モーニングCROSS週間ランキング18.10.22 – 18.10.26
週間ランキング
24日、日本政府はトルコ南部アンタキヤ(シリアとの国境付近)の入国管理施設に保護された男性をジャーナリストの安田純平さん(44)本人と確認したと発表しました。河野太郎外相は「安田さんの無事を確認した。非常に喜ばしい。」と記者団に語り、在トルコ日本大使館職員が入国管理施設で面会し身元を確認し、「健康状態も一見するといいようだ。」と述べました。
安田さんは、2015年6月に内戦中のシリアを取材中に行方不明となっていました。
今週のニュースランキングは以下となります。
順位
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ニュースグループ
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クチコミ数
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1位
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安田純平 解放 |
72,648
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2位
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プロ野球 ドラフト会議 |
50,308
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3位
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臨時国会 所信表明演説 |
45,247
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4位
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経団連会長 パソコン |
41,062
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5位
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対中ODA 終了 |
29,075
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6位
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韓国国会議員 竹島上陸 |
26,876
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7位
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台湾 列車脱線 |
22,568
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8位
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北海道 ふっこう割 |
21,252
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9位
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辻谷耕史 死去 |
15,170
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10位
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台風26号 発生 |
14,010
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未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント
■外国人労働者問題、やがて来る社会の分断を避けるためのセーフティネットを
第197回臨時国会は外国人労働者の受け入れ拡大の是非が重要な論点の一つとなる。外国人労働者は昨年時点で既に雇用者の2%、128万人を越えている。高度人材の確保、人手不足の補完の両面において“開かれた雇用”への流れは必然である。一方、それに伴う新たな摩擦や差別の発生もまた必然である。
オーウェン・ジョーンズ氏の著書「チャヴ(CHAVS)」(依田卓巳訳、海と月社)に描かれた英国の現実は、外国人や移民に対する排斥がやがて社会の内側へ向かうことを示唆する。チャヴとは、向上心がなく、性にだらしなく、粗暴で、排外主義的で、アルコールや薬物に依存した白人下層階級の蔑称であり、製造業の衰退、規制緩和、民営化、緊縮財政といったサッチャー氏以降の構造改革に置き去りにされた人々を指す。
そして、彼らがそこから抜け出せない原因はまさに本人の向上心の無さ、つまり、本人の行動の結果であるとの認識が社会全体で共有されてゆく。貧困や失業といった社会問題が“自己責任”の問題に置き換わったということだ。
日本国内の就業における日本人の競争優位は日本語能力にある。しかし、その優位はバイリンガル、トリリンガルの外国人に容易に奪われるだろう。
「最下層の人々を劣等視することは、いつの時代にあっても、不平等社会を正当化するもっとも便利な手段」とジョーンズ氏は指摘する。外国人と最下層という二重の分断を避けるためにも少なくとも3世代先の日本を構想し、準備する必要がある。
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