モーニングCROSS週間ランキング19.2.4 – 19.2.8
週間ランキング
厚生労働省の基幹統計「賃金構造基本統計」で、調査において不正が行われた問題で、厚労省は、担当部署が平成18年には不正調査を把握していたことを明らかにしました。
賃金構造統計の不正を巡っては、対象となる80,000か所の事業所を調査員が訪問し、調査票の配布・回収を実施することになっていたが、ほぼすべてに対して、郵送調査を行っていたことが判明し、総務省が公表していました。
菅官房長官は6日の会見で「行政機関としての基本的な姿勢に大きな問題がある」とし、行政にメスを入れることを強調。検証については総務省が引き継ぐとしました。
この問題においては、引き続き動向を注視する必要がありそうです。
今週のニュースランキングは以下となります。
順位
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ニュースグループ
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クチコミ数
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1位
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戦艦比叡 発見 |
70,278
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2位
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辻元清美 外国人献金 |
55,514
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3位
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賃金統計不正 総務省 |
47,564
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4位
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安倍首相 森羅万象 |
27,289
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5位
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小4女児死亡 母親逮捕 |
25,389
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6位
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くら寿司 不適切動画 |
22,265
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7位
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恵方巻き 廃棄 |
22,179
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8位
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豚コレラ 殺処分 |
21,882
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9位
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たばこ購入年齢 ハワイ |
21,287
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10位
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関西生コン支部 16人逮捕 |
19,786
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未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント
■合意なき離脱へ、リスク高まる。企業の英国離れが加速
3日、日産は欧州向けSUVの次期モデルの生産工場を英サンダーランド工場から国内(九州工場)へ移管すると発表した。
BMW、ジャガー・ランドローバーなど自動車勢は既に一定期間の操業中止を決定済だ。製薬メーカーも不測の事態に備え医薬品の在庫を積み増す。英バークレイズ銀行は24兆円にのぼる顧客資産をアイルランドに移すと発表、英仏海峡フェリーを運航するP&Oは全船籍を英国からキプロスに変更する。ソニーもオランダに新会社を設立、3月29日付けで欧州本社機能を移管すると発表した。
従来、多くの企業は最悪のシナリオを想定しつつも、2年間の移行期間が与えられる「合意あり」に軸足を置いた対応を準備してきた。しかし、政府と強硬派の対立が先鋭化、合意なき離脱へのリスクが高まりつつある中、1月15日、英議会は政府がEUと合意した離脱協定を否決、これを機に企業は「合意なし」を見据えたオプションに一挙にシフトする。企業は既に動きだした事業計画を簡単には変更しない。一時は“自立”に浮かれた離脱支持者もここへ来て“現実の影響”を受け止めはじめた。混乱回避に向けての流れが英国内で醸成されるか、ここが鍵だ。
政府案を否決する一方でメイ氏への不信任を可決することができない英議会の内弁慶ぶり、それをまとめきれないメイ氏の指導力、いずれにせよもはや一刻の猶予もない状況にあってようやく議会も修正案に同意した。7日、メイ氏はこれをもってEUとの交渉に臨む。とは言え、EU側は「再交渉は受け入れない」との姿勢を変えていない。唯一残された安全策は政治決着による「離脱時期の延期」か。
昨年、EUとの交渉期限が迫った頃、シェイクスピアの「There is nothing either good or bad, but thinking makes it so.」を本稿に引用させていただいた。今、贈るならこの言葉だろう。「I have to embrace something which can’t be avoided.」。
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