2017年10月25日

プレスリリース
人材ビジネス市場に関する調査を実施(2017年)

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内人材ビジネス市場の調査を実施した。

1.調査期間:2017年7月~9月
2.調査対象:オフィスワークを中心とした人材派遣事業者、ホワイトカラー職種の人材紹介事業者、再就職支援事業者、技術者派遣ビジネス事業者、営業・販売支援ビジネス事業者、求人情報サービス事業者、製造派遣・請負ビジネス事業者、医療人材サービス事業者等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、郵送によるヒアリング、ならびに文献調査併用

<人材ビジネス市場とは>
本調査における人材ビジネス市場とは、一般労働者派遣業(人材派遣業)、人材紹介業、再就職支援業、技術者派遣ビジネス、営業・販売支援人材ビジネス、求人情報サービス、製造派遣・請負ビジネス、医療人材サービスの8分野を対象とするが、ここでは調査対象のうち、一般労働者派遣業(人材派遣業)、人材紹介業、技術者派遣ビジネスの3分野を取り上げ、分析する。なお、「人材派遣業」の2015年度実績値までは厚生労働省の平成27年度労働者派遣事業報告書のうち、「一般労働者派遣事業」の売上高より引用している。

調査結果サマリー

◆ 2016年度の人材派遣業市場は前年度比108.8%の4兆3,898億円のプラス成長
2016年度の人材派遣業市場規模は、前年度比108.8%の4兆3,898億円であった。主力の一般事務派遣は、売り手市場下にある他の職種と異なり、有効求人倍率が1倍を切った状況にあるが、働き方改革に伴う特需(正社員の長時間労働を是正する目的から、派遣を活用する動きが活発化)が市場拡大をけん引、伸び率も前年度を上回った。2017年度もこの勢いが続くとみて、同市場規模を前年度比108.0%の4兆7,400億円と予測する。


◆ 2016年度の人材紹介業市場は前年度比109.5%の2,300億円、やや伸長率鈍化も
2016年度の人材紹介業市場規模は、前年度比109.5%の2,300億円であった。求人需要の拡大、紹介手数料単価の上昇継続によりプラス成長を確保したものの、人材確保難の影響から、伸び率は僅かに鈍化した。旺盛な人材紹介需要は2017年度も継続していることから、同市場規模は前年度比108.7%の2,500億円と、2016年度と同水準の伸長率を確保すると予測する。


◆ 2016年度の技術者派遣ビジネス市場は前年度比112.0%の6,865億円と2桁成長を維持
2016年度の技術者派遣ビジネス市場規模は、前年度比112.0%の6,865億円であった。賃金水準が高く、高度な開発工程を担えるハイエンド領域の人材難が続いているものの、ITやソフト系のサービス需要増によりミドルクラスの領域まで裾野が拡大したことで、2桁成長を維持している。2017年度の市場規模は、前年度と同様の傾向がみられることから前年度比112.2%の7,700億円を予測する。

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この調査結果掲載の資料

資料名: 「人材ビジネスの現状と展望 2017年版」

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