2017年07月14日

プレスリリース
パワーモジュールの世界市場に関する調査を実施(2017年)
~環境規制・省エネルギー化の影響を受けて2020年の市場規模は2億個を突破~

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にてパワーモジュールの世界市場について調査を実施した。

1.調査期間:2017年2月~5月
2.調査対象:パワー半導体メーカー、パワーエレクトロニクス機器メーカー等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

<パワーモジュールとは>
パワーモジュールとは産業機器や新エネルギー、自動車、鉄道などで使われており、搭載機器のインバータ/コンバータ回路に必要である。回路構成に応じて様々な製品種類があり、モジュールの仕様(耐圧/電流値、サイズ、実装されるパワー半導体の数)も異なる。
本調査におけるパワーモジュールとはIGBTモジュール、IPM(Intelligent Power Module)、MOSFETモジュールを含んだものとする。なおIGBTモジュールは電力変換で使われるパワー半導体のIGBTとダイオードを複数個実装し、専用ケースに封入したもの(MOSFETを実装する場合はMOSFETモジュール)であり、また、IGBTモジュールに過電流や過熱などの保護回路を内蔵したものをIPM(Intelligent Power Module)と呼ぶ。

調査結果サマリー

◆ 2017年のパワーモジュール世界市場規模は40億9,000万ドルを予測
2017年のパワーモジュール世界市場規模は前年比8.5%増の40億9,000万ドル(メーカー出荷金額ベース)になると予測する。2015年後半からの需要低迷が2016年前半も継続していたが、2016年後半から2017年にかけて回復基調に転じた。2017年前半が好調であることから、通年で見るとプラス成長になる可能性が高いものと考える。


◆ パワーモジュール世界市場規模は2015年から2020年までの年平均成長率(CAGR)9.1%で推移し、2020年には58億4,000万ドルの成長を予測
パワーモジュールの世界市場規模は2015年から2020年までの年平均成長率(CAGR)9.1%で推移し、2020年には58億4,000万ドルに達すると予測する。2017年より増加基調となり、2018年からは前年比2桁の増加で市場は拡大する。特に環境規制・低燃費を追い風にPHV、EVの販売台数拡大が見込める自動車分野、新興国市場における普及拡大が進む白物家電分野が市場を牽引するとみる。


◆ 2020年におけるパワーモジュールの世界需要規模は2億1,056万2,000個を予測
2020年におけるパワーモジュールの世界需要規模は、数量ベースで2億1,056万2,000個を予測する。主要需要分野の好調さを背景に、2020年におけるパワーモジュールの世界需要規模は2015年の1億2,578万9,000個から大きく成長すると予測する。

※プレスリリース全文(PDF)

※プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

この調査結果掲載の資料

資料名: 「拡大するパワーモジュールの最新動向と将来展望 2017」

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