プレスリリース

20150710
化粧品受託製造市場に関する調査結果2015

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内における化粧品受託製造市場の調査を実施した。

1.調査期間:2015年4月~6月
2.調査対象:化粧品受託製造事業者、化粧品ブランドメーカー等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、郵送アンケート調査ならびに文献調査併用

<化粧品受託製造市場とは>
 本調査における化粧品受託製造市場とは、化粧品ブランドメーカーや小売業者から委託され、スキンケアやメイクアップ、ヘアケア、その他化粧品を製造する市場を指し、化粧品受託製造事業者の売上高ベースで市場規模を算出した。

調査結果サマリー

◆2014年度の化粧品受託製造市場規模は、前年度比103.7%の2,277億円
 2014年度の国内化粧品受託製造の市場規模は、前年度比103.7%の2,277億円(事業者売上高ベース)となった。化粧品受託製造市場が順調に拡大している要因としては、化粧品ブランドメーカーの製造のアウトソーシング化や異業種企業の化粧品市場への新規参入が続いていることが挙げられる。

◆ヘアケア・スキンケアのアウトソーシング化、トータルサービスで市場は拡大基調
 化粧品ブランドメーカーは、大手を中心に生産ラインの整理統合と縮小を進めるとともに、従来の複数ブランドによるマルチカテゴリー化からの脱却を図ることを目的に、化粧品受託製造事業者へのアウトソーシングを更に進めている。メイクアップだけでなく、ヘアケアやスキンケア製品のアウトソーシングを進める化粧品ブランドメーカーもあり、いまや相互依存ともいえる状況になっている。
 また、化粧品ビジネスに異業種から新規参入する多くのファブレスメーカーをサポートする形で、化粧品受託製造事業者が製造から販売政策に至るまでのトータルビジネスパートナーへ進化していくことで、業容が更に拡がりをみせるなど、今後も市場全体としては拡大基調で推移すると考える。
 2015年度の化粧品受託製造市場規模(事業者売上高ベース)は前年度比102.7%の2,338億円、2019年度には2014年度比112.9%の2,570億円になると予測する。


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