プレスリリース

20151117
バイオ・ヘルスケアベンチャーに関する調査結果 2015

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内のバイオ・ヘルスケアベンチャー企業に関する調査を実施した。

1.調査期間:2015年4月~7月
2.調査対象:バイオ・ヘルスケアベンチャー企業および関連する製薬企業や関連団体等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査、郵送留置法によるアンケート等併用

<バイオ・ヘルスケアベンチャーとは>
本調査におけるバイオ・ヘルスケアベンチャーとは、主に創薬や研究用試薬などの分野で、バイオやヘルスケアに関連した技術を基に設立されたベンチャー企業を指す。事業内容は創薬、医療機器開発、研究用試薬の製造・販売などさまざまであるが、本調査では1990年以前に設立された企業については対象外とした。

調査結果サマリー

◆ 投資環境の好転により活発化するバイオ・ヘルスケアベンチャー業界
現在、日本国内のバイオ・ヘルスケアベンチャーが有する技術の独自性、有用性の高さは、国内外の大手ライフサイエンス企業から業務提携・技術導入の対象として関心を集めている。特に、再生医療関連の研究開発はノーベル賞受賞や規制緩和の影響を受けて活発化しているほか、関連したベンチャーと大手企業の提携、上場が続くなど、近年注目される業界である。


◆ 大手企業や国による共同研究、研究支援の動きが活発化
バイオ・ヘルスケア領域において、複数の国内大手製薬企業がベンチャー企業や大学を対象とした技術提携・技術公募プログラムを採用しており、医学・薬学分野だけでなく化学・工学分野の技術を有するベンチャー企業にも参入の動きが見られる。また、2015年に発足した日本医療研究開発機構(AMED)を筆頭に、国を挙げて再生医療をはじめとした先端医療の発展を推し進めようとする動きも見られており、その中でベンチャー企業が担う役割も存在感を増している。


◆ 2015年7月現在、国内におけるバイオ・ヘルスケアベンチャー企業数は607社と増加傾向に
国内におけるバイオ・ヘルスケアベンチャーの企業数は607社である(2015年7月現在)。
2004年調査時以降、バイオ・ヘルスケアベンチャー企業数は増加傾向で推移している。また、参入企業における事業分野を見ると、最も大きな割合を占めるのは創薬(24.4%)である。


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