モーニングCROSS週間ランキング18.2.26 – 18.3.2
週間ランキング
9日に開幕した平昌五輪は25日、江原道・平昌オリンピックスタジアムで閉会式を行い、17日間に渡って繰り広げられた熱戦に幕を下ろしました。冬季五輪では過去最大規模となる92の国と地域から約2920人の選手が参加した大会となりました。閉会式には韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領、アメリカのトランプ大統領の長女、イバンカ大統領補佐官らのアメリカ代表団や北朝鮮高官代表団などが出席。日本選手団は、旗手をスピードスケート女子500メートル金メダリストで主将の小平奈緒選手が務め、銅メダルを獲得したカーリング女子チーム、フィギュアスケート男子で2大会連続で金メダルを獲得した羽生結弦選手らが晴れやかな笑顔で姿を見せていました。日本金4個、銀5個、銅4個と史上最多の13個を獲得するメダルラッシュに沸いた大会となりました。
今週のニュースランキングは以下となります。
順位
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ニュースグループ
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クチコミ数
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---|---|---|
1位
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東京五輪 マスコット決定 |
45,241
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2位
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来年度予算案 可決 |
31,069
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3位
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朴前大統領 懲役30年求刑 |
30,470
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4位
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伊調馨 パワハラ告発 |
27,595
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5位
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平昌五輪 閉会式 |
25,103
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6位
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左とん平 死去 |
24,079
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7位
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中央道暴走 235キロ |
20,157
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8位
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春の嵐 関東 |
19,964
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9位
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女性専用車両 反対派 |
14,442
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10位
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中国国家主席 任期 |
13,672
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未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント
■中間層の月額基本給、前年割れ。成長の恩恵はどこに?
厚労省は28日、2017年の「賃金構造基本統計調査」を発表した。男性の月額賃金は335.5千円(43.3歳、勤続年数13.5年)、女性が同246.1千円(41.1歳、同9.4年)となった。
雇用形態別の前年比は男性が正社員で▲0.2%、正社員以外が▲0.4%、一方、女性は正社員、正社員以外ともに+0.6%、企業規模別では大企業が▲0.4%、中企業は▲0.6%、小企業が+0.9%となった。また、35歳以上の男性は正社員・正社員以外のいずれもほぼすべての年齢層※で前年を下回った。
※60-64歳の正社員のみ前年比プラス(+2.1%)
人手不足が深刻化する中、若者、女性、従業員99人未満の小企業など、賃金がそもそも低い層に対してささやかな待遇改善が行われる一方で、中堅企業や大企業が中高年男性の賃金抑制をはかっている構図が浮かんでくる。
こうした状況は所謂「トリクルダウン効果」が目指した好循環とはまったく異なる様相を呈していると言え、3%の賃上げという政治の掛け声が空しい。
2017年の家計消費支出(二人以上の世帯)は4年連続で実質減少となった。年金保険料のアップなど給与所得者の可処分所得が押さえつけられる中、消費税率の引き上げ、更には高額給与所得者に対する増税が控える。“分厚い中流層”の再生は更に遠のく。
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