プレスリリース

20131002
MDM(モバイルデバイス管理)市場およびIT資産管理ツール市場に関する調査結果 2013
~スマートデバイス活用によるセキュリティ対策および資産管理ニーズを受け大きく伸長~

調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内のIT資産管理ソリューション市場の調査を行った。

1.調査期間:2013年6月~2013年8月
2.調査対象:主要MDMツール提供企業およびIT資産管理ツール提供企業
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

<IT資産管理ソリューション市場とは>
本調査におけるIT資産管理ソリューション市場とは、MDM(Mobile Device Management:モバイルデバイス管理)市場とIT資産管理ツール市場をさす。また、IT資産管理ソリューション市場規模は、パッケージライセンス提供やクラウド/SaaS型によるサービス提供などエンドユーザー支出額ベースで算出した。

調査結果サマリー

◆スマートデバイスの法人利用拡大を追い風に、MDM市場は2015年度に121億円と予測
MDM(モバイルデバイス管理)市場規模(エンドユーザー支出額ベース)は、2013年度が71億円、2015年度には121億円になると予測する。これは、ユーザ企業でのスマートフォンやタブレットなどスマートデバイス利用が拡大する中、セキュリティ対策の観点から「MDM のセット提供」が一般化していることが大きく影響している。加えて、部門限定のスモールスタートで導入していたスマートフォンの台数を拡大するユーザ企業が増加していることやタブレットなどスマートデバイスの法人利用拡大が追い風になると考える。

◆中堅中小企業の導入で、IT資産管理ツール市場は2015年度に275億円と予測
IT資産管理ツール市場規模(エンドユーザー支出額ベース)は、2013年度が240億円、2015年度には275億円になると予測する。現在、ユーザ企業ではWindows XPリプレイス対応やソフトウェアライセンス監査対応を契機に、今までIT資産管理ツールを導入していなかった中堅中小企業も含め、IT資産管理ツールの導入が促進されている。今後も、管理対象デバイス数の増加や今まで導入が進んでいなかった業種の企業への拡大が見込まれ、市場として堅調な伸びを続けると予測する。

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