定期刊行物

ヤノニュース

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昭和33年の創刊以来、百貨店、ショッピングセンター、各種小売業の調査・分析や、アパレル、ファッション、ジュエリー・アクセサリー、スポーツなどを中心に注目企業、成長市場を網羅した月刊調査レポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約90~100ページ
  • 商品形態:PDFファイル
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):79,200円(税込) 本体価格 72,000円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

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ヤノニュース 2014年3月号

 トピックス 

商業施設分析
●国内最大級「あべのハルカス」~グランドオープン

株式会社近鉄百貨店は2014年3月7日に、同社の旗艦店「あべのハルカス近鉄本店」をグランドオープンした。昨年はウイング館の部分オープンもあった同店。今回のグランドオープンにより、国内最大級の店舗面積10万㎡の百貨店が完成した。

あべのハルカスが立地する近鉄大阪阿部野橋駅・JR天王寺駅周辺は、大阪市内有数のターミナル駅でありながら、学校や住宅が立ち並ぶエリアである。
近鉄線は大阪市内・府内から奈良県・三重県を結ぶ広域路線であり、近鉄阿部野橋駅は1日あたり乗降客数が約16万人である。また、JR天王寺駅は、大阪環状線や関西本線、阪和線の駅で大阪市内や奈良、和歌山方面をつなぐ路線のターミナル駅であり、1日あたり乗車人員(降車は含まず)が約13.5万人。このように、多くの人が行き交うターミナル駅でありながら、大型商業施設は駅と駅周辺に密集し、その周囲は古くからの住宅街となっている。

大阪の消費傾向として「安く見えない低価格品をいかに選ぶか」という基準がある。もちろん、プレミアムブランドを好む消費者も多い。それは全国共通のものであるが、好まれるデザインは東京とは少々異なったテイストのものが多い。そのため「東京で人気の商品・ブランド」や「東京流の売り方」を大阪向けカスタマイズ無しに持ち込むと、大阪の消費者にとって魅力ある商品とは認識され難い。その点、大阪エリアで高級品を買う場所(=百貨店)として定着し、長年“地域一番店”として君臨する「阪急うめだ本店」は地元企業であるため、同エリアの消費者が求めるテイストや商品を熟知している。

その他、好調なのは「あべのハルカス」と隣接した場所にある専門店集積型の大型商業施設「あべのキューズモール」である。同館はカジュアル衣料や食料品など、日常生活に密着した商品や店舗を充実させ、地域住民や駅利用者などのリピーターを獲得している。
あべのハルカスは、百貨店でもあり、百貨店と専門店の業態融合でもあり、コミュニティ機能も持っている。うめだ阪急も全面改装を終え、コミュニティ機能を強めた。その点では、2店ともに類似した戦略を取っていると言える。

 内容目次 

●商圏調査分析
注目商業施設の来店客評価調査(62)
 (4~15ページ)
《調査対象施設:イオンモールつくば》
今回は、2013年3月15日、茨城県つくば市にオープンした大型ショッピングセンター「イオンモールつくば」を調査対象とした。
注目商業施設の来店客評価調査の概要/今回の調査概要/今回の調査モニタ/イオンモールつくばの施設概要/今回の調査の設問内容/調査結果のダイジェスト/イオンモールつくば 調査結果のポイント

●商業施設分析
複合型商業施設の概況(164)
 (16~23ページ)
事例273:あべのハルカス(グランドオープン)
株式会社近鉄百貨店は2014年3月7日に、同社の旗艦店「あべのハルカス近鉄本店」をグランドオープンした。昨年はウイング館の部分オープンもあった同店。今回のグランドオープンにより、国内最大級の店舗面積10万㎡の百貨店が完成した。
商圏・立地/施設概況

●注目企業分析
株式会社ヨシノコーポレーション 
(24~26ページ)
和の総合レンタルに挑戦。2015年に50店舗、売上高20億円を目指す
沿革/事業戦略および今後の展開方針

●業界レポート
①ファッション・流通業界のM&A動向
 (27~29ページ)

②ブライダル上場企業2社の動向(2) (30~44ページ)
エスクリは好業績を継続し4店舗の開業予定をリリース、ノバレーゼは2桁成長の増収増益へと好転
1.株式会社エスクリ 2.株式会社ノバレーゼ

③泥洗顔料市場の概況 (45~51ページ)

④2011年度より再び増加トレンドに転じた時間貸駐車場機器市場 (52~63ページ)

⑤オムニチャネルの現状と展望(2) (64~71ページ)
オムニチャネルの本質は顧客と価値の最大化
1.流通業の経営課題とO2O、オムニチャネル取組み状況まとめ

⑥消費税率引上げと中古車買取市場 (72~75ページ)

●スポーツネットワークデータ〔2013年11月期〕 (76~81ページ)
スポーツシューズブランドシェア動向
市場動向/ブランド・モデル動向(当月の数量ベースにおけるブランドシェア)/上位モデル
  ・ランニングシューズ  ・サッカーシューズ  ・バスケットボールシューズ
  ・テニスシューズ  ・フィットネスシューズ

●商圏リサーチ (82~91ページ)
全国政令指定都市のエリア・マーケティング(10)広島市
~商圏調査にみる地域特性の基礎データ~
【広島市の概要】
(1)広島市の人口・世帯の状況(市区別人口、年齢別人口)
(2)広島市鉄道利用及び道路交通状況
  ①鉄道利用の状況など ②道路交通、その他運輸の状況
(3)商業及び商業集積地の状況
(4)広島市の主な市街地整備事業 等

[データファイル]
月次データファイル (92~102ページ)

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