2017年07月11日

プレスリリース
高効率熱交換器市場に関する調査を実施(2017年)
~水素関連や未利用熱活用などの新たな用途開発が持続的な事業展開のカギに~

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の高効率熱交換器市場の調査を実施した。

1.調査期間:2017年4月~6月
2.調査対象:国内の熱交換器メーカー、エンジニアリング会社、材料メーカー、金属加工メーカーなど
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mail によるヒアリング、ならびに文献調査併用

<高効率熱交換器市場とは>
 本調査における高効率熱交換器市場規模は、プラントや工場などに熱交換器を単独で設置・使用する用途と、空調機器や給湯機器などに熱交換器を搭載して使用する用途の双方を対象として算出した。なお、自動車用ラジエーターなど自動車分野で使用される熱交換器については対象外としている。

調査結果サマリー

◆2016年度の国内の高効率熱交換器市場規模は前年度比97.7%の725億4,000万円
 2016年度の国内の高効率熱交換器市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比97.7%の725億4,000万円であった。化学や石油精製プラントなどの主要需要分野において、老朽化した設備の更新や既存設備の改修などの更新需要は堅調なものの、新規の設備投資の動きが鈍い。そのため、市場規模は750億円前後の水準で推移している。

◆新たな用途開発に伴い、水素関連や未利用熱活用などの新規用途分野で市場が拡大
 主要な熱交換器メーカーでは、新たな顧客の開拓に向けて用途開発の動きが活発化している。その中で、バイオマス発電関連設備の温度調節器や蒸気復水器、低温物流を支える小売店舗のショーケースや冷凍車などへの利用が進み、電力・エネルギー分野や冷凍・冷蔵分野における販売実績が増加傾向にある。一方で、水素ステーションや未利用熱活用などに必要な設備等の新しい需要分野でも、新規プレイヤーの参入もあり、市場規模が拡大基調となっている。

◆2020年度の国内の高効率熱交換機市場規模は787億1,000万円に達すると予測
 2020年度までは、老朽化した設備の更新需要や都市部再開発プロジェクトによる施設建設などを背景に、高効率熱交換器は底堅い需要が見込まれる。同時に、水素ステーション向けなど新たな分野の市場が拡大する見通しで、2020年度の国内の高効率熱交換器市場規模(メーカー出荷金額ベース)は787億1,000万円に達すると予測する。

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この調査結果掲載の資料

資料名: 「2017年版 高効率熱交換器市場の現状と将来展望」

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