2017年04月03日

プレスリリース
JOL(日本型オペレーティング・リース)市場の動向調査を実施(2017年)

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調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にてJOL(日本型オペレーティング・リース)市場の調査を実施した。

1.調査期間:2017年2月
2.調査対象:リース企業等のうちJOLを扱う主要10社を対象とする
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談調査

<JOL(日本型オペレーティング・リース)とは>
日本型オペレーティング・リースとは、一般的に航空機、船舶、コンテナ等を対象としたリース契約で、賃借事業者である航空会社、海運会社に対して行われるもので、オペレーティング・リースで貸し付ける際に、投資組合契約を通じた投資家(事業会社)からの出資金と金融機関からの借り入れによりリース物件を購入し、リース期間満了時にリース物件を再販市場で売却し、キャピタルゲインの獲得を追求する金融商品である。

調査結果サマリー

◆ JOLの市場規模は2016年度3,710億円、2017年度は4,109億円と拡大の見込み
航空機分野を中心に商品の組成が進み、船舶、コンテナ分野でも堅調に推移した。依然として投資家需要は旺盛で、2016年度の市場規模は投資家の出資金総額ベースで前年度比19.1%増と拡大した。2017年度の市場規模は、船舶とコンテナ分野での市況を勘案した慎重な組成が予測されるが、航空機分野でのLCC(格安航空会社)の台頭や中東やアフリカなどの航空会社の組成の増加によって、4,109億円と更なる拡大を見込む。


◆ JOL組成件数は2016年度232件、旺盛な投資家需要を背景に2017年度は288件の見込み
不動産投資の代替投資、事業承継などの新たな投資家需要もあり、2016年度は232件となった。2017年度は、航空機分野での組成が更に増加し288件を見込む。


◆ 2016年度のJOL商品分野別構成比は、航空機77%、船舶14%、コンテナ9%
2016年度の商品分野別構成比は、航空機分野とコンテナ分野が拡大し、船舶分野は縮小した。今後は、船舶及びコンテナ分野の構成比は若干縮小傾向にあり各々10%前後で推移し、航空機分野を中心とした構成比に大きな変化はないと予測する。


◆ 今後も航空機分野を中心にJOL市場の拡大基調を予測
海外の海運会社の経営破たんや国内の船舶分野の市場動向に注視する状態が続いているなか、航空機分野では、一部に投資期間の短縮化や投資単価の低減化など商品性が多様化し、新たに組成する航空会社も地域的な広がりを見せている。依然、航空機分野での旺盛な投資家需要に支えられ、2018年度の市場規模は投資家の出資金総額ベースで4,605億円、同組成件数345件と拡大基調を予測する。

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