モーニングCROSS週間ランキング19.1.7 – 19.1.11

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2019年1月11日 | ランキング

週間ランキング

オリンピックで三連覇を果たしたレスリング女子の金メダリスト、吉田沙保里選手(36)が8日、自身のツイッターで「33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました」と現役引退することを表明しました。
三重県出身の吉田選手は、父栄勝さんの指導で3歳からレスリングを始め、オリンピックの正式種目となった2004年アテネ大会から、08年北京大会、12年ロンドン大会と三連覇。世界選手権では13連覇を成し遂げ、12年には国民栄誉賞を受賞しました。
10日に行われた記者会見では引退の理由について「レスリングは全てやり尽くしたという思いが強く、引退することを決断いたしました」と語り、今後は後進の指導にあたると話しました。
今週のニュースランキングは以下となります。
 

順位
ニュースグループ
クチコミ数
1位
部分日食 3年ぶり
98,756
2位
レーダー照射 波長データ
88,384
3位
辺野古 署名
82,849
4位
前澤友作 リツイート数
76,810
5位
吉田沙保里 引退
54,050
6位
山口真帆 暴行被害
41,480
7位
徴用工問題 安倍首相
25,198
8位
ゴーン容疑者 出廷
23,640
9位
宝島社 新聞広告
19,058
10位
記憶 回復
17,539

未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント

■トヨタ、開発中の運転支援システムを公開へ。KFSは“開く”と“拓く”

1月7日、トヨタは世界最大のIT見本市CESに合わせた記者会見で、開発中の安全運転支援システム「ガーディアン」を外販すると発表した。「ガーディアン」は自動運転分野におけるトヨタの中核技術の一つで、危険を関知するとシステムがドライバーから運転を引き継ぎ事故の発生を防ぐ。別の自動運転システムの誤判断を補正することも想定されており、「ガーディアン」を搭載することでより高度な安全システムが実現できるという。

自動運転の開発競争は大手自動車からGAFAやBAT、ITベンチャーに至るまで、国境や業界を越えて熾烈化している。そうした中、“後発”と評されてきたトヨタはソフトバンクグループやウーバーテクノロジーズと相次いで提携、巻き返しをはかるとともに、「ガーディアン」の外販で標準化競争におけるプレゼンスの拡大を目指す。

メーカーが開発途上にある中核技術の公開に踏み切るのは異例である。一方、大手ITもすぐに追随してくるだろう。そもそもシステムの外販は彼らの得意分野だ。OSを押さえることで市場を寡占化し、情報を占有するノウハウはプラットフォーマーたちの独壇場であり、PCがそうであったように“ものづくり”は急速にコモディティ化するはずだ。それでも自動車産業、すなわち、未来のモビリティ産業を生き残るためにはトヨタ自身が情報サービスベンダーとしての可能性を主導し、開拓しなければならない。「100年に一度の大変革期」とトップが語ったトヨタの危機感と可能性がここにある。

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