プレスリリース

20150917
飲料市場に関する調査結果 2015
~2014年度は5年振りに市場縮小、2015年度はプラスに転じると予測~

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の飲料市場の調査を実施した。

1.調査期間:2015年6月~8月
2.調査対象:飲料メーカー、販売企業等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査併用

<飲料市場とは>
 本調査における飲料市場とは、炭酸飲料やコーヒー飲料、ミネラルウォーター、果汁入り飲料、各種茶系(日本茶、紅茶、ウーロン茶等)飲料、スポーツ・機能性飲料、栄養飲料(エナジードリンク含む)、飲用牛乳類、乳酸菌飲料、豆乳などを対象とした。

調査結果サマリー

◆2014年度における国内の飲料市場は前年度比98.1%の4兆9,350億円と減少、2015年度は前年度比101.2%の4兆9,950億円と拡大を予測
 2014年度における国内の飲料市場は、消費税増税による需要の冷え込みと、最盛期となる夏場の天候不順が大きく影響し、前年度比98.1%の4兆9,350億円(メーカー出荷金額ベース)と5年振りに前年度実績を割り込んだ。カテゴリー別にみると、炭酸飲料を始めとした多くのカテゴリーが前年度を下回る一方で、豆乳や栄養飲料(エナジードリンクを含む)、ミネラルウォーター、日本茶飲料については成長を遂げた。2014年度の縮小要因は消費税増税による消費者心理の冷え込みと夏場の天候不順が主であったため、2015年度における国内の飲料市場規模については再度成長に転じ、同101.2%の4兆9,950億円(メーカー出荷金額ベース)になると予測する。

◆既存カテゴリーでヒット商品は出ずも、トクホ飲料が好調推移、CVSとの共同開発が本格化
 2014年度は国内の飲料市場全体が低迷したこともあり、目立ったヒット商品は出ておらず、飲料メーカー各社とも主力ブランドの維持に軸足をおいた展開であった。その中で、トクホ飲料(特定保健用食品として許可された飲料商品)の無糖茶の提案により、日本茶飲料市場は活性化された。
 また、近年はCVSがPB商品戦略を強化していることから、飲料メーカーがCVS各社と共同開発したダブルネームブランド(コラボ)商品や、各CVSチェーンの限定販売商品も増加傾向となっている。


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