式、インクジェット方式、粉末方式、光造形方式がある。
3Dプリンタの主な需要分野としては、デザイン検討、機能検証等に利用する工業・研究系用途、建物の模型等に利用する建築系用途、歯科模型、人体模型、福祉機器模型等に利用する医療・福祉系用途、モノづくり教育のツール等として利用する教育系用途などがある。
 

調査結果サマリー

◆2011年度の国内3Dプリンタ市場は638台、4,125百万円と伸長
2011年度の国内3Dプリンタ市場は、数量が638台(前年度比125.3%)、金額が4,125百万円(同117.7%、事業者売上高ベース)となった。
工業・研究系用途の底堅い需要(リプレース・新規ともに)をベースにしながらも、超低価格製品も登場しており、今まで高価なために導入できずにいた中小・中堅企業や教育機関(工業高校、専門学校など)といった新規ユーザーでも導入が進んでいる。加えて、若手デザイナーや美術系大学の学生などのユーザー育成のために3Dプリンタや3Dスキャナを時間貸しするサービスも登場しており、将来的な潜在顧客として期待されている。

◆2015年度の国内3Dプリンタ市場は1,800台、7,700百万円と大幅成長を予測
消費財から生産財などあらゆる分野の製造業は製品の多様化や短サイクル化に対応するため、納期の短縮が至上命題となっている。特に国内の消費者は品質や性能にこだわるなど要求が高い。短納期・高品質・高機能の要求に応えるために製造業者が、ひとつのツールとして3Dプリンタを活用する動きが相当数出てきている。この動きは大企業中心のユーザー層から中小・中堅企業にまで拡大してきており、さらに今後も製造業を中心に加速していくと考える。
これらを背景に、2015年度の国内3Dプリンタ市場は、数量が1,800台、金額が7,700百万円(事業者売上高ベース)へ成長すると予測する。
 

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資料発刊

資料名: 「2012年版 3Dプリンタ市場の現状と展望」

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