モーニングCROSS週間ランキング18.9.24 – 18.9.28
週間ランキング
25日、大相撲の貴乃花親方(46)が都内で会見を開き、日本相撲協会に退職届を提出したことを明らかにしました。その理由について、弟子の貴ノ岩に対する元横綱・日馬富士の傷害事件を巡り、内閣府へ提出した告発状の内容が認められなかったことを挙げ、「事実無根と認めないと親方を廃業せざるを得ないという要請を受け続けた」と述べ、「真実を曲げることは私にはできません」と断腸の思いであることを語りました。日本相撲協会は10月1日に臨時の理事会を開く方針を明らかにしています。
貴乃花親方が引退という覚悟を持って決断したこの問題、相撲界だけでなく、さまざまな形で明るみとなった一連のパワハラ問題や企業不祥事のあり方などにも結び付く重要な問題ではないでしょうか。
今週のニュースランキングは以下となります。
順位
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ニュースグループ
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クチコミ数
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1位
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貴乃花親方 退職届 |
97,189
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2位
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沖縄知事選 |
57,058
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3位
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国連 防弾少年団 |
30,641
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4位
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拉致問題 国民大集会 |
29,397
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5位
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新潮45 休刊 |
16,510
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6位
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被災地 液体ミルク |
15,260
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7位
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台風24号 猛烈な勢力 |
15,074
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8位
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対中制裁第3弾 発動 |
13,953
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9位
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こうのとり 打ち上げ成功 |
13,773
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10位
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吉澤ひとみ被告 保釈 |
12,957
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未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント
■国連総会、米の孤立、鮮明に。日米は2国間物品貿易協定(TAG)に向けて協議スタート
5月、米国はイラン核合意から一方的に離脱、対イラン経済制裁を再開、11月には原油を対象とする第2弾の制裁を発動する。こうした中、24日、EUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は「イランとの貿易を継続、促進するための特別目的事業体(SPV)を設立する」と発表した。イランとの貿易を合法的に行なえる体制をEU内に整えることで、核合意に関する国際的な枠組みを維持する。イランのザリフ外相も同席した会見で、同氏は「SPVは欧州の企業だけでなく他の国々にも開かれるだろう」と発言、米国と一線を画すEUの姿勢を明確にした。
翌25日、トランプ氏は国連総会で「グローバリズムの拒絶」、「米国第一主義の推進」、「貿易不均衡の是正」を明言するとともに、“歴代大統領より多くの成果を成し遂げた”と自賛した。会場からは失笑も漏れたが、トランプ氏の自国至上主義と国際社会を軽視する姿勢への懸念と反発が目立った。とりわけ、中国、ロシア、中東、欧州との対立が顕在化、仏のマクロン大統領は「我々の価値の普遍性を攻撃するために、国家主権を利用すべきではない。そのような国家主義者に主権の理念を委ねることはない。我々は強者の掟を信じない」と言い切った。
トランプ氏はその前日、対中制裁関税の第3弾を発動、中国からの輸入品2000億ドル分に10%の追加関税を課した。中国も600億ドル分の米国製品を対象に直ちに報復関税でこれに応じた。米中貿易戦争は中国をして「首にナイフを突きつけられている」(王受文商務次官)と言わしめる段階まで来た。
今度は日本が矢面に立つ。体裁はTAGである。しかし、交渉の土台とすべきは主権国家としての普遍的な価値そのものである。
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