2017年08月02日

プレスリリース
新エネルギー用パワーコンディショナー市場に関する調査を実施(2017年)

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の新エネルギー用パワーコンディショナー市場の調査を実施した。

1.調査期間:2017年4月~7月
2.調査対象:国内のパワーコンディショナーメーカーやその販売元企業、関連団体等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

<新エネルギー用パワーコンディショナー市場とは>
 本調査における新エネルギー用パワーコンディショナー(Power Conditioning System:PCS)とは、太陽光発電や風力発電、燃料電池、蓄電池向けの新エネルギー発電システム(住宅用および産業用)に用いられるものを指し、市場規模にはメーカーから直接海外に販売(輸出)されるものは含んでいない。また、PCS本体を対象とし、周辺部品や据付工事費、メンテナンス代等は除いている。

調査結果サマリー

◆2016年度の新エネルギー用パワーコンディショナー市場は前年度比28.3%減の1,284億6,500万円
 2016年度の国内の新エネルギー用パワーコンディショナー市場規模(メーカー出荷金額ベース)は前年度比28.3%減の1,284億6,500万円と前年度実績を大きく下回る結果となった。市場規模は縮小へと転じており、2017年度の同市場規模は同0.8%減の1,273億9,000万円と微減にとどまる見込みである。

◆低価格化ニーズが強まり、中型パワーコンディショナーの多数台連系の採用が増える見込み
 高圧や特別高圧の太陽光発電システム向けの100kW以上帯の大型パワーコンディショナーは、メガソーラーの需要が減るとともに、FIT買取価格の低下による低価格化ニーズが強まることで、10~100kW未満帯の中型パワーコンディショナーによる多数台連系への代替傾向が進むと考える。

◆2020年度の新エネルギー用パワーコンディショナー市場は630億円に減少すると予測
 FIT需要に依存する新エネルギー用パワーコンディショナー市場は、これまで拡大を牽引してきた産業向け太陽光発電システムの需要が先細り、2018年度以降も減少傾向になる見込みである。住宅用途のパワーコンディショナーは2019年度頃からFITの10年間の固定価格買取期間を終えて代替需要が期待できるものの、住宅用途のみでは全体市場をカバー出来ず、2020年度の新エネルギー用パワーコンディショナー市場規模(メーカー出荷金額ベース)は630億円に減少すると予測する。

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この調査結果掲載の資料

資料名: 「2017 新エネルギー用パワーコンディショナー市場」

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