モーニングCROSS週間ランキング18.7.30 – 18.8.3
週間ランキング
2020年東京五輪・パラリンピック開幕まで残り2年を切り、マスコットの名前や競技日程、チケットの価格帯が決定し、9月にはボランティアの募集が開始するなど、運営面の準備が本格化し、徐々に大会までの盛り上がりを見せています。
また、先月30日には福島県で開催中の大会組織委員会理事会にて、開閉会式演出の総合統括責任者に狂言師の野村萬斎さん(52)が就任することが決まり、五輪は「ALWAYS 三丁目の夕日」などの映画監督である山崎貴さん(54)、パラリンピックはCMクリエイティブディレクターの佐々木宏さん(63)が統括することになりました。
開会式では「和」を世界に、震災からの復興を世界に発信する狙いあり、野村さんは「才能を結集させ、機知に富んだ式典にするため尽力していく」とコメントしました。
今週のニュースランキングは以下となります。
順位
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ニュースグループ
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クチコミ数
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1位
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菅野完 逮捕状 |
58,865
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2位
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安田純平 新映像 |
42,115
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3位
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東京五輪 ボランティア |
39,019
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4位
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台風12号 西日本 |
33,820
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5位
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ラオス ダム決壊 |
29,994
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6位
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北朝鮮 ミサイル |
27,776
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7位
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東京医大 女子受験者 |
24,868
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8位
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日本ボクシング連盟 見解 |
21,931
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9位
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甲子園 組み合わせ |
18,316
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10位
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シャイニングマンデー 批判 |
16,918
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未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント
■出口の見えない金融政策、物価目標+2%の達成は依然遠い
31日、日銀は、0%程度とした長期金利の誘導目標について従来比で2倍、0.2%程度までの変動を容認すると発表した。あわせて、将来の金融政策を予告する“フォワードガイダンス”を導入、「当面は超低金利政策を維持する」ことをコミットした。一方、消費者物価については2018年度の見通しを前回4月の+1.3%から+1.1%へ引き下げるとともに2019年度と2020年度の見通しもそれぞれ+1.5%、+1.6%へ下方修正した。
金融政策の今回の変更は、長期にわたって続く国債や上場信託(ETF)の大量買い入れと超低金利のよる“副作用”への配慮を示すことで現行政策を長期的に維持することが狙い、と解説される。何とも分かり難いが、要するに「2013年4月、日銀は“黒田バズーカ”による異次元緩和をスタート、2%のインフレ目標を2年程度で達成すると公約した。しかし、5年経った今、2020年度の達成すら難しい情勢だ。一体、いつになるのか分からない。副作用への手は打った。だから、見通しが立つまでこの政策を続ける」ということだ。
量的緩和はリーマンショック後の緊急措置であった。米国は既に政策金利の引き上げに転じ、欧州も年内には量的緩和を打ち切る。黒田氏は会見で「金利は経済・物価情勢等に応じてある程度上下するもの」と語り、変動への柔軟性を容認した。しかし、政策の本質は変わらないし、そもそも金融による対処療法だけで好循環は生まれない。市場原理を恣意的に歪め続けることに対する懸念が期待効果を上回りつつある中、日本は危機対応からの出口を見失いつつある。
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